2017


★クラブワールドカップ →5位
×準々決勝
○5位決定戦


ACL →アジア王者
☆グループステージ:グループF →グループリーグ突破
○ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(A)1○FCソウル(H)×上海上港(A)○上海上港(H)○ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(A)×FCソウル(A)
☆ラウンド16:×済州ユナイテッド(A)○済州ユナイテッド(H)→延長でベスト8
☆準々決勝:〔監督交代〕→×川崎A○川崎H→通算5:4で準決勝進出
☆準決勝:△上海上港A○上海上港H→決勝進出 ☆決勝:△アル・ヒラルA○アル・ヒラルH→優勝


リーグ戦 ディヴィジョン1 →7位
×横13○セ7○甲4△ガ6○神4○仙2○東1○札1×宮1×鹿2○新1△清3×柏(6)×磐8×鳥9○広8×川8○新8×セ8×札8→〔監督交代〕→△宮8○甲8○東7○清8×柏8△磐8△鳥7○仙7△神7△ガ7○広7○鹿7×川7×横7

天皇杯 →R16で敗退
○2回戦○3回戦→〔監督交代〕→×R16

ルヴァンカップ(J1カップ戦。ACL出場チームはリーグ戦免除) →トーナメント初戦で敗退
☆決勝トーナメント:〔監督交代〕→△準々T△準々U→敗退

ゼロックススーパーカップ(前年リーグ2位として):×鹿島アントラーズ →タイトルを取り損なう
スルガ銀行チャンピオンシップ(前年リーグカップ優勝者として):○シャペコエンセ→優勝〔初の6タイトル獲得者〕
さいたまシティカップ△FCソウル→カップを分け合う
明治生命Jリーグワールドチャレンジ2017×ボルシア・ドルトムント




 2017年はミハエル・ペトロヴィッチ監督の6年目で、優勝狙いとともに世代交代の準備を本格化させた年だったが、運に見放されて敗戦が続いて7月末に監督を解任してコーチの堀を監督とした。
 優勝狙いとしては新潟からワントップができるFWを獲得。世代交代としては、期限付き移籍から3人を復帰させるとともに、若手を4人獲得(1人は期限付き)し、2チームできる状態となった。
Aチーム:西川、森脇、遠藤、槇野、阿部、柏木、関根、宇賀神、李、武藤、興梠
Bチーム:榎本(岩舘、福島)、平川、那須、田村、青木、長澤(伊藤)、駒井、菊池、オナイウ(矢島、梅崎)、高木、ラファエル(ズラタン)
 8月にDFとしてマウリシオを補強。

 ペトロヴィッチ監督指揮下では3−4−2−1が基本布陣で、守備時はSHとIHが下がって5−4−1に、攻撃時はSHとIHが上がり、DHの一人が下がって4−1−5となった。  1トップ候補として、興梠(30)、ラファエル・シルバ(8)、ズラタン(21)。
 2列目(インサイドハーフ)候補に、武藤雄樹(9)、李忠成(20)、高木俊幸(13)、梅崎司(7)、矢島慎也(39)、オナイウ阿道。
 右SH候補として、関根貴大(24)(〜8月)、駒井善成(18)、平川(14)。
 左SH候補として、宇賀神(3)、菊池大介(38)(、関根)。
 CMF候補に、阿部勇樹(22)、柏木(10)、青木拓矢(16)、長澤和輝(15)、伊藤涼太郎(26)(〜9月)。
 DF候補に、遠藤航(6)、那須(4)、槙野智章(5)、森脇(46)、田村友(17)(福岡からレンタル)、マウリシオ(8月〜)、大西翔也(2種)、橋岡大樹(44)〔2種〕。
 GK候補に、西川周作(1)、榎本哲也(25)、岩舘直(23)、福島春樹(28)。

レンタル中:石原(J1仙台)、直輝(J2湘南)、岡本拓也(J2湘南)、茂木力也(J2山形)、斎藤翔太(J2水戸)、伊藤涼太郎〔9月〜〕(J2水戸)。
 堀監督下では、1トップの適性が無く、守備能力と運動量も期待できないが、攻撃性能が高いラファエルと、守備能力が期待できないが、FK能力の高い高木を先発で使うための布陣として、ラファエルを右SHとする4−1−4−1を基本布陣とし、守備時はIHと左SHが下がって4−4−2となり、攻撃時はSBとSHが高い位置を採って2−3−2−3となった。さらに、カットされるようになったノールッキング・フリックパスを抑制させるとともに、パスアンドゴーの励行と壁パスの返しの意識付けを行って攻撃力の確保を図った。

 個人的には、退職直後に1年間だけアウェイにも赴いた結果、公式戦56試合(CWC2試合、ACL14試合、リーグ34試合、オープンカップ(天皇杯)3試合、リーグカップ2試合、スーパーカップ1試合)中43試合(CWC2試合、ACL11試合、リーグ25試合、オープンカップ(天皇杯)3試合、リーグカップ1試合、スーパーカップ1試合)で声援を送ることができた。

02/12 △ さシティ杯 FCソウル 駒場ス 1:1    

 ひさびさのさいたまシティカップは、ACL同組のチームが相手。手の内を見せないことで合意したのか、12人交代可能な変則ルールで、ターンオーバーの可能性を探った。
前半:GK榎本、DF森脇、遠藤、宇賀神、DH阿部、柏木、SH関根(R)、菊池(L)、IH李、武藤、FW興梠。
後半:GK岩舘、DF田村、那須、槇野、DH長澤、青木、SH平川(R)、駒井(L)、IH阿道、矢島、FWズラタン。
〔西川とシルバは回復中〕
前半:右サイドから大きく左に降られてフリーでシュートを打たれ、失点(38) 後半:駒井のクロスが相手に当たってPアーク付近に飛び、長澤がボレー(83)


02/18 × ゼロックス 鹿島ア 日産ス 2:3 →タイトルを取り損なう    

 リーグチャンピオンが天皇杯を制した為に、年間勝ち点1位の浦和が対戦することになったゼロックス・スーパーカップ。
 JIで実績を示した選手を補強した相手に上回られる。
GK西川、DF森脇、遠藤、宇賀神、DH青木、阿部、SH駒井(R)、菊池(L)、IH李、武藤、FWズラタン。Sub:榎本、那須、平川、長澤、関根、矢島、興梠。〔梅崎、高木は回復中〕
横へのドリブルに足をかけてしまって与えたFKを直接に決められて失点(39)→大きく揺さぶられて失点(43)李に替えて興梠(HT)→菊池と駒井を下げて、左STを阿部、左SHを宇賀神とし、ボランチに長澤を、右SHに関根を投入(64)→自ら得たPKを興梠が決める(74)→関根がファーに上げたクロスをズラタンがHS、相手GKが掻き出したボールを武藤がたたき込む(75)→遠藤から西川へのパスをダイレクトでシュートされて失点(83)


02/21 ○ ACLグ1 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ キャンベルタウン・スポーツスタジアム 4:0  1位(+0)  

 新チームの力量を示したという意味で、意義大きい1勝。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、DH青木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、那須、長澤、菊池、矢島、オナイウ、ズラタン。〔梅崎、高木は回復中〕
相手に囲まれた李が、追い越していく興梠へパス、ワンタッチの後シュート(56)→興梠がパスをダイレクトでループパスし、がワンタッチで流し込む(58)→左からのコーナーキックがニアのワンタッチにより、急激に落下としてくるところを槇野がボレーシュート(68)→武藤に替えてラファエル(70)→青木に替えて那須(79)→興梠に替えて矢島(85)→矢島が右を併走するラファエルにパスし、ラファエルがドリブルで前進してシュート(86)


02/25 × J1リ1節 横浜マ 日産ス 2:3  13位(-3)  

 リーグ開幕戦を落とした。スタジアムは相性の悪いものとなった。
GK西川、DF森脇、遠藤、宇賀神、DH青木、阿部、SH駒井(R)、菊池(L)、IH李、武藤、FWズラタン。Sub:榎本、那須、平川、長澤、関根、矢島、興梠。〔梅崎、高木は回復中〕
右サイドで森脇が交わされて突破され、PA外の横パスをダイレクトでミドルシュートされて失点(13)→青木が負傷して駒井をボランチとし、右SHに関根を投入(61)→右サイドを関根が突破してあげたクロスをファーでラファエルが決めた(63)→ロングフィードをラファエルが頭で送ってゴールイン(65)→柏木を下げて駒井をIHとし、ボランチとして那須を投入(73)→右CKをニアであわされて失点(86)→失点(90+2)→パワープレイ体制となり、森脇に代えてズラタン(90+3)


02/28 ○ ACLグ2 FCソウル 埼スタ 5:2  1位(+0)  

 疲れからかミスが出始めた阿部を休ませ、故障が出た柏木もベンチ外だったが、KLMの3人の組み合わせで前半で5点を入れた。
 ポゼッション率が低かったためか、左右のSHは1点ずつ取ったのにフル出場。ボランチに入った駒井の運動量が大きかった。
GK西川、DF森脇、那須、槇野、DH青木、駒井、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、遠藤、長澤、菊池、矢島、ラファエル、ズラタン。
右からのクロスをファーの武藤がヘッドで相手GKの足下にたたきつける(9)→ディフェンスの間に入ったへパスが出てシュート(11)→PAアーク付近で相手にFKを与え、直接たたき込まれて失点(14)→前線で相手を攪乱させる動きから、関根へパスが出てシュート(15)→中央から李が打ったシュートが相手の足に当たって高く上がったところを、宇賀神がダイレクトで当たり損ないのシュート(21)→相手PA内右側でボールを保持しているところから走り込んできた駒井にパスが出てシュート(45)→興梠を下げて李をワントップとし、IHにラファエルを投入(66)→駒井に替えて長澤(75)→李を下げてラファエルをワントップとし、IHとしてズラタンを投入(78)→右サイドを突破され、マイナスのクロスをダイレクトでシュートされて失点(90+2)


03/04 ○ J1リ2節 セ大阪 埼スタ 3:1  7位(-3)  

 開幕戦だが、4万3千人。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、DH青木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、長澤、菊池、矢島、李、ズラタン。
右側に位置した遠藤から斜めのボールがとおり、興梠がスルーして反転し、左へ走り出し、受けた武藤が右側へ移動してミドルシュート(22)→右サイドで武藤がボールを相手ホルダーから奪い取って中央へドリブルし、右足アウトで走り出したラファエルへパス、ラファエルがGKと1対1で放ったシュートを相手GKが右足で弾いてファーへ流れたところを、詰めていた興梠がプッシュ(37)→中盤で相手がダイレクトで展開しようとしたパスが、詰めていった青木に当たり、敵陣方向へ流れたボールに追いついた青木が拾い、DFを背中に開いていたラファエルに通し、ラファエルが詰めてきた相手GKの上を通すシュート(52)→右からのCKをニアで合わされて失点(59)→ラファエルに替えて李(68)→青木に替えて那須(79)→興梠に替えてズラタン(86)


03/10 ○ J1リ3節 ヴ甲府 埼スタ 4:1  4位(-3)  

 前半は、両STを高く上げてサイドに配置して両DHとリベロで最終ラインを構成し、IH・SH・STでサイドを攻めていたが、後半は両STが最終ラインを構成してDHが中央に位置することで、相手の速攻を封じるとともに、SH・DH・STでサイドを攻略していた。
 相手は、前年は降格争いをしていたが、今年の2試合は、前年の上位争いをしていたチームと接戦。今節は、前半30分までは自陣に籠もり、30分過ぎから前線でプレッシャーを掛けて攻勢になり、決定機も2度。後半は疲れたこと、攻撃特化型の選手を投入したことと不運もあり、大差となった。
 レッズとしては、本人も希望していた遠藤ボランチを試せたことが大きく、また、槇野の代役を阿部が務めることができることを確認できた試合でもあった。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、DH青木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、駒井、菊池、矢島、李、ズラタン。
森脇のパスを受けた関根が森脇へ戻してダッシュし森脇の返しスルーパスを受けて関根がゴールライン際まで突進してクロス、相手DFがクリアして浮いたボールを興梠が押し込む(57)→ラファエルが前方の興梠へ、興梠が右サイドを上げってきた関根へパス、関根が左足でクロスして武藤がヘディングシュート(60)→槇野が負傷交代で駒井をボランチで投入し、阿部を左STに(75)→左サイドで相手スローインをヘディングでコーナー方向へ送られ走り込んだ選手にクロスをあげられてファーでフリーでダイレクトボレーされて失点(76)→武藤に替えて李(80)→相手PA付近から李が詰めた相手のフィードか当たって上空へ、ヘディングでクリアしたボールを関根が奪ってシュート、相手GKが弾いたボールをが押し込む(83)→宇賀神を下げて左SHを関根、右SHを駒井、DHを遠藤とし、リベロに那須を投入→相手が持ち上がってくるところを駒井が奪取し、ラファエルへスルーパス、ラファエルが相手GKの上を越すシュート(90+2)


03/15 × ACLグ3 上海上港 上海体育場 2:3  2位(-3)  

 強力な選手を有する相手に善戦したが、たっぷりと水が撒かれた深い芝(アウェイ選手だけがたびたび滑る)もあって不運とミスで失点。さらに個人技で3点差とされたが、終盤の猛攻で1点差まで詰め寄る。ACL優勝の希望を抱かせる敗戦。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、DH青木、阿部、SH駒井(R)、宇賀神(L)、IH李、興梠、FWズラタン。Sub:榎本、那須、田村、柏木、菊池、ラファエル、武藤。
相手のセットプレーをクリアしたボールがゴール前に居た相手選手の頭に当たって失点(10)→相手の速攻に対して、飛び出した西川が左サイドに張っていた宇賀神へ蹴ったボールが、回転が掛かって相手選手に渡り、ドリブルで前進されてのシュートで失点(45+1)→青木に替えて柏木、ズラタンに替えてラファエル(HT)→右サイドをドリブルで前進され、次々と抜かれて失点(52)→李に替えて武藤(65)→ロングカウンターで柏木が左サイドから中央に武藤へパス、武藤が右サイドでフリーになっていた駒井へ、駒井がゴール前へ走り込んだラファエルへクロスを入れたのを、ラファエルに前に入られた相手選手がラファエルを引き倒して得たPKをラファエルが決めた(73)→柏木の右CKをファーで飛び出した相手GKがクリアしきれなかったところを興梠がゴール前へ折り返し、遠藤がヘディングで下へ落ちたボールを左足で、前に立つ相手選手の足の間から押し込む(84)→興梠が後ろからのタックルで退場(90+1)


03/19 △ J1リ4節 ガ大阪 吹田ス 1:1  6位(-5)  

 試合を支配したが、唯一の決定機を相手に決められ、幾多の決定機を逸して、最後はドロー。
 3・4・1・2で相手のアンカーに対処。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、DH青木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH柏木、FW興梠、ラファエル。Sub:榎本、那須、駒井、菊池、武藤、李、ズラタン。
相手選手が左サイドから中央へドリブルで進んできて、同時に右サイドから斜めに入ってきた相手選手を関根と森脇がマークしたために空いた右サイドにパスを出され、クロスを上げられて右サイドから入ってきた選手のヘディングで失点(57)→関根に替えて駒井(67)→青木を下げて柏木をDHとし、IHとして武藤を入れて通常システムとする(76)→混戦からシュートを手に当てて得たPKをラファエルが決める(90+3)


04/01 ○ J1リ5節 ヴ神戸 ノエビ 3:1  4位(-2)  

 相手は優勝候補チームだが、主力が負傷離脱中で決定力を欠く状態。それでも、前半を慎重に戦って確実に勝利。(不観戦1)
 柏木が2ゴール1アシスト。特に1点目は相手4人に囲まれてのモノで、個人技が光ったゴール。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、那須、長澤、青木、駒井、菊池、ズラタン。
武藤を下げて柏木をIHとし、CMFに駒井を投入(59)→相手の攻撃をしのいで、最終ラインのパス回しから、遠藤が駒井へ縦に入れ、付いてきた相手ボランチを遠藤とのワンツーで外した駒井が、右サイドラインから縦へサイドライン際で待つ森脇へ、森脇は中央の興梠へパス、興梠がワンタッチして出たボールを柏木が受け、相手4人に囲まれながら右足で切り返し、左足で戻してから左足トゥー・キックでシュート(61)→相手最終ライン3人のボール回しを駒井、興梠、柏木でチェイスし、相手が無理に縦へ入れたボールを阿部がカットしてダイレクトで柏木へ送り、柏木が左サイドでキープして、追い越していく駒井へパスしたところを相手GKがクリアしてCKを得て、このCKを柏木が蹴り、ゾーンで守っている相手の動きを壁になった李が封じているところを遠藤が飛び込んできてヘディング・シュート(64)→李に替えてズラタン(68)→最終ラインでチェイスを受け、高い位置で西川が左サイドラインの槇野へ送り、槇野が近くの興梠へパス、興梠が阿部へ戻そうとしたパスが緩く、相手にカットされ、右サイドへ展開されて飛び出した西川を交わされ、スライディングした遠藤の足の先をシュートされて失点(81)→関根を下げて駒井を右SHとし、遠藤をCMFとしてリベロに那須を投入(82)→敵陣からの相手FKが興梠に届き、ドリブルで前進して相手にガードされて振り向いてからのヒールキックで追い越していった宇賀神へパスし、宇賀神がドリブルで前進してGKが届かないぎりぎりのところへ左足クロスを送り、ファーで走り込んだ柏木が右足シュート(90+2)


04/07 ○ J1リ6節 ベ仙台 埼スタ 7:0  2位(-2)  

 ACLに備えて金曜日開催にしてもらった試合で完勝してしまった。試合中、何度も阿部を中心に守備陣で相談していた姿が印象的。
 興梠がハットトリック。KLMそろい踏み。菊池が初登場初アシスト。今季初完封。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、那須、青木、駒井、菊池、オナイウ、ズラタン。
関根が切り返しから上げたクロスをファーで興梠が高い打点でヘディングシュート(20)→関根が内に入って行く森脇にパスして横へ走り出し、森脇の返しを受けて横へグラウンダーのクロス、興梠が合わせる(27)→武藤が左から中央へ斜めにドリブルしてミドルシュート(29)→負傷した関根に替えて駒井(42)→左からのパスを受けようとした宇賀神が倒されて得たPKを阿部の了解の下に興梠が蹴ってハットトリック(42+2)→速攻からGKと1対1になった李が股抜きシュート(47)→宇賀神に替えて関根(62)→柏木の右CKをニアで阿部がヘッドで送り、急に落ちたボールを相手が触ってしまってオウンゴール(65)→李に替えた青木をアンカーに置いて2トップ・3ボランチ(68)→菊池のクロスを柏木が浮かせるヘッド(90+2)


04/11 ○ ACLグ4 上海上港 埼スタ 1:0  首位(+0)  

 第1戦で個人技で得点された相手主力FW不在と相手のPK2回失敗で勝利。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF青木、阿部、SH駒井(R)、宇賀神(L)、IH柏木、ズラタン、FWラファエル。Sub:榎本、那須、長澤、菊池、矢島、武藤、李。〔出場停止:興梠〕
自陣で相手ボールをカットした宇賀神が柏木へパスして駆け上がる、柏木はダイレクトでスペースへ出た宇賀神へパスして駆け上がる、宇賀神はドリブルでゆっくり進んでオーバーラップした柏木へパス、柏木から戻されたボールを宇賀神が上がってきた青木へパスして駆け上がる、青木は横へドリブルしてゴール前で待つズラタンへパス、ズラタンはワントラップして横にいたラファエルへパス、ラファエルが相手3人に囲まれながら隙間をついてシュート(44)→青木を下げて柏木をCMFへ、IHに李を投入(59)→ズラタンに替えて李を投入(60)→ラファエルを下げて李をワントップとし、柏木と遠藤の位置を1列ずつ上げてリベロに那須を投入(81)


04/16 ○ J1リ7節 F東京 味スタ 1:0  首位(+1)  

 相手主力が離脱していたのにorいたから、中4日の疲れもあって辛勝。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH菊池(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、長澤、青木、関根、李、ズラタン。〔出場停止:無し〕
自陣で阿部が相手ボールをカットし、遠藤が拾って前方の柏木へ、柏木がつぶされながら前方のラファエルにパス、ラファエルがドリブルして進み、相手DFを背中に背負っている興梠の前へスルーパスを通し、走り込んだ興梠が左足を伸ばしてシュート(14)→菊池に替えて関根(51)→ラファエルを下げて興梠のワントップとし、柏木を1列上げて、CMFに青木を投入(76)→興梠に替えて李を投入(80)


04/22 ○ J1リ8節 コ札幌 埼スタ 3:2  首位(+4)  

 相手は今期昇格チームだったが、堅い守備で苦しめられた。
 相手は小野伸二の在籍チームであり、交替出場時にレッズ席から、ブーイングとともに、異論の多い相手選手への拍手が起こった。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、長澤、青木、駒井、李、ズラタン。〔出場停止:無し〕
柏木の右CKを胸で落としたラファエルが右足でシュート(20)→相手のトップ3人のコンビネーションで崩されて失点(34)→宇賀神の左からのクロスを興梠がヘディングシュート、相手GKが弾いたところへ右から走り込んだ関根が相手GKの頭の上を抜くシュート(40)→興梠が抜け出してシュート、相手GKが弾いたボールを拾い、左から回り込もうとして後ろから来る相手DFの足が触れて倒れ、PKを興梠自身が蹴る(74)→柏木を青木と交替(75)→宇賀神を駒井に交替(82)→相手のFKが直接決まって失点(87)


04/26 ○ ACLグ5 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 埼スタ 6:1  首位(+0)  

 中3日で先発を5人入れ替えて阿部と宇賀神をベンチ外にしてもチームが機能。(不観戦2)
GK西川、DF森脇、那須、槇野、CMF柏木、青木、SH駒井(R)、関根(L)、IH李、武藤、FWズラタン。Sub:榎本、田村、遠藤、長澤、菊池、ラファエル、興梠。〔出場停止:無し〕
最終ラインに落ちて那須とパス交換をした柏木が、高い相手最終ラインの裏へ抜け出す武藤へ柏木がロングフィード、武藤が左奥でキープして中へ入っていく関根へパス、関根がワントラップして相手サイドネットに突き刺す(14)→那須が右サイド寄りで前進し、下がってきた駒井へパス、駒井が反転ドリブルして前進し、内側へ切り込んで最終ラインの裏へ出し、走り込んだズラタンがワンタッチシュート(18)→最終ラインのパス回しから那須が、降りてきた李へ縦パスを入れ、李はワンタッチでズラタンへはたき、ズラタンがワントラップして走り出した李と駒井へパス、流れたパスに駒井が追いつき、ワンタッチで横パスしたボールをがワンタッチで押し込む(43)→関根に替えて菊池(52)→武藤に替えて興梠(55)→負傷したズラタンに替えてラファエル(62)→相手ボールを右へ追い出したが、左サイドの選手がPA付近まで出てきてパスを受け、遠藤のマークを受けながら回り込んでシュートを打たれて失点(66)→柏木が最終ラインから最終ラインのラファエルーロングフィード、胸トラップしたラファエルが追い越していく李に預けて追い越していき、李からのリターンをワンタッチシュート(71)→PA内の相手シュートを槇野が足で止めたボールがPアーク付近の興梠へ届き、興梠が前方のラファエルへパス、ラファエルがワンタッチで上がってきた柏木へ戻して走り出す、柏木はドリブルで持ち上がり、前方へループパス、追いついたラファエルが相手を置き去りにして相手GKの上を抜くループシュート(80)→自陣PA内で相手のパスをカットした青木が右サイドへ持ち出して前方へフィード、右サイドで李がワンタッチで中央のラファエルにはたき、ラファエルは持ち出してドリブルで進んで相手陣内で左を追い越していく興梠へパス、興梠はストップして相手の裏へ出して走り出す、追いついたラファエルのヒールパスを興梠がワンタッチシュート(90+4)


04/30 × J1リ9節 大宮ア NAC 0:1  首位(+1)  

 繰り返しの練習でノールックでのオートマティズムが確立して強い浦和を作ってきたが、そのオートマティズムは、相手監督の執念によっては、事前に学習されやすく、対策を立て易いものでもあった。開幕以来勝利がない状態でのダービーで、相手が執念を見せて立てた対策の前に敗れた。(不観戦3)
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、長澤、青木、駒井、矢島、李。〔出場停止:無し〕
負傷の柏木に替えて青木(HT)→武藤に替えて李(53)→ハーフウェイライン付近で興梠がフリックしたボールが相手に渡り、速攻を受けて失点(63)→宇賀神を下げて左SHに関根、右SHとして駒井を投入(66)


05/04 × J1リ10節 鹿島ア 埼スタ 0:1  2位(-2)  


GK西川、DF森脇、那須、槇野、CMF青木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、田村、長澤、駒井、菊池、李、ズラタン。〔出場停止:無し〕
失点(24)→青木に替えて投入した駒井をDHとするが、攻撃時に最終ラインに下がるのは森脇で、駒井は右サイドで関根と連携させる(61)→武藤に替えて李(66)→負傷した興梠に替えてズラタン(90+4)


05/10 × ACLグ6 FCソウル ソウルW杯スタ 0:1  首位(+0)  →ラウンド16へ進出

 2位通過のメリットもあることから、疲労気味の主力を休養させて臨み、実戦で連携を向上させていった。スタメンに選ばれていない選手の理由がよく分かった戦いでもあったし、遠藤・柏木のパス精度が相手攻略に不可欠であることが分かった戦いでもあった。
GK榎本、DF田村、那須、槇野、CMF駒井、青木、SH菊池(R)、宇賀神(L)、IH李、高木、FWズラタン。Sub:岩館、梅崎、平川、長澤、伊藤、矢島、オナイウ。〔出場停止:無し〕
敵陣攻略中に高木のバックパスをカットされ、田村のアタックを交わされて、2対2になり、相手ボールフォルダーへ遠藤と槇野が付いたところでもう一人にパスされて失点(38)→菊池を下げて駒井を右SHとし、CMFに矢島を投入(56)→田村を下げて宇賀神を右STとし、左SHに梅崎を投入(78)→青木を下げて、武藤をCMFとし、IHにオナイウを投入(90+1)


05/14 ○ J1リ11節 ア新潟 デンカ 6:1  首位(+0)  

 相手は最下位で監督退任直後。相手のラインディフェンスの拙さとシュート精度の低さもあって大勝。(不観戦4)
 柏木と遠藤を無理使いし、彼らのミドルパスとロングパスの精度があってこそ、引いた相手を攻略できることを実証してしまった。
GK西川、DF宇賀神、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH駒井(R)、関根(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、青木、矢島、高木、李、ズラタン。〔出場停止:森脇〕
左側からのクロスをファーでヘディングされて失点(2)→柏木の左CKが右へ流れ、拾った駒井がラファエルへ縦へ入れたパスがカットされて駒井へ戻り、駒井は斜めに槇野へダイレクトで入れ、槇野がダイレクトで当ててラファエルへ、ラファエルがワントラップからゴール前へシュート性のパス、武藤が合わせる(6)→最終ラインから遠藤がドリブルで進んで下がってきた武藤へパス、武藤は興梠へ縦へ入れてダイレクトで戻ってきたところで右サイドでオーバーラップしてフリーになっていた宇賀神へパス、宇賀神がダイレクトでセンタリングして興梠が合わせる(20)→右から柏木がゴール前に送ったFKを、相手GKがパンチングする寸前で槇野がジャンプして足でワンタッチ(31)→ラファエルが負傷して高木を投入(34)→柏木の右CKを相手GKがパンチングし損ねてゴールに入りそうになり、相手がクリアし損ねてオウンゴール(43)→相手の攻撃を跳ね返してのカウンターで3対3となり、中央をドリブルして進む関根の前を左から斜めに入った興梠へパスして相手のカットされるが、そのボールをダイレクトで関根がシュート(45+1)→柏木の右CKをファーで遠藤が競り、落ちたボールをダイレクトで叩き込む(47)→柏木に替えて青木(59)→宇賀神を下げて阿部を右ST、武藤をCMFとし、IHに李を投入(68)


05/20 △ J1リ12節 清水エ 埼スタ 3:3  3位(-2)  

 暑い日差しが、前半は左サイド、後半は右サイドを照らした試合で、2対0としてから運動量が落ち、7分間に3点とられて逆転されるも、同点に追いつく。
 矢島が柏木の代役たり得ることを示した試合。
GK西川、DF宇賀神、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH駒井(R)、関根(L)、IH武藤、李、FW興梠。Sub:榎本、那須、梅崎、青木、矢島、高木、ズラタン。〔出場停止:森脇〕
遠藤が下りてきた興梠へ縦パス、興梠は寄ってきた武藤へパス、武藤は左サイドを駆け上がる関根へパス、関根がニアのリー入れたパスを相手がカットしたボールが高く上がったところを興梠がオーバーヘッドシュート(24)→駒井が縦へ仕掛けてあげたクロスを興梠がヘッディング(57)→槙野を切り返しで外してからのスーパーなミドルシュートで失点(64)→李に替えて高木(68)→ハーフウェイ付近の相手の早いリスタートからシュートを放たれ、ポストに当たった跳ね返りを押し込まれて失点(69)→敵陣でカットされてからハーフウェイ付近からフリーでロングパスを出され、受けた相手のスーパーなミドルシュートで失点(71)→失点直後に宇賀神を左SHとし、右STを阿部、DHを駒井、右SHを関根とする→相手の速攻をPアーク付近で阻止してから逆襲、関根がドリブルでハーフウェイラインを越えて右の武藤へ、武藤から上がってきた駒井へ、駒井が興梠へ縦パス、興梠がスルーして関根が受けて間をとってから走りこむ興梠へパス、興梠が右足で逆サイドネットを揺らす(74)→疲弊した関根を下げて駒井を右SH、武藤をDH、興梠をIHとし、FWにズラタンを投入(80)→疲弊した柏木に替えて矢島(84)


05/24 × ACL16T 済州ユナイテッド 済州総合競技場 0:2  

 アウェイゴールを狙ってカウンターに沈む。(不観戦5)
 相手のトップ下を警戒して不慣れな3−1−4−2を試すも機能せず、普段のスタイルに戻す。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、DH阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH柏木、武藤、FW興梠、ズラタン。Sub:榎本、那須、青木、駒井、矢島、高木、李。
失点(7)→通常の陣形とする(?)→関根に替えて駒井(58)→武藤に替えて李(71)→宇賀神に替えて高木(82)→失点(90+2)


05/31 ○ ACL16U 済州ユナイテッド 埼スタ 3:0  →準々決勝進出

 カウンターへの備えを万全にし、アウェイゴールの差が無い延長で仕留める。
 相手が10人になってもカウンターに備えていた。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、駒井(L)、IH武藤、李、FW興梠。Sub:榎本、那須、梅崎、青木、矢島、高木、ズラタン。
左からの柏木のFKに興梠が頭で合わせる(18)→興梠が武藤とのワンツーの後、左へ抜け出す李にパス、が難しい角度から決める(34)→李を下げて、柏木をIHとし、CMFに青木を投入(70)→脚を攣った駒井を下げて右SHを関根とし、左SHに高木を投入(76)→脚を攣った関根を下げて、森脇を右SH、阿部を右ST、柏木をCMFとし、IHにズラタンを投入(100)→左から高木が早いクロスをファーに届け、森脇がダイレクトボレー(114)


06/04 × J1リ14節 柏レイ 日立柏 0:1  暫定6位(-7)  

 宇賀神を除いて120分の戦いから中3日の試合。体の切れを欠いて、奮闘するも敗戦。(不観戦6)
 阿部の139試合連続フル出場の記録が途絶える。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH李、高木、FW興梠。Sub:榎本、那須、青木、駒井、矢島、武藤、ズラタン。
左からのクロスをファーでヘディングで戻されて押し込まれて失点(45+1)→関根に替えて駒井を投入(63)→阿部に替えて青木を投入(70)→高木に替えて武藤を投入(75)


06/18 × J1リ15節 ジ磐田 埼スタ 2:4  暫定8位(-8)  

 体の切れの差で敗戦。
 故障を抱えていた宇賀神を先発で使った結果、負傷交替へ。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、那須、青木、駒井、ラファエル、高木、ズラタン。
ロングFKをヘディングでニアに送られてヘディングで失点(36)→柏木の右CKをニアに飛び込んだ阿部が頭でそらす(43)→敵陣で阿部が武藤へ縦に入れて前線へ上がる、武藤は中央の興梠へ入れ、興梠が駆け上がる阿部へ、阿部がワントラップからのシュート(56)→宇賀神が負傷交替で左SHを関根とし、駒井を右SHに投入(58)→李に替えてラファエルを投入(61)→敵陣右コーナー付近から柏木が戻そうとしたパスをカットされ、ダイレクトで前線へ送られ、西川のクリアが相手に当たって拾われて失点(68)→相手に中央突破されて失点(74)→関根を下げて森脇を左SH、阿部を右ST、武藤をSMFとし、IHとしてズラタンを投入(79)→失点(80)


06/21 ○ E杯2回戦 グルージャ盛岡 駒場ス 3:2 →3回戦進出  

 シュート精度の差による勝利。
GK榎本、DF長澤、那須、田村、CMF青木、矢島、SH平川(R)、菊池(L)、IH梅崎、高木、FWズラタン。Sub:岩館、橋岡、森脇、駒井、伊藤、ラファエル、オナイウ。
ズラタンがPKを決める(29)→矢島を下げて長澤をCMF、平川を右STとし、右SHとして駒井を投入、菊池を下げて梅崎を左SH、ボールを収められなかったズラタンをIHとし、ワントップにラファエルを投入(HT)→失点(53)→高木に替えてオナイウを投入(61)→長澤のロビングパスにズラタンが抜け出してシュート(63)→抜け出したオナイウが相手GKがクリアし損ねたボールを流し込む(79)→失点(90+3)


06/25 × J1リ16節 サ鳥栖 ベスト 1:2  9位(-11)  

 相手主力選手の海外移籍壮行試合に花を添える敗戦。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH駒井(R)、関根(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、那須、梅崎、長澤、青木、李、ズラタン。
相手CKでヘディングを決められて失点(65)→武藤に替えて李(75)→ラファエルを下げて興梠をワントップとし、IHとしてズラタンを投入(81)→相手に寄せられた森脇がバックパスした遠藤にも相手が付いていてつつかれて奪われGKと1対1になって失点(90)→PKをが決める(90+5)
☆後半のどこかで左右のSHを入れ替え
☆右サイドで森脇や駒井・関根にパスしてダッシュしても反応がないことにいらだつ柏木。受けた側は相手に詰められたためか、ミスを恐れてか、ボールを見ることに集中して柏木を見ていないし、柏木にはマークが付いている。
☆パターン化したパスワークやフリック・フェイトなどの個人の癖が相手に研究され、攻撃が機能しなくなった段階。新たなパターンを熟成させるゆとりはないため、癖が分かっていない選手を登用するしかないだろう。


07/01 ○ J1リ17節 サ広島 埼スタ 4:3  8位(-9)  

 守備はスペースを埋めて立ち尽くすだけのアリバイ守備だが、関根の6人抜きゴールでアディショナルタイムに勝ち越す。
 結果的には遠藤をCMFとするメリットを活かせなかったが、有効性は実証した。
GK西川、DF森脇、那須、槇野、CMF遠藤、阿部、SH駒井(R)、関根(L)、IH柏木、武藤、FW興梠。Sub:榎本、平川、長澤、青木、ラファエル、李、ズラタン。
前線が右から森脇、駒井、興梠、武藤、関根の布陣から、最終ラインの柏木が右サイドの那須とパス交換して中人に進出し、縦へループで駒井にパスし、駒井が裏抜けしてダイレクトで横パス、走り込んだ興梠がプッシュ(42)→敵陣内で相手のクリアを拾った関根が柏木へパス、柏木はドリブルで前進して武藤へ横パス、受けた武藤がワントラップして当たりそこねのミドルシュートを左ポスト脇に決める(45)→自陣内スローインから縦パスを敵陣でカットされ、前線への当ても拾われ、最終ライン5人とCMF2人と柏木が帰陣しているのに、左サイドからPA付近へののループパスをダイレクトで、マークし切れていなかった相手FWへ渡されてダイレクトシュートで失点(47)→右サイドハーフウェイライン近くで3人対3人の混戦から相手に拾われてドリブルで前進され、左サイドへの横パスをスルーされてフリーでシュートされて失点(54)→武藤に替えてラファエル(56)→左からのCKを跳ね返されて、一旦は奪い返すが戻しのパスをミスして敵へ渡してしまって、2(CKで待機していた駒井と森脇)対5のカウンターになり、一旦遅らせたのに、フリーでシュートを打たれて失点(72)→那須を下げて遠藤をリベロ、柏木をCMF、IHに李を投入(73)→興梠に替えてズラタン(84)→槇野とポジションチェンジしていた関根が、右サイドでボールを奪われたのに対応して中へ入り、遠藤のクリアを拾って右の柏木へ渡して前進し、柏木の戻しを受けて左の阿部へ渡して前進、阿部は柏木とワンツーしてからドリブルで前進し、戻ってくるラファエルへバス、ラファエルはダイレクトで横の関根へパスし、関根は裏へ走ろうとするズラタンを確認して右足アウトで縦へダイレクトパス、抜け出したズラタンがダイレクトでシュート(85)〔ミラー対戦でのポジションチェンジが活きた得点〕→自陣にドリブルしてきた相手のボールを対応した槇野がつついてハーフウェイライン手前で関根が拾い、相手6人を交わしてゴール前右側までドリブルで進出し、GKの位置を確認してからニアを抜くシュート(90+2)


07/05 × J1リ13節 川崎フ 等々力 1:4  8位(-10)  

 ACL組が先送りされていた13節で、連勝中の相手を警戒して4パックで臨むが、ゾーンディフェンスに不慣れなところを衝かれて見事な敗戦。(不観戦7)
 試合後にサポーターの前に立った監督が、次に連敗したら辞任すると不用意な発言。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、宇賀神、DH阿部、SH駒井(R)、関根(L)、OH柏木、FW興梠、ラファエル。Sub:榎本、那須、梅崎、長澤、青木、武藤、李。
センターバック二人の間に立つ相手FWに縦パスを通されて失点(16)→失点(29)→4バックをあきらめ、宇賀神を下げて3バックとし、柏木と阿部をCMF、興梠をIHとし、もう一人のIHとして武藤を投入、ラファエルを下げて、興梠をワントップとし、IHに李を投入(67)→CKから槇野のヘディングシュート(73)→失点(82)→失点(84)→李が負傷して下がり、柏木をIHとし、CMFとして青木を投入?(88)。


07/09 ○ J1リ18節 ア新潟 埼スタ 2:1  8位(-9)  

 相変わらず、ツキに見放されているものの、最近の失点の起点となっていた興梠のフリックと柏木のノールックスルーパスを自重し、槇野の攻撃参加を抑制した上で、ポゼッションして左右に揺さぶって相手を疲弊させ、残り15分で仕留めるという理想的な展開。
 好調の関根をIHとして起用するアイデアを試合中に試したが、試合後の監督記者会見では、これに関する質疑は無かった模様。
 試合後に、試合内容に高みを求めるコールリーダーの「歌わないことにしよう」との呼びかけに反して、北ゴール裏中央を除く部分がマフラーを掲げて歌う。反発する北中央をなだめるようにメイン指定から始まった「ウイアーレッズ」コール。
GK西川、DF森脇、那須、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、興梠、FWラファエル。Sub:榎本、梅崎、長澤、青木、駒井、高木、オナイウ〔出場停止:遠藤〕。
CKのクリアからカウンターを受け、一旦は防ぐものの、左サイドからのクロスを西川が弾いたボールが相手に当たってファーに流れてヘディングされて失点(35)→武藤を下げて関根をIHとし、右SHとして駒井を投入(57)→左CKのこぼれを駒井が拾って右の守りを巣へパス、森脇がフリーで放ったミドルシュートが右ポストに当たって跳ね返ったところを阿部がダイレクトで右足インサイドキックで丁寧にシュート(74)→宇賀神を下げて関根を左SHとし、右IHとして高木を投入(75)→柏木の左CKを体を前に倒すようにラファエルがヘディングシュート、相手GKがセーブしたボールをラファエルが右足を精一杯伸ばしてシュート(84)→ラファエルを下げて興梠をワントップ、高木を左IHとし、右IHとしてオナイウを投入(84)


07/12 ○ E杯3回戦 ロアッソ熊本 駒場ス 1:0 →ラウンド16進出  

 J2下位チーム相手にスタメン総入れ替えで臨み、レギュラースタメン選定の正当性を確認することができた。特に、長澤がレギュラー格として扱われる根拠を示した。
 高木のFKの1点止まりだったが、相手もリーグ戦重視の姿勢を示しており、失点するピンチはあったものの、リスクは低かった。
GK榎本、DF長澤、遠藤、田村、CMF矢島、青木、SH駒井(R)、菊池(L)、IH梅崎、高木、FWズラタン。Sub:岩舘、宇賀神、柏木、平川、伊藤、武藤、オナイウ。
高木がFKを、急激に落ちる無回転で蹴り、右下隅に決める(45+2)→消極的だった菊池を下げて、梅崎を左SHとし、IHとして武藤を投入(HT)→ズラタンに替えてオナイウ(66)→矢島を下げて、長澤をCMFとし、右STとして宇賀神を投入(72)


07/15 × ワールドチャレンジ ボルシア・ドルトムント 埼スタ 2:3  

 7人交替可能の親善試合で、相手の一人に卓越した個を見せ付けられる。(不観戦8)
 前半はスタメンのレッズに対して控えの相手だったが、ポゼッションは相手が支配。HTにレッズが控えを交替出場させ、相手が主力を投入した結果、相手は負けを回避できた。
 遠藤の右ST、長澤のボランチが先発レベルであることを示した。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IH武藤、ラファエル、FW興梠。Sub:岩舘、榎本、福島、那須、田村、梅崎、平川、長澤、駒井、伊藤、菊池、矢島、高木、オナイウ、ズラタン。
柏木のCKが真ん中で落ちてきたところに興梠が脚で合わせる(24)→森脇を下げて遠藤を右STとし、リベロとして那須を投入、興梠に替えてズラタン、宇賀神を下げて関根を左SHとし、右SHとして駒井を投入(HT)→ラファエルに替えて高木、武藤に替えて矢島、阿部に代えて長澤、関根に替えて梅崎を投入(64)→失点(76)→失点(79)→高木のCKをファーで遠藤がヘディング(85)→失点(88)


07/17 − 鈴木啓太引退試合 レッズレジェンド対ブルーフレンズ 埼スタ 4:4    

 前日に試合があったJ2の現役選手や海外在住の元選手も含め、なつかしい顔がそろった。伸二も午前のチーム練習を済ませてから札幌から駆けつけたとか。観客も浦和ファンだけではなく、代表サポや他チームサポも居たようで、「昨日の帰り、松井の代表ユニと磐田ユニのお嬢さんたちを見かけて、心の中でそっとお礼を言っておきました。」との話も。
<レッドレジェンド:2006-07を中心としたチームメイト>
GK 32安藤智安(→16分 1岩舘 直〔現浦和〕)(→HT 23都築龍太)
DF 15室井市衛(→HT 2坪井慶介〔現湘南〕)、3堀之内 聖(→HT 4田中 マルクス闘莉王〔現京都〕)(→70分 3堀之内 聖)、19内舘秀樹(→HT 5ネネ)
MF 28西澤代志也〔現栃木〕(→16分 22宮沢克行)(→HT 18小野伸二〔現札幌〕)(→57分 19内舘秀樹)、20阿部敏之(→HT 13鈴木啓太)、30岡野雅行(→33分 24田畑昭宏)(→HT 14平川忠亮〔現浦和〕)(→74分 7マリッチ)、27土橋正樹(→HT 8アレックス)
FW 34エスクデロ 競飛王〔現京都〕(→29分 小池純輝〔現愛媛〕)(→HT 10ポンテ)、7マリッチ(→29分 77千島 徹)(→HT 35永井雄一郎〔現群馬〕)、9福田正博(→HT 21ワシントン) SUB 17南 祐三、31小島秀仁〔現愛媛〕
監督 ギド・ブッフバルト/コーチ ゲルト・エンゲルス、池田太、土田尚史、大槻毅
<ブルーフレンズ:日本代表のチームメイト GK 1山岸範宏〔現北九州〕(→HT 31福島春樹〔現浦和〕)
DF 2阿部勇樹〔現浦和〕(→HT 24?田畑昭宏)(→57分 ?宮沢克行)、4細貝 萌〔現柏〕(→HT 6山口 智)、5岩政大樹〔現東京ユナイテッド〕(→87分 17岡野雅行)
MF 3駒野友一〔現福岡〕(→31分 12酒井友之)(→72分 8松井大輔〔現磐田〕)、13鈴木啓太(→HT 23福西崇史)、8松井大輔〔現磐田〕(→HT 16?相馬崇人)、27橋本英郎〔現ヴェルディ〕(→HT 7佐藤勇人〔現千葉〕)、10中村俊輔〔現磐田〕(→HT 9太田吉彰〔現磐田〕)
FW 33山瀬功治〔現福岡〕(→31分 22羽生直剛〔現千葉〕)(→84分 阿部勇樹〔現浦和〕)、18巻 誠一郎〔現熊本〕(→HT 19矢野貴章〔現新潟〕)
SUB 14村井慎二、25石川直宏〔現FC東京〕
監督 岡田武史/コーチ 反町康治、小倉 勉
 前半は、啓太所属のブルーが現役選手を中心とした強力メンバーで2点を啓太に取らせる。特に俊輔の正確なパスと松井のトラップが目立った。レッドでは、右サイドを駆け上がる岡野が見物だった。
 後半は、啓太が移ったレッドが黄金時代のメンバーで魅了した。特に、現役時代に併存していなかったマリッチとワシントンがポンテと3トップを組み、ネネが最終ラインから上がる姿は感慨深いものがあった。マリッチが無得点で終わったのが残念でもあり、また、マリッチらしくもあった。
 引退イベント終了後に呼ばれてゴール裏に移った啓太は、前コールリーダーに今日のコールリードを依頼したこと、自分と前コールリーダーは今日で引退することを伝え、前コールリーダーは4年前〔3年前?〕について責めが自分にあるとして謝罪した。
得点者 16分 鈴木啓太(BLUE FRIENDS)、30分 巻 誠一郎(BLUE FRIENDS)〔啓太シュートの跳ね返り〕、43分 鈴木啓太(BLUE FRIENDS)、59分 ポンテ(REDS LEGENDS)、64分 ワシントン(REDS LEGENDS)、68分 ポンテ(REDS LEGENDS)〔啓太のアシスト〕、71分 ワシントン(REDS LEGENDS)、88分 岡野雅行(BLUE FRIENDS)〔「ジョホールバルの歓喜」の再現〕


07/22 × J1リ22節 セ大阪 ヤンマ 2:4  8位(-12)  

 J屈指の名将が率いる首位チームに敗れる。(不観戦9)
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、宇賀神(L)、IHズラタン、ラファエル、FW興梠。Sub:榎本、那須、梅崎、長澤、駒井、武藤、高木。
失点(6)→失点(8)→森脇のクロスをラファエルが頭で落とし興梠がダイレクトシュート、相手GKが弾いたボールをズラタンが蹴り込む(18)→失点(27)→失点(35)→ラファエルのミドルシュート(45+1)→森脇を下げて遠藤を右STとし、リベロに那須を投入、宇賀神を下げて関根を左SHとし、右SHとして駒井を投入(HT)→関根に替えて梅崎


07/29 × J1リ19節 コ札幌 札幌ド 0:2  8位(-12)  

 不運な槇野退場と那須負傷で9対11となっても奮戦。運もなく敗戦。翌日に監督交代。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH駒井(R)、関根(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、那須、田村、宇賀神、長澤、高木、ズラタン。〔ラファエルは出場停止〕
相手CKを槇野が競り負けて失点(32)→槇野が攻撃参加するのを、競り負けた相手が阻止してもつれて両者が倒れ、起き上がった槇野が走ろうとした脚に、起きようとした相手の顔がぶつかり槇野が退場処分(39)→李と武藤と森脇を下げて、興梠を左CMF、駒井を右CMF、関根を右SBとし、FWとしてズラタン、CBとして那須、左SBとして宇賀神をを投入(HT)→那須が負傷退場(49)→左サイドからクロスを挙げられてファーでヘディングを決められ失点(88)


08/05 △ J1リ20節 大宮ア 埼スタ 2:2  8位(-14)  

 堀新監督初戦は不運もあってドロー。戦術的にはDF3人と両CMFのうち4人は守備すること、セットプレーを組織化したこと。
GK西川、DF森脇、遠藤、宇賀神、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、菊池(L)、IHズラタン、武藤、FW興梠。Sub:榎本、田村、平川、駒井、矢島、ラファエル、李。〔槇野は出場停止〕
ゴール前での混戦での相手ハンドで得たPKを興梠が決める(26)→自陣左サイドのオフサイドでプレーが止まっている間に主審がハーフウェイライン近くの右サイドで相手選手に注意を与え、センターサークル付近まで走って戻って試合再開の笛を吹き、主審の動きを見ていた宇賀神は笛を合図に右にいた遠藤にパスするが、遠藤は西川の方を向いていたため、相手にボールを奪われ、2対3で見事なシュートを決められて失点(66)→相手を押し込んで左サイドの菊池から右サイドへ大きくサイドチェンジした後、右サイドから森脇が大きくサイドチェンジし、受けた菊池が縦へ突破してクロスを送り、ニアで興梠が潰れてファーのズラタンへ届こうとしたボールを相手GKが弾いて、転がったところを柏木がダイレクトでシュート(69)→興梠を下げてズラタンをワントップとし、右IHとしてラファエルを投入(75)→菊池を下げて関根を左SHとし、右SHとして駒井を投入(80)→自陣へ押し込まれ、相手中心選手が右サイドから中央へドリブルし、縦へ入れるそぶりを見せながら左サイドで下がってきてフリーになった選手へパス、慌てて武藤が駆け寄るがきれいなクロスを挙げられ、遠藤がマークしていた相手選手が低い姿勢で頭でシュートし、たたきつけられたボールが、ジャンプした西川の手の上を通り過ぎて失点(88)→ズラタンに替えて李(90+2)


08/09 ○ J1リ21節 ヴ甲府 山梨中 1:0  8位(-13)  

 ドイツへ完全移籍する関根のラストゲーム。試合後に拡声器でゴール裏へ挨拶。  試合は、柏木のループシュートを守り切った。
GK西川、DF森脇、遠藤、槇野、CMF柏木、阿部、SH関根(R)、菊池(L)、IH武藤、ラファエル、FW興梠。Sub:榎本、宇賀神、平川、駒井、矢島、オナイウ、李。
柏木が縦へパスを入れて走り出し、ラファエルの返しをもらって更に進み、相手DF二人が立ちはだかる隙間を衝いてループシュート(19)→柏木に替えて矢島(73)→興梠を下げてラファエルをワントップとし、IHに李を投入(79)→関根に替えて駒井(83)


08/15 ○ スルガ銀行CS シャペコエンセ 埼スタ 1:0  →優勝
  →6タイトル〔ACL(2007)、天皇杯('05,'06)、J1('04,'06)、Jリーグカップ('03,'16)、国内スーパーカップ('06)、日本・南米王者カップ〔カップウィナーズカップ〕('17)〕を取った初のチームとなる。  

 交代枠を5人とするルール。個人能力と体格では圧倒されるも、時差ぼけと温度差からくる相手のコンディションの悪さに助けられてしのぎ、終了間際に得たPKで堀監督が初のタイトルを獲得。
 マウリシオがデビュー戦で守備能力を示す。
GK榎本、DF森脇、マウリシオ、槇野、CMF柏木、阿部、SH駒井(R)、宇賀神(L)、IH武藤、ラファエル、FWズラタン。Sub:西川、遠藤、平川、長澤、菊池、矢島、オナイウ。
駒井に替えて菊池(65)→負傷の森脇に替えて遠藤(65)→宇賀神を下げて菊池を左SHとし、右SHとして平川を投入(78)→ズラタンが倒されて得たPKを、欲しがったラファエルを押さえて阿部が蹴った(90+4)→ズラタンに替えてオナイウ、武藤に替えて長澤(90+8)


08/19 ○ J1リ23節 F東京 埼スタ 2:1  7位(-13)  

 封印してきたフリックを使い初めて複数得点。
 リーグ戦でマウリシオが使えることを示した試合。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、CMF柏木、阿部、SH駒井(R)、菊池(L)、IH李、武藤、FW興梠。Sub:榎本、田村、平川、青木、矢島、ラファエル、ズラタン。
マウリシオが右の遠藤に上がりを促すスペースへのパス、遠藤が駆け上がってダイレクトで前方の駒井へパス、駒井は寄ってきた李を使って壁パスで抜けだし、前方へドリブルで進んでクロス、相手DFを背中にしょって武藤がトラップするがニウエへ跳ね上がる、落ちてきたところを興梠がダイレクトでボレーシュート、相手GKの前でバウンドし、手を弾いてゴールイン(17)→相手FWが下がって受けて左サイドーループパス、駆け込んだ相手SHがダイレクトでクロス、中央でワンタッチで合わされて失点(22)→マウリシオが下がってきた柏木へパス、柏木は下がってきた興梠へ預けて前方へ走り、興梠の返しを受けて前方の李へパス、李はダイレクトで横の武藤へパス、武藤はフリックで駆け上がる興梠へパス、興梠が脛に当ててダイレクトでシュート(30)→柏木に替えて青木(66)→興梠に替えてラファエル(71)→武藤に替えて矢島(79)


08/23 × ACL準々T 川崎フ 等々力 1:3    

 両ボランチが最前線まで進出したシーンを前半で作れたことで、相手に緊張感、自らに慢心を生んだ試合。敗戦とはいえ180分の前半であり、きれいな形で点を取れた相手に慢心が生じれば良いが、次戦までに3週間があり、その間に何が生じるかの方が大きく、敗戦の影響がプラスに働くことはなさそう。
 青木が先発して、現チームでの実戦練習となった試合。前半には、駒井を内側から追い越して最前線へ進み、阿部も進出して斜めのパスを青木に入れて最前線へ進出するシーンを作る。パスを受けた青木がダイレクトで放ったシュートは相手GKへのパスになったが、阿部へ横パスを返せば1点ものであった。しかし、そのようなシーンは2度と生じなかった。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、CMF阿部、青木、SH駒井(R)、菊池(L)、IH李、矢島、FW興梠。Sub:榎本、梅崎、平川、ラファエル、武藤、オナイウ。〔ウォーミングアップで柏木が負傷してベンチメンバーが一人少ない〕
失点(33)→李に替えて武藤(HT)→失点(50)→矢島を下げて、興梠をIHとし、ワントップにラファエル(70)→右サイドで押し上げて来た相手の裏に飛び出した武藤がパスしなかった青木にアピールし、フリーになりがちだった青木は次のシリーズで中央で裏に抜け出す武藤へループパス、駒井を気にしていた相手のサイドの選手がラインを乱していたために武藤はオフサイドにならずにシュートまで持ち込む(76)→右を個人技でえぐられ、ファーへのロビングを高い打点でヘディングされて失点(85)→興梠に替えてオナイウ(87)


08/27 ○ J1リ24節 清水エ エコパ 2:1  8位(-13)  

 主力を欠いた相手に先行されるも危なげない勝利。プレッシャーが弱い相手に矢島をボランチで使うめどが付いた。マウリシオもロングフィードの正確さを披露し、森脇復帰時に、遠藤をボランチで使って阿部を休ませるめども立った。
 遅攻時の最終ラインは、右に遠藤、中央にマウリシオ、左に阿部、最終ラインの前は矢島、左に槇野で、左に重心がある布陣。おそらく相手の脅威が左サイドであったこととラファエルの守備期待値の低さの故。結果的に左から右へのサイドチェンジが効果的だった。その後、相手の脅威が疲弊したことと、ラファエルが守備努力見せたことで右へ配置転換し、これが勝ち越し点につながった。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、CMF矢島、阿部、SH梅崎(R)、菊池(L)、IH武藤、ラファエル〔途中で左右入れ替え〕、FW興梠。Sub:榎本、平川、長澤、青木、駒井、高木、李。
相手左CKでファーから走り込んだ選手にヘディングされて失点(30)→菊池を下げて梅崎を左SHとし、右SHに駒井を投入(63)→矢島の左CKを左サイドへ跳ね返され、武藤がヘディングで戻して梅崎がダイレクトで矢島へ、矢島は抜け出す武藤へパス、武藤がクロスを入れて遠藤がワントラップしてシュート(64)→マウリシオから遠藤へ、遠藤が縦パスを通してラファエルへ、ラファエルが右からドリブルで横へ進み、武藤へ縦へ入れる、武藤は阿部へ戻し前線へ、阿部は左サイドの梅崎へ、梅崎は相手DFを背負いつつゴールに迫っていた興梠へ浮き球のパス、興梠が胸トラップで受け、相手4人に囲まれながらラファエルへマイナスのパス、ダイレクトシュート(70)→脚を攣った矢島に替えて長澤(77)→武藤に替えて李(89)


08/30 △ ル杯準々T セ大阪 ヤンマ 0:0   

 伊藤と橋岡がデビューして能力を示す。(不観戦10)
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、田村、CMF矢島、青木、SH駒井(R)、梅崎(L)、IH伊藤、武藤、FW李。Sub:榎本、橋岡、平川、長澤、ラファエル、高木、オナイウ。〔槇野は代表〕
負傷したマウリシオに替えて遠藤をリベロとし、右STとして橋岡を投入(58)→伊藤に替えてラファエル(63)→李に替えて高木(84)


09/03 △ ル杯準々U セ大阪 埼スタ 2:2  →アウェイゴールの差で敗退  

 休養を与えた主力を登用し、橋岡をU21として先発させて伊藤はベンチにも入れず。
 相手がサイドに持ち出したときに、ボールサイドのIHとSHが相手にアプローチして2トップ・4バック状態になり、ミシャ時代よりもIHの守備負担が減っているため、ラファエルをIHにすることが可能になった。
GK西川、DF橋岡、遠藤、田村、CMF長澤、阿部、SH平川(R)、菊池(L)、IH矢島、ラファエル、FW興梠。Sub:榎本、森脇、青木、駒井、武藤、高木、李。〔槇野は代表〕
相手CKをニアでそらされファーで合わせられて失点(10)→ペナルティアーク付近のFKを直接に決められて失点(44)→矢島に替えて武藤、橋岡に替えて森脇(HT)→平川のクロスを武藤が頭で先へ送ってゴール(48)→田村を下げて菊池を左STとし、左SHとして高木を投入(70)→高木のCKを興梠が合わせる(71)


09/09 × J1リ25節 柏レイ 埼スタ 1:2  8位(-16)  

 白熱の前半に得点できなかった不運が痛かった試合。相手より疲弊していた後半。
 攻撃時にCMFの一人が最終ラインに降りる4バックを守備時も継続した。その効果は、(1)タレント豊富な前線の選手を多数使えたこと=関根の抜けた穴を感じさせなかった、(2)相手の強力な攻撃的外国人選手相手に遅攻では押さえ切ることができた。また、ACL出場停止の武藤を酷使して、負傷明けのマウリシオを休ませることができ、中3日でのACLに備えることができた。
 味方のオーバーラップを活かすこと無く、バックパスをする悪癖が目に付いた。以前の試合では、内側をオーバーラップした阿部を無視してバックパスした菊池が阿部から注意されていたが、今回は、注意されている場面が無かった。
GK西川、CB遠藤、阿部、SB森脇、槇野、DH青木、IH武藤、矢島、SHラファエル、高木、CF興梠。Sub:岩舘、マウリシオ、、平川、長澤、駒井、李、ズラタン。
押し込んだ状態でドリブルを奪われてのカウンターで失点(50)→高木を下げて、ラファエルを左WGとし、右WGとして駒井を投入(66)→矢島を下げて、武藤を左IHとし、右IHとして李を投入(74)→ラファエルを下げて、武藤を左SH、興梠を左IHとし、FWにズラタンを投入(85)→高いボールを上げられ、相手がゴールライン際まで走り込んでマイナスのクロス、合わされて失点。疲弊故の失点(86)→相手ゴール前でのシュートを繰り返して得たPKを興梠が決める(90)


09/13 ○ ACL準々U 川崎フ 埼スタ 4:1  →通算5:4で準決勝進出    

 1stレグで1:3となっていたセカンドレグで、2点差で無失点か、3点差以上が必要だった試合で、3点差を付けての劇的勝利。
 相手が10人になっても油断をしない緊張感ある試合で、運も近寄せた。相手が守備的になっていたため、レッズのボール保持時間が多く、相手の守備陣の疲労が蓄積されたことが終盤の得点につながった。
GK西川、CBマウリシオ、阿部、SB森脇(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、矢島、SHラファエル(R)、高木(L)、CF興梠。Sub:岩舘、遠藤、梅崎、平川、長澤、駒井、ズラタン。〔武藤は出場停止〕
左サイドで浮き球のパスで裏を取られ、バックスピンが効いていて西川より先に相手が触って失点(19)→森脇からマウリシオへ、マウリシオから青木へ、青木から矢島へ、ハーフウェイライン手前で受けた矢島がドリブルで左サイドへ前進しノープレッシャーで相手最終ラインの裏にグラウンダーのパスを送り、走り込んだ興梠がワンタッチシュート(35)→マウリシオを下げて、青木をCB、柏木と矢島をCMF、投入したズラタンと興梠をFWとする4−4−2とする(63)→右サイドで柏木から前方のズラタンへショートパス、ズラタンがワントラップシュートして相手のブロックに合い、得たCKを柏木が蹴って、ズラタンがジャンプすること無くヘディング(70)→矢島を下げて、柏木DHの4−1−4−1に戻し、興梠を左IH、ラファエルを右IH(守備時はラファエルが前残り)とし、右SHとして駒井を投入(75)→柏木が前方のラファエルへパス、ラファエルは右サイドの駒井へパスして前進し、駒井は柏木へパスして前進、柏木は相手のハーフの後ろ、DFの前に位置したラファエルへパス、ラファエルは右足で受けつつ反転して右足を振り抜く、相手は反応できずにゴール(84)→逆襲を一旦は食い止められるが、カットされたボールを興梠が相手と競ってから寝たまま柏木へ戻し、柏木は右サイドフリーの森脇へ、森脇左でフリーの高木へ山なりのパス、高木のミスキックが相手GKの上を通ってゴールイン(85)→興梠を下げて柏木を右IH、ラファエルを左IHとし、DHとして遠藤を投入(90)


09/17 △ J1リ26節 ジ磐田 エコパ 1:1  8位(-18)  

 阿部と柏木をベンチで休ませる試合。先制されるも追い付く。(不観戦11)
GK西川、CB遠藤、マウリシオ、SB森脇(R)、槇野(L)、DH青木、IH武藤、矢島、SH平川(R)、高木(L)、CF興梠。Sub:榎本、梅崎、柏木、長澤、阿部、菊池、ズラタン。
相手FKからのヘディングシュートを西川が右手一本で防ぐが、ファーに上がったボールをヘディングされて失点(21)→負傷の平川に替えて梅崎(HT)→矢島を下げて、興梠をIHとし、ワントップにズラタンを投入(68)→敵陣でボールをカットした青木が直ちに前線へループパスを送り、抜け出した興梠がヘディングシュート(79)→高木に替えて菊池(88)


09/20 × E杯4回戦 鹿島ア 熊谷陸 2:4  →天皇杯敗退

 新しいシステムが不慣れなところを衝かれて敗退し、来季のACLはリーグ戦3位又は4位(3位までのチームが天皇杯優勝時)に入った場合に限られた。
GK榎本、CB遠藤、阿部、SB森脇(R)、槇野(L)、DH青木、IH長澤、武藤、SH駒井(R)、高木(L)、CFズラタン。Sub:西川、田村、梅崎、菊池、矢島、オナイウ、興梠。〔マウリシオは登録外〕
失点(7)→PKを与えて失点(51)→高木を下げて武藤を左SHとし、左IHとして矢島を投入(58)→矢島の左CKを弾かれたが、槇野がスライディングで森脇に渡し、森脇のダイレクトのミスシュートがズラタンに届き、ズラタンがトラップしてシュート(59)→ズラタンに替えて興梠(66)→相手のバイタルへのミスパスを遠藤がカットして長澤へ、長澤が前方の興梠へ送り、ワンタッチの返しを受けてドリブルで進み、右サイドをオーバーラップした遠藤へパス、遠藤がファーへクロスを上げ、興梠とニアに入ってきた矢島に相手二人が付いていて、他の相手選手が戻っていなかったため、ファーでフリーとなっていた武藤が胸トラップ相手GKの股の下を抜くシュート(69)→自陣深いところでの相手フリースローをワンタッチのヒールパスでフリーの選手に渡され、更に中央へ横パスされてダイレクトでシュートされ、榎本が右手で弾くもコースを変えきれずに失点(74)→駒井に替えてオナイウを投入し、攻撃時には両サイドハーフがFW、IHがシャドーとなって、2−3−2−3となる(80)→押し込んでからの逆襲で失点(90)


09/23 △ J1リ27節 サ鳥栖 埼スタ 2:2  7位(-20)  

 上り調子の相手に、ラッキーな価値ある引分け。
GK西川、CB遠藤、マウリシオ、SB森脇(R)、槇野(L)、DH阿部、IH武藤、矢島、SH駒井(R)、高木(L)、CF興梠。Sub:榎本、宇賀神、田村、梅崎、長澤、菊池、ズラタン。〔青木は出場停止〕
右サイドの裏に蹴り出され、ドリブルで運ばれて失点(1)→駒井を下げて、武藤を右SHとし、右IHとして長澤を投入(60)→森脇を下げて3バックとし、ズラタンを投入して2トップとする(69)→高木の蹴った右CKが急激に落ちるところをマウリシオがジャンプすること無く頭で合わせる(74)→直接FKが相手GKがキャッチして直ちに前方へフィード、矢島が精一杯ジャンプしたが後ろへ流れ、相手選手に拾われて失点(83)→高木に替えて梅崎を投入(83)→長澤が横へドリブルして相手を引きつけ、フリーになった遠藤へパス、遠藤がワントラップしてクロスを送り走り込んだ武藤がヘディングシュート、相手GKがファンブルして武藤がつついてゴールイン(85)


09/27 △ ACL準T 上海上港 上海体育場 1:1      

 相手の強力FWに備えて右SBを遠藤とし、特に強力なFWが位置する左サイドを強化するため左SHを武藤、左IHを長澤とし、また、アウェイゴールを取るために柏木、興梠、ラファエルを起用。
 相手のシュート精度に助けられて1失点で済んだラッキーな引分け。
 接触プレーに寛容な審判のおかげで、強力な相手攻撃陣に対して守備強度を高めることができた。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB遠藤(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SHラファエル(R)、武藤(L)、CF興梠。Sub:榎本、森脇、宇賀神、梅崎、矢島、高木、ズラタン。
相手の特に強力なFWに独力でミドルシュートを決められて失点(15)→青木がループパスを前線裏に抜け出した興梠へ送り、興梠のダイレクトパスを走り込んだ柏木がダイレクトシュート(28)→相手の特に強力なFWが右サイドで動き始めたため、ラファエルを下げて右SHを武藤とし、左SHとして高木を投入(80)→興梠に替えてズラタン(89)→柏木に替えて宇賀神(90+3)


10/01 ○ J1リ28節 ベ仙台 ユアテ 2:3  7位(-17)  

 右からのクロスをファーでヘディングされるパターンを恐れてか、守備時には左SHが下がって5−4−1となっていたが、それでも失点。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB遠藤(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、武藤、SHラファエル(R)、梅崎(L)、CF興梠。Sub:榎本、宇賀神、森脇、長澤、矢島、高木、ズラタン。
柏木がFKを前方の梅崎に渡し、梅崎の戻しをダイレクトでクロスを上げて、興梠がジャンプしてヘディング(26)→柏木からの戻しのパスが弱かったところを後ろから走り込んだ相手選手にカットされ、そのままドリブルからのミドルシュートを打たれて失点(49)→右サイドで遠藤がボールを奪取して前方のラファエルへ送り、囲まれたラファエルの返しをダイレクトでセンタリングし、興梠が走り込んでヘディング(60)→柏木に替えて長澤(61)→興梠に替えてズラタン(74)→ラファエルが武藤へパスして前方へ走り込み、武藤の返しをダイレクトでシュート(82)→右サイドからのクロスをヘディングされて失点(88)→ラファエルに替えて高木を投入(89)


10/14 △ J1リ29節 ヴ神戸 埼スタ 1:1  7位(-19)  

 試合前のボーイズマッチは点を取り合う好ゲームだったが、試合は低調。
 代表帰りの槇野と遠藤を休ませる好采配。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB森脇(R)、宇賀神(L)、DH青木、IH柏木、矢島、SHズラタン(R)、武藤(L)、CF興梠。Sub:榎本、遠藤、平川、梅崎、長澤、ラファエル、高木。
相手GKのフリーキックの目測を宇賀神が誤り、相手選手に取られて西川との1対1を制されて失点(4)→マウリシオが柏木へ縦パス、柏木は近くの青木に渡して前線へ、青木は右サイドのズラタンへ斜めのパス、ズラタンは走り込んだ柏木へ縦パス、柏木はダイレクトで右足クロス、相手に跳ね返されたのを宇賀神がダイレクトでシュートし、右へ外れるところを、柏木クロスにニアに走り込んでいた矢島がコースを変える(19)→宇賀神に替えて平川(HT)→矢島を下げて、武藤を左IHとし、左SHとしてズラタンを投入(69)→ズラタンに替えてラファエル(81)


10/18 ○ ACL準U 上海上港 埼スタ 1:0  →1勝1分けで決勝進出    

 久しぶりに、運だけでは無い強さを発揮。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB遠藤(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SHラファエル(R)、武藤(L)、CF興梠。Sub:榎本、宇賀神、梅崎、矢島、高木、李、ズラタン。
柏木の左CKをラファエルがヘディング(12)→疲れてきたラファエルに替えてズラタン(68)→柏木を下げて武藤をIHとし、左SHとして梅崎を投入(82)→興梠に替えて李(90+3)


10/22 △ J1リ30節 ガ大阪 埼スタ 3:3  7位(-18)  

 監督退任発表後に勝利が無いチームを相手に、先行するたびに追い付かれて引分け。(不観戦12)
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB遠藤(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SHズラタン(R)、ラファエル(L)、CF興梠。Sub:榎本、宇賀神、那須、梅崎、矢島、高木、李。
右サイドでズラタンの横パスを受けた青木が横へドリブルし、長澤とのワンツーの後、縦へドリブルで進み、興梠へ預けて返しをシュート、相手GKが弾いたところをラファエルがシュート(50)→左からの相手FKをファーで伸ばした脚で戻され、フリーでヘディングされて失点(54)→右サイドから長澤が強い横パス、ワントラップしたラファエルが右足で巻いてサイドネットへ吸い込まれるシュート(64)→ズラタンに替えて高木(65)→左サイドから早いクロスを通され、ダイレクトボレーシュートで失点(67)→PA内にドリブルで侵入してきた相手からボールを奪ったマウリシオがセンターサークルの柏木へロングパス、柏木はフリーでドリブル前進して左から右へ斜めに走る興梠へパス、興梠がダイレクトシュート(73)→興梠を下げてラファエルをワントップとし、左SHとして梅崎を投入(77)→長澤を左DHとし、柏木をFWとして4−4−2とする(81)→柏木に替えて李を投入(90+1)→相手左CKが混戦で弾んでゴールインし失点(90+2)


10/29 ○ J1リ31節 サ広島 エディ 1:0  7位(-18)  

 ACL決勝第一戦で出場停止のマウリシオを外して、宇賀神の試合勘を取り戻させるための試合で、終了間際の相手のシュートが西川が伸ばした脚に当たるなど幸運が回ってきた。試合の2日後に発表された日本代表に、西川、槇野、遠藤、長澤(初)、興梠が呼ばれた。
GK西川、CB阿部、槇野、SB遠藤(R)、宇賀神(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SH武藤(R)、ラファエル(L)、CF興梠。Sub:榎本、マウリシオ、梅崎、平川、矢島、高木、ズラタン。
武藤とラファエルを入れ替える(38)が、ハーフタイムに元に戻す→青木が右に展開し、走って受けた遠藤がそのままゴールライン際まで進んでクロス、走り込んだ3人の真ん中の長澤が右足ボレー(61)、長澤を矢島に替えることをキャンセル→柏木に替えて矢島(72)→武藤に替えてズラタン(81)→興梠を下げてラファエルをワントップとし、左SHとして梅崎を投入(87)


11/05 × J1リ32節 鹿島ア カシマ 0:1  7位(-21)  

 ベストメンバーで首位と戦った試合は、コートチェンジで始まる。入場前に、相手GKから変えるんだろ、と話しかけられた感じの阿部の決断。2位と4差の相手に優勝を決定付ける勝利を与えた。(不観戦13)
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB遠藤(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SH武藤(R)、ラファエル(L)、CF興梠。Sub:榎本、宇賀神、森脇、梅崎、矢島、高木、ズラタン。
相手のサイドハーフの変更に合わせてラファエルと武藤を入れ替え(40)→青木が負傷して下がり、長澤をDH、興梠を左IHとし、ワントップにズラタンを投入(74)→左サイドからのアーリークロスをファーで合わされて失点(80)→柏木を下げて武藤を右IHとし、左SHとして高木を投入(83)→武藤を下げて長澤を右IH、遠藤をDHとし、右SBとして森脇を投入(88)


11/18 △ ACL決T アル・ヒラル −−− 1:1 

 試合を支配されるも、ラファエル起用が実り、アウェイゴールを得た一戦。特に前半は相手に支配され、跳ね返しても相手ボールという苦しい展開だったが、後半はプレッシャーを掛けて劣勢度を低下させた。(不観戦14)
GK西川、CB阿部、槇野、SB遠藤(R)、宇賀神(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SH武藤(R)、ラファエル(L)、CF興梠。Sub:榎本、那須、森脇、梅崎、矢島、高木、ズラタン〔マウリシオは出場停止〕
自陣内で相手が最前線FWへ縦に入れたボールを槇野が跳ね返し、5mほど前で受けた長澤が反転してドリブル開始、相手にチャージ(チャージした相手中心選手は負傷交替)されながら左のラファエルへパス、ラファエルは戻すそぶりをしながら縦へドリブル突破、バイタルまで進んで左足でファーサイドを走っていた興梠へクロス、相手DFがスライディングでクリアしたボールをダイレクトシュート(7)→左サイドへロングパスされ、へディングの折り返しをPA内の相手選手に胸トラップから前方へパスされ、阿部を背負った相手FWに右足トラップからの反転左足シュートされて失点(37)→負傷のラファエルを下げ、青木をCMF、長澤を左SHとして4−4−2とし、FWとしてズラタンを投入(65)→長澤に替えて梅崎(77)→興梠を下げて武藤をFW、梅崎を右SHとし、左SHとして高木を投入(87)


11/25 ○ ACL決U アル・ヒラル 埼スタ 1:0  →1勝1分けで優勝   

 相手を無失点で抑えれば優勝できる試合。1stレグで相手の強力ワントップを押さえた経験を活かすために槇野をCBとしてマウリシオを温存した先発メンバー。ボール奪取力に優れる長澤を最前線へ上げて興梠との2トップとした4−4−2で、足下に難がある相手CBにプレッシャーを掛け、そこからチャンスも生み出す。運動量の多いCMF二人(柏木or長澤と青木)とSH一人(武藤)が、守備力の低いラファエルの体力を温存させたことで得た勝利。
GK西川、CB阿部、槇野、SB遠藤(R)、宇賀神(L)、CMF柏木、青木、SH武藤(R)、ラファエル(L)、FW長澤、興梠。Sub:榎本、マウリシオ、森脇、梅崎、矢島、高木、ズラタン
長澤と柏木を入れ替えて中盤の守備力を高める(67)→相手強力FWが交替してツートップとしたことと、得点が必要な相手がパワープレーに出てくることを想定してかマウリシオをCBとして投入し、左SBを槇野として宇賀神を下げる(74)→下がった宇賀神の提案を容れて興梠とラファエルを入れ替える(74)→相手が2枚目の黄紙で一人退場(79)→疲れの見えた興梠を下げ、左SHを武藤とし、右SHとしてズラタンを投入(84)→自陣内のFKを敵陣内へ大きく蹴り込み、ズラタンが相手と競って戻ったボールを武藤がダイレクトで前方へフィード、ラファエルに付いていた相手DFが前でカットしてクリアしようとして空振りし、抜け出したラファエルがGKと1対1を決める(88)→脚が攣って交替を申し出た柏木を下げ、梅崎を投入(90+3)


11/29 × J1リ33節 川崎フ 埼スタ 0:1  7位(-22)  

 試合前に1年前のシャペコエンセ飛行機事故の犠牲者に黙祷をしたためかもしれないが、勝てば優勝の可能性が残る相手は、勢い込むあまり、試合前に花束プレゼントを受けるのを失念した。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB森脇(R)、菊池(L)、DH遠藤、IH長澤、矢島、SH武藤(R)、高木(L)、FWズラタン。Sub:榎本、槇野、平川、梅崎、柏木、青木、興梠
左サイドを突破されて送り込まれたクロスに合わされて失点(14)→高木に替えて梅崎(74)→菊池に替えて槇野(82)→長澤に替えて柏木(84)


12/02 × J1リ34節 横浜マ 埼スタ 0:1  7位(-23)  

 来期も継続することが発表された監督が、テスト的に布陣した編成とも読めるが、クラブワールドカップ登録メンバーから外した平川を先発で使う。
GK西川、CB阿部、槇野、SB平川(R)、宇賀神(L)、DH青木、IH柏木、矢島、SH梅崎(R)、高木(L)、FW興梠。Sub:榎本、マウリシオ、森脇、長澤、駒井、武藤、ズラタン
失点(53)→梅崎に替えて武藤を入れ、柏木を前へ出して4−1−3−2に(63)→矢島に替えて長澤(71)→高木を下げて、ズラタンを入れて興梠との2トップ、長澤と青木をCMFとした4−4−2とし、一旦は柏木を右SH、武藤を左SHとする(79)が、途中で両SHの位置を入れ替える


12/09 × CWC準々 アルジャジーラ Zayed Sports City Stadium 0:1  →5位決定戦へ  

 3日前に初戦を戦った地元チーム相手に不運な敗戦。勝ち上がった相手は、次戦で欧州王者相手に、GKが負傷交替するまでは勝利に値する戦いをしたほど、GKが良いチームだったが、その技量を発揮させるまでには至らず。
 前監督の押し込むサッカーが再生しつつある試合で、その姿勢が裏目に出た残念な試合。守備を強化する中で前監督の攻撃スタイル(2−3−5)を活かす攻撃スタイル(DHが最終ラインへ入り、両SBを押し上げてIHの一人が最前線へ展開する3−3−4)が出始めた試合であり、失点時はSBが、守備意識の乏しいSHと替わって最前線に入ったリスクが顕在化した不運。
GK西川、CB阿部、槇野、SB遠藤(R)、宇賀神(L)、DH青木、IH柏木、矢島、SH武藤(R)、ラファエル(L)、FW興梠。Sub:榎本、岩舘、マウリシオ、那須、森脇、梅崎、長澤、駒井、菊池、高木、李、ズラタン
相手を押し込んで最前線に右から興梠、武藤、宇賀神、柏木が張り出し、宇賀神と入れ替わって少し下がった位置でラファエルが宇賀神へ入れた縦パスを、相手に先に触られて拾われ、直ちにフリーの味方へパスされ、直ちに青木が駆け寄るも前方へパスされ、受けた相手に遠藤がが付くが半身でボールを受ける相手に何も出来ずに阿部と槇野の間のスペースへパスされ、走り込まれた相手FWに西川との1対1を決められて失点(52)→武藤に替えて高木(67)→遠藤に替えて森脇(72)→矢島に替えてズラタンを投入し、CMFを青木、柏木、SHを右にズラタン、左に高木、FWをラファエル、興梠とする4−4−2に(76)


12/12 ○ CWC5決 ウィダード・カサブランカ Hazza Bin Zayed Stadium 3:2  →5位

 来年の希望を見い出せた試合。前監督の遺産を引き継ぎつつ、守備力が強化された試合。特に2点目はラファエルが素直にクロスを上げての得点であり、ゴール前にFWと両IHが飛び込んでいたという意味でも価値は大
 試合が中断されて審判がピッチを離れて何かをのぞき込む動きが理解できず、連れと首をひねっていたら、後ろの地元の人に肩をつつかれて振り返ったところ、後ろに掲げられていた場内中継画像に重ねられて「Video Refereer」の文字があった。
 マウリシオが2ゴールで大会得点王(3人)に。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB森脇(R)、槇野(L)、DH青木、IH柏木、長澤、SH武藤(R)、ラファエル(L)、FW興梠。Sub:榎本、岩舘、宇賀神、那須、遠藤、梅崎、駒井、菊池、矢島、高木、李、ズラタン
右奥でのスローイン、5人が前線へ張り出して相手を9人押し込んで状態で直接戻し、フリーで受けた青木が中央でフリーになっていたマウリシオへパス、マウリシオがワントラップしてミドルシュート(18)→左サイドからのFKが直接ネットを揺らして失点(21)→前線のチェイスが活きて 相手が右サイドでの縦パスに失敗して森脇がカットし、内側へ移動した武藤へ斜めのパス、武藤はワントラップした後、その左へ走り込んだ長澤へパス、長澤は相手と競りながらその左の興梠へダイレクトパス、興梠はダイレクトで武藤へ戻しのパス、武藤はダイレクトで左のラファエルへパス、ラファエルはワントラップで抜き去り右足アウトでセンタリング、興梠と長澤も走り込んでいてファーに走った柏木が脚で決める(26)→負傷したラファエルに替えて梅崎(58)→長澤が得た右サイドのFKを柏木が、壁の左隣から右奥に抜け出した興梠へパス、興梠がダイレクトで上げたクロスが相手にクリアされるも弱く、マウリシオが右足インサイドで狙ってシュート(60)→負傷した梅崎を外し、CMFを青木と長澤、SHをズラタンと武藤、FWを柏木と興梠とする4−4−2(77)→右サイドの自陣深い位置でFKを与え、切り抜けた後に与えたCKの時点でビデオアシスタントレフェリーの指摘で試合が中断し、主審がピッチサイドのビデオを確認して取られたPA内ファウルでPKにより失点(90+4)→興梠を外し、ズラタンをFW、武藤を右SHとし、左SHとして菊池を投入(90+5)






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