2010


リーグ戦 ディヴィジョン1 →10位
×鹿16○東11△山10○セ8○湘5○新2○川1×磐3×清5○名4×横5△仙5×ガ6×広9○京6×宮9×神10×名11△仙11○湘△鹿10○東10△清10○新8○宮8○セ8×磐9×山10×広10○京9×ガ9○横9△川9×神10

ナビスコカップ(J1カップ戦) →2勝2分け2敗で5位。予選リーグで敗退
予選リーグ:△磐○神○湘×山×清△横 →予選リーグ5位で2位以内に入れず、決勝トーナメントに進出できず。

天皇杯 →準々決勝で敗退
○2回戦○3回戦○4回戦×準々決勝

☆その他
PSM:×徳島×草津△水原三星


メモ




 2010年は、フィンケ監督の力量を問う年となった。まず、日本代表のブラジル系DFを放出して、オーストラリア代表に替えようとし、左サイドバックに元ユースの大卒選手を獲得し、サイドバック、サイドハーフなど様々なポジションをこなせるドイツ時代の教え子を獲得し、さらに、運動量豊富で多彩なパスのアイデアを持つ他チームの10番を獲得。そして、GM職を設置してJ2チームの監督の経験があるレッズの初代キャプテン?を据えた。目標としてACL出場権獲得を目指す。
 FWに高原(19)〔7月に移籍〕、エジミウソン(17)、達也(11)、高崎(16)、ファイサル(30)〔5月に契約解除〕、矢島倫太郎(36)〔9月にユースから登録〕。
 OMFに柏木(8)、ポンテ(10)、梅崎(7)、エスクデロ(15)、原口元気(24)、山田直輝(34)、林勇介(32)。
 DMFに啓太(13)、阿部(22)〔8月にイングランドへ移籍〕、細貝(3)、西澤代志也(27)〔7月にレンタル移籍〕、濱田水樹(26)、堀之内(20)。
 SBにサヌ(5)、宇賀神(35)、平川(14)、堤俊輔(12)〔6月にレンタル移籍〕、高橋峻希(33)、永田拓也(21)。
 CBに暢久(6)、スピラノビッチ(4)、坪井(2)、岡本拓也(31)。
 GKに山岸(1)、加藤(18)、都築(23)〔6月にレンタル移籍〕、大谷幸輝(29)。


02/21 × PSM第1 徳島ヴ ポカリ 1:2  

 J2相手に敗戦。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、堤、DH阿部、細貝、OMFセルヒオ(R)、宇賀神(L)、FWエジミウソン、達也。Sub:加藤、マシュー、堀之内、啓太、原口、高崎、高原。〔直輝、梅崎、柏木、ポンテ、サヌは回復中〕
セルヒオが先制点(54)→細貝に替えて啓太、達也に替えて高崎を投入(62)→坪井に替えてマシューを投入するも安定感がないプレー(67)→岡本に替えて堀之内を投入(74)→失点して追い付かれる(79)→セルヒオに替えて原口、エジミウソンに替えて高原を投入(80)→失点(89))。


03/06 × リーグ1節 鹿島ア カシマ 0:2  16位(-3)

 昨年と同カードで同スコアでの敗戦。得点機もあったがラッキーな失点回避もあり、実力差を反映したスコア。まだ柏木に周りが慣れていない感じ。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、DH阿部、細貝、OMFポンテ(R)、柏木(C)、セルヒオ(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、堀之内、岡本、啓太、達也、高原、原口。〔直輝、梅崎は回復中〕
右サイドからクロスを上げられ相手FWに斜めに走り込まれて、マークが付いていたものの失点(5)→達也投入〔細貝アウトで柏木がDMFに下がり、達也はFWで2トップになる。〕(68)→原口投入〔坪井アウトで阿部がCBに入り、柏木のワンボランチ〕(83)→逆襲から右奥からのクロスをヘディングされて失点(86)。


03/14 ○ リーグ2節 F東京 埼玉ス 1:0  11位(-3)

 補強して優勝を狙うチームとの戦いだったが、補強した相手CBが退場になってしまった。しかし、そのために相手の守備意識が高まり、困難な試合になる。集中力を切らした暢久のミスパスからピンチをたびたび招く。試合後のフィンケは「相手のチームに1人の退場者が出て、私たちが数的優位な状況になりますと、一人の監督にしてみれば非常に悩ましい状況が生まれてしまいます。なぜならば、無意識的に何人かの選手たちが集中力を失ってしまうことがあるからです。ですので、そのことについて指摘をしなくてはなりませんし、よくあることですが、選手の数の状況が同じときの方がいい試合を展開することがあります。」と語る。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、DH阿部、細貝、OMFポンテ(R)、柏木(L)、FWエジミウソン、達也。Sub:加藤、岡本、マシュー、啓太、高原、原口、セルヒオ。〔直輝、梅崎、サヌは回復中〕
左サイドから細貝とのワンツーで相手PA内に侵入した宇賀神が倒されて得たPKをポンテが決める(19)→2枚目のイエローで相手が10人になる(39)→達也に替えてセルヒオを2列目右に置き、4-2-3-1にする(63)→負傷の平川に替えて岡本を投入(72)→柏木に替えてトップ下に啓太を入れる(86)


03/21 △ リーグ3節 モ山形 NDス 1:1  10位(-3)

 CK崩れからの得点。その後、攻めるも追加点を奪えず。
GK山岸、DF細貝、暢久、坪井、宇賀神、DH阿部、啓太、OMFポンテ(R)、柏木(L)、FWエジミウソン、達也。Sub:大谷、岡本、マシュー、堀之内、原口、セルヒオ、高原。〔直輝、梅崎、サヌ、平川は回復中〕
CKの崩れから左側を駆け上がる細貝にパスが出て、細貝がセンタリングしたボールをエジミウソンがヘッディング(30)→達也を下げてセルヒオを投入(HT)→右側からのFKを足で合わせて決められて失点(58)→啓太に替えて高原を投入(79)


03/31 ○ リーグ4節 セ大阪 長居ス 3:2  8位(-3)

 2度追い付かれるが突き放す。
GK山岸、DF細貝、暢久、坪井、宇賀神、DH阿部、柏木、OMFポンテ(R)、セルヒオ(L)、FWエジミウソン、達也。Sub:大谷、堤、マシュー、堀之内、啓太、原口、高原。〔直輝、梅崎、サヌ、平川は回復中〕
左サイドから柏木が入れたボールを相手DFがクリアし損ねて、こぼれたボールを達也がシュート(21)→相手FWに個人技で中央からシュートされて失点(21)→セルヒオが負傷で原口が交代出場(38)→相手ボールを高い位置で奪い、阿部のスルーパスからエジミウソンがシュート(54)→達也に替えて啓太(69)→右側からのセンタリングを頭で合わされ、ファーのポストに跳ね返ったボールを押し込まれて失点(79)→相手のプレッシャーを受けて細貝が放り込んだロングボールをエジミウソンが相手と競りながら確保し、右側からPA内に侵入し、ゴールライン近くから相手GKの足の間を抜くシュート(80)→ポンテに替えて堀之内(88)


03/31 △ ナ杯予1節 ジ磐田 埼スタ 1:1  3/7位(-2)

 前半は左サイドがぎくしゃくしていた。原口の運動量が足りないためか、堤が上がっていきづらそうだった。パスミスも多く、そのせいもあっての失点。ハーフタイムにブーイング。細貝を左サイドに入れて推進力を与え、ポンテを投入して推進力を活かす。チャンスは作るものの、ロスタイムに追い付くにとどまる。
GK加藤、DF高橋、マシュー、坪井、堤、CMF阿部、細貝、RSH柏木、LSH原口、FWエジミウソン、高崎。Sub:大谷、岡本、堀之内、西澤、啓太、ポンテ、林。〔直輝、梅崎、サヌ、平川、セルヒオ、達也は回復中〕
裏への放り込みのクリアミスをきっかけとして、ボールが相手に飛び込んでいく不運もあり失点(13)→堤を下げて細貝を左SBに、栢木を1列下げてポンテを投入(HT)→高崎を下げてポンテをFWとし、2列目に林を投入(72)→原口を下げて、栢木を1列挙げて啓太を投入(82)→右サイドから上げたクロスをエジが頭で落とし、ポンテが拾ってPA内の柏木とのワン・ツーで抜け出してシュート(90+2)


04/03 ○ リーグ5節 湘南ベ 埼スタ 2:1  5位(-1)

 埼玉スタのリーグ戦100試合目は、J2から上がったばかりのチームを相手に効果的なサイドチェンジが多く観られた楽しい試合。ボールポゼッションも申し分ないが、ゴールはPKとFKのみ。試合直後にフィンケはヒーローインタビューを待つポンテを抱きかかえるように激しく何事かを語り掛ける。神妙に聞くポンテ。試合途中に堤を叱って萎縮させたことに反省を求めたのかな。フィンケは試合後の監督インタビューで「今日のような試合内容を考えれば2-1の結果ではなくて、このスタジアムのサポーターとともに、一緒に4-0、5-0で勝利を収めることができたはずだと私は思っています。」とコメント。
GK山岸、DF高橋、暢久、坪井、宇賀神、CMF細貝、阿部、RSHポンテ、LSH柏木、FWエジミウソン、達也。Sub:加藤、マシュー、堤、堀之内、啓太、原口、高崎。〔直輝、梅崎、サヌ、平川、セルヒオは回復中〕
右サイドから相手PAに入り、深い切り返しから突破を試みた達也が足で引っ掛けられて得たPKをポンテが決める(45)→試合中に傷んでいた細貝を下げて啓太を投入(53)→ボール回しから正面やや左から縦に突破しようとした阿部が倒されて得たFKを阿部が蹴り、相手の壁に当たってコースが変わってゴールイン(56)→試合中に傷んでいた?達也を下げて原口を入れて左に置いてセンターを柏木の4-2-3-1とする(63)→峻希を下げて堤を投入(81)→右サイドを縦に突破され、センタリングされたボールを合わされて失点(90+1)


04/10 ○ リーグ6節 ア新潟 スワン 2:0  2位(-1)

 流れの中から連携での得点が生まれた試合。ワンタッチのアシストが決まった。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、CMF啓太、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、マシュー、岡本、堀之内、サヌ、原口、高原。〔直輝、梅崎、セルヒオ、高橋、細貝は回復中〕
宇賀神が負傷してサヌが初出場(16)→右からPA付近に迫った達也が中央へ横パスし、サヌが軽く触って後ろへ落とし、阿部がシュートして右隅に決める(73)→左サイドからポンテがグラウンダーのFKを蹴り、阿部がかすかに触ってゴール(81)→柏木に替えて堀之内を投入(85)→達也に替えて原口を投入(88)


04/14 ○ ナ杯予2節 ヴ神戸 ホムズ 3:1  1/7位(+0)

 公式戦5試合勝利なしの相手に手こずったが、先制点を取った相手が引き気味になったこともあって逆転勝利。パスミスも多い試合。マシューは未だなじめず。加藤は後半ロスタイムのPKをはじき、やり直しのPKも弾く。
GK加藤、DF高橋、暢久、マシュー、サヌ、CMF阿部、啓太、OHポンテ(R)、柏木(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、坪井、堤、岡本、堀之内、高崎、高原。〔直輝、梅崎、平川、セルヒオ、達也、細貝、宇賀神は回復中〕
相手陣内でボールを渡してしまい、逆襲から失点(59)→啓太に替えて高原を投入し柏木が1列下がる(62)→ゴール前の跳ね返りをエジミウソンが上へ上げ、落ちたところにいた高原がシュート(66)→柏木がシュートの跳ね返りを上がってきた阿部に丁寧に差し出し、ダイレクトでシュートしたボールがシュート回転で左ギリギリに決まる(74)→原口に替えて堀之内を入れ、柏木が2列目になる(79)→跳ね返りを堀之内が広いエジミウソンへパス、エジミウソンが相手を交わしてシュート(88)→エジミウソンに替えて高崎を入れて2トップ気味にする(90)


04/18 ○ リーグ7節 川崎フ 埼スタ 3:0  首位(+1)

 見せ場たっぷりの快勝。水曜を休ませた細貝と達也がゴール。山岸はPKをセーブ(右下で弾いたボールを相手が枠の上へ外す。)。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、サヌ、CMF細貝、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、マシュー、高橋、堀之内、啓太、原口、高原。〔直輝、梅崎、セルヒオ、宇賀神は回復中〕
右サイドで相手が蹴り返そうとしたところにポンテが詰めて、ボールはPA付近に落ち、拾った細貝がボレーシュート(7)→自陣バイタルエリアで奪ったボールを平川から受けた阿部が前方を走る達也へフィード、達也はDFを背負ったエジミウソンとのワンツーからドリブルで進み、前方を斜めに走った柏木のお陰で生じたコースに左足シュート(8)→柏木に替えて堀之内を入れ、4-3-2-1風になる(58)→達也に替えて高原を投入(71)→相手PA内混戦から抜け出したエジミウソンがシュート、相手GKが弾いたボールを堀之内がダイレクトで押し込む(72)→ポンテに替えて高橋を入れて前戦のチェイシングを強化(89)→サヌが傷んだため、高橋を左SBとし、サヌをトップに据える


04/24 × リーグ8節 ジ磐田 埼スタ 0:1  3位(-2)

 シュートがポストに嫌われた不運な敗戦だが、相手の研究が進み、ポンテのボールキープの癖が分かってきている面もある。疲れも見えてきて、瞬発力など敏捷性が落ちている。フィンケのまとめでも「今日の試合はとても短くまとめることができると思います。一つの事実として私たちの選手は多くの得点チャンスを作り出していました。しかし、先週、選手たちが見せたような優れたコンディションを今日、証明することができなかった。このような選手のコンディションが変わることも、サッカーの一部です。」と。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、サヌ、CMF細貝、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:都築、マシュー、宇賀神、堀之内、啓太、原口、高原。〔直輝、梅崎、セルヒオは回復中〕
逆襲を受けての速攻で右利きの相手選手の右足のコースを消していたのに、左足のシュートが枠ギリギリに飛んでしまって失点(55)→サヌを宇賀神に替え、柏木を高原に替えて2トップとする(61)→達也を原口に替える(82)


05/01 × リーグ9節 清水エ エコパ 1:2  5位(-5)

 ミドル・シュートが枠に飛ばず、ロスタイムに決勝点を決められてしまう。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、CMF啓太、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:都築、マシュー、堤、堀之内、サヌ、原口、高原。〔直輝、梅崎、セルヒオ、細貝は回復中〕
低いCKにニアで合わされて失点(17)→ポンテがPAライン際にいたエジミウソンとのワンツーで抜け出して左足で決める(22)→パスミスの目立っていた啓太に替えて堀之内を投入(67)→直前のプレーで足を痛めた達也に替えて高原(75)→柏木に替えてサヌを投入(88)→セットプレーの崩れから、左サイドでクロスを上げられて、ファーで頭で合わされて失点(90+3)


05/05 ○ リーグ10節 名古屋 埼スタ 2:1  4位(-5)

 先制されるがハーフタイムで立て直し、柏木の加入後初ゴールと原口の今期初ゴールで逆転勝利。テレビ中継のインタビューでは、フィンケは、相手が3バックできたので前半は選手が戸惑っていたがハーフタイムで修正できた、旨の説明をした。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、CMF細貝、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、マシュー、啓太、堀之内、サヌ、原口、セルヒオ。〔直輝、梅崎は回復中〕
左サイドからクロスを入れられ、高さのある相手FWのヘディングで失点(13)→相手ゴール前でヘディングで競った達也が原口と交代(34)→相手ゴールエリア内にドリブルで原口が切り込み、右の柏木へパスし、柏木がダイレクトでシュート(48)→逆襲からポンテが右サイド奥からセンタリングしたボールを原口がダイレクトでたたき込む(55)→マシューを投入〔柏木〕して5バック気味に守る(89)→堀之内投入〔ポンテ〕(90+3)


05/08 × リーグ11節 横浜マ 埼スタ 2:3  5位(-5)

 疲れの蓄積でシュートはバーへ。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、CMF細貝、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、マシュー、啓太、堀之内、サヌ、原口、セルヒオ。〔直輝、梅崎は回復中〕
右サイドから中央に回り込まれて素晴らしいミドルシュートを決められ失点(6)→左サイドから切り込んだ達也がセンタリングしたボールをポンテがグラウンダーで折り返し、柏木が合わせて決める(20)→相手のGKが蹴ったボールを拾われてGKとの1対1を決められて事故のような失点(44)→CKがファーに流れ、受けた細貝がゴール前に上げたボールをエジミウソンが頭で決める(49)→ゴール前の混戦からフリーの相手にパスされて失点(60)→宇賀神を下げて左SBを細貝とし、柏木をCMFとして2列目に原口を投入(66)→坪井を下げて阿部をCBとし、ポンテをCMFとして2列目にセルヒオを投入(82)→細貝に替えてサヌ(88)


05/15 △ リーグ12節 ベ仙台 宮城ス 1:1  5位(-5)

 28本のシュートで1点。相手ゴール前の横パスに「なぜ打たない!!」の怒号と悲鳴。パスの受け手がびっくりして反応できないほど意外なパス選択のときもあり、相手が素早く反応してクリアされる。
 試合後に、ペットボトル投げ込み、立入制限範囲に入っての選手バス取り囲み、相手バスへの人種差別発言有り。〔5月20日付けクラブの告知
GK山岸、DF平川、マシュー、坪井、宇賀神、CMF細貝、阿部、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、堤、啓太、堀之内、サヌ、原口、セルヒオ。〔直輝、梅崎、暢久は回復中〕
ゴール前の混戦からエジミウソンが決める(28)→相手の10番にFKをサイドネットに決められて失点(35)→達也に替えてセルヒオを投入(HT)→宇賀神に替えてサヌを投入(80)→柏木に替えて原口を投入(87)


05/22 ○ ナ杯予3節 湘南ベ 平塚競 2:1  1/7位(+2)

 マシューが戦力化した試合。
GK加藤、DF平川、坪井、マシュー、サヌ、CMF啓太、堀之内、OHポンテ(R)、柏木(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:山岸、堤、暢久、宇賀神、細貝、セルヒオ、高崎。〔阿部は代表。達也は代表予備登録。直輝、梅崎、高橋は回復中〕
最終ラインのパス回しからマシューが最前線のエジミウソンへロングフィード、足で落としたボールを柏木がダイレクトで右へはたき、走り込んだポンテがワントラップしてシュート(22)→右サイドからファーへクロスを放り込まれ、サヌがヘッディングしきれずに失点(25)→ミスが目立った原口に替えてセルヒオ(HT)→ハーフウェイライン近くのフリーキックでマシューが最前線へ上がり、いったんスローインになるが、PA内でサヌのスローインを受けたマシューが大きな切り返しからセンタリングしたボールをエジミウソンが頭で決める(58)→疲れてきた堀之内に替えて細貝(66)→守備の不安定さを相手に突かれていたサヌに替えて宇賀神(76)


05/26 × ナ杯予4節 モ山形 駒場ス 0:2  3/7位(-0)

 雨中の駒場。零封されるが、試合後、東側ゴール裏に選手が挨拶した後、メインスタンドへ向かう選手達の後ろからプライドオブウラワ。場内に広がる。
GK加藤、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、CMF啓太、細貝、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:山岸、堤、マシュー、濱田、堀之内、原口、高崎。〔阿部は代表。直輝、梅崎、高橋、セルヒオは回復中〕
右サイド、2対2だったのに、簡単なワンツーで抜け出されフリーでセンタリングされて失点(38)→啓太を下げて柏木をCMFとし、左の2列目に原口を入れる(61)→左サイド、ボールを取ったり取られたりの状態から相手に素早くセンタリングされ、失点(63)→達也に替えて高崎を入れ、2トップにする(75)


05/30 × ナ杯予5節 清水エ 埼スタ 0:1  5/7位(-3)

 パススピードが上がってきて良い試合を展開するも枠に嫌われ、終了間際に失点して敗戦。将来に希望が持てる試合。
GK加藤、DFサヌ、暢久、マシュー、宇賀神、CMF堀之内、細貝、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:山岸、堤、平川、啓太、セルヒオ、原口、高崎。〔阿部は代表。直輝、梅崎、高橋は回復中〕
達也が接触プレーで負傷交代〔セルヒオ〕(36)→足が攣った堀之内に替えて啓太(81)→足が攣った宇賀神に替えて細貝が左SBに、柏木が1列下がり、ポンテが真ん中、セルヒオが右、左に原口を投入(86)→自陣左サイド深いところでボールを奪い合い、抜け出されてセンタリングされ、ヘディングシュートで失点(87)


06/09 △ ナ杯予最終 横浜マ 日産ス 0:0  5/7位(-5)

 相手は勝てばグループリーグ突破の立場で好ゲームを展開。暢久や柏木も足を攣る。負傷明けの直輝が交代出場し、スルーパスをカットされること2回。パススピードも弱く、四つ組まれている練習試合で試合勘を取り戻せるかがオーストリア合宿のポイント。
GK加藤、DF平川、暢久、マシュー、宇賀神、CMF堀之内、細貝、OHポンテ(R)、柏木(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:山岸、坪井、岡本、濱田、直輝、セルヒオ、高崎。〔阿部は代表。梅崎、啓太、達也、高橋、サヌは回復中〕
原口に替えてセルヒオ投入(59)→疲れの見えた堀之内に替えて直輝(78)→セルヒオが負傷し、平川を下げる予定を変更したものの岡本の右SB投入は変えず、平川を右OHとし、ポンテを左へ回す(79)


07/05 × PSM第2 ザ草津 正田ス 1:3  

 J2最下位相手の敗戦。11日間のオーストリア合宿から帰国して3日後、W杯深夜放送中というタイミングの結果という面も。
GK山岸、DFサヌ、暢久、坪井、宇賀神、DH細貝、CMF直輝、柏木、OHポンテ(R)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、濱田、峻希、堀之内、啓太、セルヒオ、高崎。
失点(19)→失点(23)→ポンテのフリーキックが直接決まる(25)→直輝に替えて啓太を投入(58)→PKを取られて失点(65)→原口に替えてセルヒオ、坪井に替えて堀之内を投入(65)→細貝に替えて濱田を投入(78)→ポンテに替えて高崎を投入(79)→サヌに替えて峻希を投入(83)


07/11 △ PSM第3 水原三星 水原W杯ス 0:0  

 急遽設定したプレシーズンマッチは韓国での対戦。7月4日の記者会見で監督は次のように説明していた。「私個人的には、その時期にレベルの高いチームと対戦したかったということだけですし、それ以外はすべてクラブが手配したことですので。本当なら、非公開の試合ということで、一番近くにある大宮と対戦することもできましたが、その数週間後に私たちは大宮と当たってしまうので、今回のタイミングでは彼らと対戦することはできませんでした。そして、正直に私は話しますが、この対戦相手を選ぶ作業に関しまして、私は一切絡んでいませんので、この件に関しまして、それ以上はお話できません。しかし、私たちが今回アウェイで試合をするということに関しましては、一切反対しませんし、私たちが電車に乗って大阪に行ったとしても、飛行機で韓国へ行ったとしても、それほど移動時間は変わりませんから。しかし、非常に残念だと思っているのは、私たちは韓国のホテルでワールドカップの決勝戦を見ることになるということです(苦笑)。とても不思議な感覚です。」
 そして試合後のコメントは「そして、サッカーを愛している人々にすれば、今日の試合はとても興味深いものだったと思います。なぜならば、私たち浦和レッズはショートパスをとてもたくさん細かくつないでゲームを組み立てていったのに対し、相手の水原は逆に素早いタイミングで前線に長いボールを送り込んできていました。そういう意味では、2つの哲学を見ることができた、とても興味深い試合だったと思います。」というもの。
GK山岸、DF平川、堀之内、坪井、サヌ、DH阿部、CMF細貝、直輝、OHポンテ(R)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、峻希、宇賀神、啓太、梅崎、セルヒオ。〔達也、暢久、マシュー、柏木は回復中。暢久は私事都合で帰国〕
原口に替えてセルヒオ(59)→細貝に替えて啓太(69)→サヌに替えて宇賀神・平川に替えて峻希・直輝に替えて梅崎(82)


07/18 × リーグ13節 ガ大阪 万博記 2:3  6位(-7)

 試合的には暢久の厄日。レッズのサッカーとしては、ポゼッションだけの段階から、パスサッカーが一段階進んでゴール・チャンスを作り出すことができるようになってきた。ただ、まだゴールには直結しない。この試合、2得点したが、1点目は混戦見事な崩しから、2点目はセットプレイ。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、サヌ、DH阿部、細貝、OHポンテ(R)、直輝(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、宇賀神、堀之内、柏木、啓太、原口、セルヒオ。〔梅崎は回復中〕
遠くでごちゃごちゃしている間に得点という感じだったが、オフィシャルメディアによると「右サイドでボールを持ったポンテの脇を平川が駆け抜け、ポンテからの縦パスを受けた平川が右足ダイレクトでクロスを入れる。このクロスにエジミウソンがダイビングヘッドで合わせてネットを揺らした」(18)→暢久が縦に入れようとしたボールが相手へのプレゼントパスになり、逆襲から日本の至宝に決められて失点(45+1)→左サイドからのクロスを暢久がヘディングでクリアしたボールがゴールに入ってしまって失点(64)→細貝に替えて柏木を投入して阿部のワンボランチに(67)→お互いがボールを獲ろうとスライディングしてガンバの選手が一発レッドで退場(68)→サヌに替えて宇賀神を投入(70)→達也に替えて原口を投入(74)→お互いがボールを獲ろうとスライディングして暢久が一発レッドで退場(90)→柏木が蹴った右CKをエジミウソンが決める(90+3)→右サイドを崩されて中央へマイナスのパスを出され、更に後ろへ戻されたボールをダイレクトで打ち込まれて失点(90+4)


07/24 × リーグ14節 サ広島 埼玉ス 0:1  9位(-10)

 高原退団後、最初の試合。試合後、ゴール裏はブーイングとタカ・コール〔高原を構想外としたフィンケに対する抗議?〕と宇賀神コール〔守備力が上の宇賀神を先発起用せず自分が呼んだサヌを本職でない左SBで起用するフィンケへの抗議?〕。  高温多湿のコンディションでポンテを相対的に涼しくなる後半に起用する方針。休養明けのマシューが90分持たないというマイナス要素。監督曰く「ハーフタイムの時点でスピラノビッチは、すでに90分もつかどうか分からない。長くてもあと20分ちょっとじゃないか、と言っていましたが、実際にピッチに立ってからも、スピラノビッチ本人が2度、私に対して交代をしてほしいというサインを出してきました。とても残念なことでしたが、私は彼を交代させなくてはなりませんでした。」。
GK山岸、DF平川、マシュー、坪井、サヌ、DH阿部、細貝、OH柏木(R)、直輝(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、宇賀神、堀之内、啓太、ポンテ、原口、セルヒオ。〔暢久は出場停止。梅崎は回復中〕
直輝に替えてポンテを投入しOHのセンターの柏木、右にポンテ(62)→当人の申し出でマシューを下げて堀之内を投入(68)→右サイドから侵入され、中央へ折り返されて失点(72)→細貝に替えてセルヒオを投入し、柏木を細貝の位置に、その後にポンテその後にセルヒオ(77)→達也を上げて2トップとし、ポンテ右、セルヒオ左の4−4−2


07/28 ○ リーグ15節 京都サ 西京極 4:0  6位(-8)

 相手は10戦勝ち無しの最下位で前日に監督が退任したばかり。新監督が指揮してモチベーションが高かったが、取りこぼしせず。雨中の試合で緊迫した攻防だったが、後半に先取点を獲って、相手が精神的に崩れ、たたみかける形で得点を重ねた。サヌと宇賀神のJ初ゴール。
GK山岸、DF平川、マシュー、坪井、サヌ、DH阿部、啓太、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、宇賀神、堀之内、直輝、高崎、原口、セルヒオ。〔暢久、細貝は出場停止。梅崎は回復中〕
ペナルティー・アーク付近でポンテがワンツーを試みて走り込んだ後のスペースへサヌが顔を出し、パスを受けた阿部がプレッシャを受けながら出したボールをダイレクトでゴール右際にシュート、ブラインドもあってか相手GKは反応できず(53)→マシューのバックパスを山岸がダイレクトでフィードし、相手の中盤がかぶってエジミウソンまで届く、エジミウソンがドリブルで前進し相手を引き寄せて右にいたポンテへパス、PA内で受けたポンテがグラウンダーのシュート(64)→守備に不安があるサヌに替えて宇賀神を投入(72)→マシューが最前線へフィードしたボールを相手DFがGKに任せるが、GKが空振りし、追い掛けていたエジミウソンがゴールへ流し込む(75)→柏木に替えて直輝を投入(77)→啓太に替えて堀之内を投入(82)→自陣で阿部がボールを胸でカットしてポンテへ預けて前進し、ポンテは右サイドをドリブルで前進し、左サイドから達也がDFを引き連れて右サイドへ移り、空いた左サイドに走り込んだ宇賀神へポンテがパスを出し、グラウンダーのシュート(88)


07/31 × リーグ16節 大宮ア 埼玉ス 0:1  9位(-11)

 ダービーだったがセットプレーで失点し、さらに10人になって閉じこもる相手を崩せず。それでも崩しのパターンが増えて明るい兆しは出てきた。
GK山岸、DF平川、マシュー、坪井、サヌ、DH阿部、啓太、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、宇賀神、暢久、細貝、直輝、原口、セルヒオ。〔梅崎は回復中〕
自陣右コーナーキックからの混戦で失点(28)→平川とボールを取り合おうとした相手選手が正面衝突して赤紙で退場し相手が10人となる(40)→達也が負傷交代?でセルヒオ投入(44)→平川に替えて宇賀神を左SBとして投入しサヌを右SBに(65)→啓太に替えて原口を投入し、柏木をDHにし、2列目を原口(L)、ポンテ(C)、セルヒオ(R)とする(72)


08/08 × リーグ17節 ヴ神戸 ホムズ 0:1  10位(-13)

 前戦に続いて相手が前半で10人になるが得点できず。ミドルシュートは相手GKへのパスか枠外。サイドからのクロスは相手DFの頭へのパス。
GK山岸、DF平川、マシュー、坪井、宇賀神、DH阿部、啓太、OHポンテ(R)、柏木(C)、サヌ(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、暢久、堀之内、細貝、達也、原口、セルヒオ。〔梅崎、直輝は回復中〕
相手SBが2枚目のイエローで退場(44)→逆襲で真ん中に集まったところをフリー選手に出されて失点(52)→サヌに替えて達也、啓太に替えてセルヒオを投入し柏木をDHとし、ポンテを2列目中央に(60)→柏木に替えて細貝(68)


08/14 × リーグ18節 名古屋 豊田ス 1:3  11位(-15)

 前半の良い時間帯に得点できず。後半先制されて、ミドルシュートで同点にするが、バックラインのボール回しに対するプレッシャーに負けて失点。相手CFWが本調子であればあと3失点。サポは覚悟を決めて、選手のメンタル・サポートに徹する姿勢
GK山岸、DFサヌ、マシュー、坪井、宇賀神、DH阿部、細貝、OHポンテ(R)、柏木(C)、達也(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、暢久、平川、堀之内、原口、セルヒオ。〔梅崎、直輝、啓太(先発予定が試合前の練習で傷めた。)は回復中〕
ミスの目立つポンテに替えて平川を右SBに投入し、サヌを2列目に置く(HT)→相手左CKを右にはじき出して相手スローイン、相手はCK体制を維持したままで、いったん前方へクリアするが大きくフィードされ、左へこぼれたボールを拾われてほぼフリーでクロスを上げられ、レッズ昨年のCBのヘディングシュートにより失点(54)→サヌに替えて原口を投入(61)→左サイドから中央へ進出した宇賀神が右足でファーのサイドネットへシュート(65)→達也に替えて暢久を投入し、原口を左に回す(68)→最終ラインのボール回しを奪われて失点(79)→前掛かりになって逆襲され、4対4の形から失点(83)


08/17 △ リーグ19節 ベ仙台 埼玉ス 1:1  11位(-14)

 平日で隙間が見えるスタンド。それもあってか、近来になくチャントが響く。特に先制点を取られてからのコールは屋根を揺るがす感じ。
GK山岸、DF平川、暢久、マシュー、サヌ、DH阿部、細貝、OHポンテ(R)、柏木(C)、宇賀神(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、高橋、堀之内、セルヒオ、原口、高崎。〔梅崎、直輝、啓太、達也は回復中〕
負傷したサヌをSHとして宇賀神とポジションチェンジ(HT)→細貝に替えて原口を投入し、柏木をDHとする(67)→右サイドをゴールライン際で突破され、混戦からオウンゴールで失点(69)→サヌに替えてセルヒオ(77)→阿部に替えて堀之内(79)→左サイドから宇賀神が入れた速いクロスをエジミウソンが合わせようとしたすぐ前で相手DFが出した脚に当たってオウンゴール(83)


08/21 ○ リーグ20節 湘南ベ 平塚競 4:1  11位(-14)

 6試合、勝利のない17位のチーム相手の勝利。マシューのJリーグ初得点、セルヒオの今期初得点、エジミウソンのJリーグ200試合目での100得点達成。CBの進出が得点へ結実した試合であり、また、相手ゴール前の混雑が多い現在のチーム戦術では「ゴールマウスへのパス」の感覚が重要であることを暢久が示した試合でもある。そして、痩せて顔の表情が精悍になったセルヒオとエジミウソンが結果を出した試合。
GK山岸、DF平川、暢久、マシュー、サヌ、DH阿部、細貝、OHポンテ(R)、柏木(C)、宇賀神(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、坪井、高橋、堀之内、セルヒオ、原口、高崎。〔梅崎、直輝、啓太、達也は回復中〕
左肩を痛めた阿部に替えてセルヒオを右SHに投入し、ポンテを中、柏木をDHとする(HT)→右CKから戻ったボールを拾ったサヌが左に開いた宇賀神へパスし、選手がばらけてきた相手ゴール前を宇賀神がよく見て入れた入れたクロスをマシューがダイビングヘッド(55)→サヌに替えて堀之内をDHで投入し、宇賀神を左SBとし、セルヒオを左SHにし、ポンテを右、柏木を中に置く(61)→自陣で暢久が相手FWと競ったボールをマシュー拾い、前線のセルヒオへパスして、ゆっくり左側をドリブルしていくセルヒオの前を横切る形で追い越し、セルヒオは中へドリブルした後、ファーのサイドネットへカーブ回転のシュート(62)→自陣深いところで奪ったボールを前方で受けた堀之内が最前線のセルヒオへパスして上がっていき、左サイドへ進出したセルヒオが中のエジミウソンと堀之内にマークが付いているのを見て、ノーマークで進出してきた暢久へパスし、暢久が詰めてきた相手GFを交わして相手ゴール左隅を狙って左足でパスのようなシュート、ポストに当たって跳ね返ったところを相手と競り合いながらエジミウソンがシュート(78)→前戦でエジミウソンが、前へ走り込んでいくポンテへパスし、ポンテが相手DF二人と競りながら足を延ばして、中へ移動したエジミウソンへ戻し、エジミウソンが落ち着いてシュート(79)→宇賀神に替えて原口を左SHで投入し、細貝を左SBとし、柏木をDHとする(80)→ゴール前の混戦から押し込まれて失点(90+1)


08/28 △ リーグ21節 鹿島ア 埼玉ス 1:1  10位(-16)

 相手PKを阻止してラスト10分で得点し、勝利を確信しながら、ラスト・ワン・プレーで追い付かれた。交代で入った相手選手のコメント「浦和はサイドから折り返しを受けるときに中央の守備が下がると指示があった。だからあそこにこぼれてくると」〔29日付け日経朝刊〕「試合前から監督にあのエリアは空くと言われていたし、あそこは狙い目だった」〔J's GOAL〕に見る相手チームのスカウティング力とそれを実行する選手スキルが3連覇を達成した力の源泉だろう。むしろ、そのチームを相手に勝利寸前まで行ったことをレッズの進歩ととらえ、今後の成長の伸びしろを監督コメント「あのような状態では、後ろの選手たちが中盤の選手に声をかけて、ペナルティーエリアの中にいる必要がない選手たちはエリアの外に出ろ、ボールにいけ、ということを言わなくてはいけなかったのです。」〔監督質疑応答〕にみるべき。
GK山岸、DF平川、暢久、マシュー、サヌ、DH柏木、細貝、OH原口(R)、ポンテ(C)、宇賀神(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、高橋、岡本、堀之内、濱田、高崎。〔セルヒオは出場停止。阿部は移籍交渉中。梅崎、直輝、啓太、達也は回復中〕
暢久が負傷で坪井と交代(69)→高橋が原口と交代出場(75)→ポンテが右45度PA外側から弾丸ミドルシュート(80)→宇賀神が負傷で交代の堀之内はDHで4−3−2−1(84)→左サイドの相手スローインから自陣ゴール前混戦になってペナルティーアーク付近からシュートされ失点(90+5)


09/05 ○ E杯2回戦 東京国際大学 駒場ス 7:0  

 阿部移籍後初の試合であり、国際Aマッチデーで代表初招集の細貝のほか、マシュー(オーストラリア代表)、サヌ(ブルキナファソ代表)も抜けて、ベンチにはユースの中心選手である矢島倫太郎が入る。
 相手は1回戦を2日前に戦ったばかりの埼玉県代表であり、勝って当然の試合。しかもNHK−BSの中継を意識したのか、埼玉県代表としてのレッズに対する敬意なのか、ラフプレーのない技術が生きる試合。ただ芝は問題。
 試合後に相手選手がレッズベンチ前に整列して一礼し、場内から拍手。答えてレッズの選手も出島の相手サポへ整列して一例。選手退場後に阿部が登場し、場内を一周。途中、コールリーダーのところでは塀を越えて上がり胴上げされるシーンやクールダウン中の選手から胴上げされるシーンもあり。
GK山岸、DF高橋、暢久、坪井、平川、DH濱田、柏木、OHセルヒオ(R)、ポンテ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、永田、林、矢島、高崎。〔細貝、マシュー、サヌ、岡本(U19)は代表。梅崎、直輝、啓太、達也、宇賀神、堀之内は回復中〕
センターサークル付近で競り合っているボールを柏木がダイレクトでふんわりと前方へフィードし、ポンテがドリブルでGKと1対1になり、相手GKが弾いたボールをエジミウソンがダイレクトで丁寧にゴールマウスへ流し込む(5)→平川が得たPKをポンテが決める(30)→最終ラインの回しから峻希が縦に入れたボールをポンテが相手を背負いながら前方のセルヒオへ出して走り出す、セルヒオはダイレクトでポンテに戻して前方へ走り出す、ポンテはダイレクトで前方へスルーパスを出し走り込んだエジミウソンが斜めに追い越していくセルヒオへ出し、セルヒオが流し込む(39)→ゴール前から跳ね返ったボールをポンテがダイレクトボレーシュート(45)→左から平川がスローインしたボールをポンテがダイレクトで前へはたき、拾った平川がPA内のセルヒオへパス、ゴールを背にしたセルヒオは走り込んできたポンテに出し、ポンテは中央にいた原口を飛び越してPA内右側のエジミウソンへ横パス、エジミウソンがつついて相対するDFの裏に出したボールを走り込んだ原口が決める(48)→セルヒオに替えて高崎を投入(57)→ポンテに替えて林を投入して左SHとし、原口を右SHの4−4−2とする(60)→右CKから跳ね返ったボールを最後尾の坪井が拾い、右サイドライン際の最前線にいた柏木へパス、柏木はドリブルで前進して左足アウトサイドで相手GKと最終ラインの間にクロス、相手GKとDFがお見合いして通ってきたボールを高崎がダイビングヘッドで決める(72)→平川に替えて永田を投入する(74)→自陣右サイド深いところで相手ボールを奪った暢久が相手にマークされながら右ライン際の高橋へパスし、高橋は相手にマークされながら右ライン際の林へパスし、林は相手二人にマークされながらサポートに来た柏木に出し、柏木は右ライン際の高崎に出して前方へ走り、高崎がマークされながらダイレクトでスペースへ走り込んだ柏木に出し、柏木がPA内にドリブルで入り込み、GKと1対1になって出したボールを走り込んだ原口が決める(87)


09/12 ○ リーグ22節 F東京 味の素 1:0  10位(-16)

 7試合勝ちがなく、水曜日にナビスコカップを戦って敗れた相手に対してPKの1点のみ。サヌとマシューは代表で闘ってから飛行機で長距離移動。細貝も4日と7日に代表戦フル出場。
GK山岸、DF平川、暢久、マシュー、サヌ、DH細貝、柏木、OH高橋(R)、ポンテ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、永田、濱田、堀之内、林、高崎。〔梅崎、直輝、啓太、達也、宇賀神、セルヒオは回復中〕
暢久が負傷?で坪井を投入(56)→センターサークル付近のFKをポンテが前方の原口へ出し、原口は少しドリブルで前進して相手を引き寄せてからポンテへ戻して前線へ進出、ポンテは原口の作ったスペースへ進出した柏木へ出し、柏木は最前線のエジミウソンへ速いパス、エジミウソンはDFを背にしつつ、ダイレクトで脇を走り込んだ原口へ出し、原口はマークしたDFに倒されてPKを獲得、これをポンテが決める(66)→エジミウソン負傷で原口と交代する予定だった堀之内と交代(78)→エジミウソン交代要員の高崎を原口と交代出場させる(79)


09/18 △ リーグ23節 清水エ 埼玉ス 1:1  10位(-16)

 先制点を奪ったものの、またホームで勝てず。得点の香りがするシーンが多くなり、若手の成長を実感できる。また、暢久がJ1出場450試合を記録。
GK山岸、DF岡本、暢久、マシュー、サヌ、DH細貝、柏木、OH高橋(R)、ポンテ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、濱田、堀之内、林、高崎、達也。〔梅崎、直輝、啓太、宇賀神、セルヒオ、平川は回復中〕
サヌがマークしていた相手SBが転んでロストしたボールをサヌが拾い、センターサークル付近のポンテにパスし、ポンテはドリブルで相手を引き寄せてから、右側のエジミウソンに出し、エジミウソンがGKとの1対1を決める(19)→左サイドをえぐられ、相手FWが軽く上げてボレーでシュートし失点→前半で足首を傷めていたポンテに替えて達也を投入(HT)→相手と競った際に足を痛めた岡本に替えて堀之内を投入し、右SBを細貝とする(77)→原口に替えて高崎を投入し4−4−2とする(82)


09/25 ○ リーグ24節 ア新潟 埼玉ス 2:0  8位(-16)

 遅攻でフリーの選手を造りだしてミドルシュートで得点した試合。  相手はレッズより上位にいるが、不在時には勝利したことがないほどキーになる選手が欠場した状態。しかし、芝がぬれているのか、相手のプレスが的確だったためか、レッズはパスミスが多く、またパスをカットされることも多い前半。それをしのいで前半終了間際にパスワークからのミドルシュートが決まって、後半は楽な展開。
GK山岸、DF平川、暢久、マシュー、サヌ、DH細貝、柏木、OH達也(R)、ポンテ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、岡本、堀之内、濱田、高崎、セルヒオ。〔梅崎、直輝、啓太、宇賀神、高橋は回復中〕
相手とヘディングで競り合ったマシューがピッチに倒れ、近付いた味方から×のサインで坪井を投入(15)→最終ラインの坪井から右サイドでパスを受けた暢久がフリーでドリブルで前進して最前線のエジミウソンへふんわりしたフィードボール、エジミウソンがヘディングで右サイドの達也へ落とし、達也がゆっくりと前進してからいれたクロスは相手にクリアされるも、そのボールをヘディングでサヌがポンテへ戻し、ポンテがダイレクトで細貝へバックパス、細貝がダイレクトで前線の原口へ縦パスを入れ、相手を背負っていた原口はポンテへダイレクトで戻して相手を引き連れて外側へ出る、ポンテがワントラップする間に前線で右から左へ達也が相手を連れて斜めに走る、ポンテはペナルティーアーク付近のエジミウソンへ横パスしてから、左から右へ相手を引き連れて斜めに走り込む、相手を背にしたエジミウソンはダイレクトでフリーの柏木へ出し、柏木がワントラップして左足インサイドで回転を付けて右サイドネットに突き刺す(45+1)→相手の強力な快足右ウィングを懸念してかサヌを下げて平川を左SBとし、岡本を投入(54)→負傷したポンテを下げてセルヒオを投入(72)→柏木から右サイドの高い位置に進出していた岡本に出し、内側から斜めに追い越していった達也に岡本が縦に入れ、受けた達也が右サイドからPA内に侵入し、出たボールを岡本が倒れながらセルヒオへ出し、セルヒオがワントラップして相手のまたの下を通してシュートしたボールがサイドネットに当たる(81)→足を痛めた達也をサイド守備から解放するために右セルヒオ、左原口でSHを固定した4−4−2とする(85)


10/02 ○ リーグ25節 大宮ア 埼玉ス 2:1  8位(-16)

 代表・出場停止・故障で先発経験者が8人ベンチに入れない状況下での試合。前半は圧倒していたが、後半は普通のチームになってしまった。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、サヌ、CMF細貝、柏木、SH達也(R)、原口(L)、FWエジミウソン、高崎。Sub:大谷、永田、濱田、堀之内、林、梅崎、矢島。〔岡本はU19代表。ポンテは出場停止。直輝、マシュー、啓太、宇賀神、高橋、セルヒオは回復中〕
自陣右サイドで暢久が自分が貰ったFKを左サイドのサヌへ大きく蹴る、サヌはドリブルで中野方へ前進し、センターサークル付近の柏木へパス、柏木は前方の達也にパス、達也は3人に囲まれながら、ぽっかり空いた右サイドを駆け上がる平川へパスして右サイドを上がる平川わオーバーラップし、前方へ走り込む達也へ平川がパスし、達也が低くて速いセンタリングを入れ、エジミウソンがダイレクトボレーしたボールが相手DFにあたって跳ね返ったボールを拾った柏木が左足で回転を付けてファーへセンタリングし、走り込んだ高崎がヘディングで決める(4)→右サイドからの侵入からエジミウソンに対して原口が縦に走り込み、ペナルティーアーク付近でフリーになった柏木へエジミウソンが出したパスを柏木がダイレクトの右足で左上隅に決める(16)→右サイドから侵入され、走り込んだ2列目をマークした坪井が相手CFのマークを外してサヌに任せたが、サヌが交わされてシュートを決められ失点(45)→高崎に替えて堀之内を投入して柏木を一つあげて4−2−3−1とする(75)→原口に替えて濱田を投入して4−3−2−1気味にする(90)→達也に替えて林を投入する(90+4)


10/11 ○ E杯3回戦 徳島ヴ 駒場ス 2:0  

 春のPSMで敗れたJ2チーム相手にPKとOGの勝利。相手監督のコメントは「守備もしっかりとブロックを作って、オーガナイズして相手にスペースとかを与えないようにしっかりと守れたと思います。結果、PKとオウンゴールという2つの失点でしたが、そこをネガティブにとらえても仕方がないので、本当に選手は一生懸命やってくれたと思います。ただ、攻撃のところで何回かチャンスがありましたが、最後のところのクロスのクオリティであったり、シュートをする場面での落ち着きや、判断であったり、その辺りのところがもう少し上がれば、点は取れるチャンスはあったのではないかと思っています。」というもの。
GK山岸、DF高橋、暢久、坪井、平川、CMF濱田、柏木、SH達也(R)、原口(L)、FWエジミウソン、高崎。Sub:、加藤、永田、啓太、堀之内、林、梅崎、矢島。〔細貝、サヌは代表。岡本はU19代表。直輝、マシュー、啓太、宇賀神、セルヒオ、ポンテは回復中〕
達也が原口とのワンツーでPA内に侵入して倒されて得たPKをエジミウソンが決める(31)→右からの原口のダイレクトクロスを相手DFがヘディングでオウンゴール(43)→達也に替えて林を投入(50)→原口に替えて右SBとして堀之内を投入して高橋を2列目とする(61)→濱田に替えて啓太を投入(74)


10/16 ○ リーグ26節 セ大阪 埼玉ス 2:0  8位(-13)

 連携で先取点。原口のミドルシュートで追加点。完封。途中出場で交代させた高崎に、試合後にベンチ前で話し掛けていたフィンケが印象的(メディア対策の伝授か、メンタル面のフォローかは不明)。試合後の談話では「そして高崎の交代についてです。本人に対して、後で厳しい質問がないように前もってここで理由をお伝えしたいと思います。あの交代は、あくまで戦術的なものです。セレッソ大阪が何人かの選手を投入してきて、私は中盤のボランチの選手を3枚に増やそうと思いました。ただし、高崎をピッチの上に残してしまうと、3枚のボランチだけではなく、同時に4人の攻撃の選手がピッチの上にいることになってしまいます。そこで、1つ枚数を減らして中盤に厚みを持たせるために高崎をピッチから下ろしました。これはあくまで戦術的な交代です。」とフォロー。そして原口に関して「それから、今日、原口元気は、とても優れたプレーをしたと思います。私はあのゴールシーンのことだけを言っているわけではありません。私は本人とも何度か話し合いをしていましたが、彼は正直なところ、ここ数週間にわたってあまりよいプレーを見せることができていませんでした。しかし、今日は、ゴール以外のシーンのところでもチームに貢献するような優れたプレーを見せていましたし、そういう意味では、元気は、今日、ここ数週間でベストなゲームしたと思います。確かにあのゴールによってチームが救われたところはありました。ただし、今日、彼を褒め称える理由は、ゴールだけではありません。」と評価。たしかに最後まで運動量が衰えずにタスクをこなしていた。当人も試合後に「守備も気合が入っていました。いつも守備をやっているつもりですが、今日はボールが取れたからやっているように見えたのかもしれません。アドリアーノにタックル、覚えています。結構気持ちよく取れました。 」とコメント。
 副審が的確にオフサイドを見ていたことも印象的。相手監督が相当苛立っていたが、最終ラインを高い位置に上げていたレッズにとっては、速く、強く、上手い相手ワントップをオフサイドにすることは必須だった。
 原口は51試合目で、ユース時代はよく入っていたという、左から中央へ切れ込んでのシュート。清水戦後のフィンケの談話が思い出される、「例えば原口元気があと50試合の経験を積んでいれば、今日のあの決定的なシーンで、必ず2−0のゴールを決めていたでしょう。現時点で、まだそれほど多くのJリーグでの経験を積んでいない選手たちには、ある程度の時間と期間を与えなくてはいけません。」
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、サヌ、CMF細貝、柏木、OH高橋(R)、達也(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:、大谷、宇賀神、濱田、堀之内、啓太、梅崎、高崎。〔直輝、マシュー、ポンテは回復中〕
左サイドPA付近にいた柏木に縦パス(ミスパス)を入れた高橋がパスアンドゴーから、相手に渡ったボールを追い掛けてショートパスの受け手の足元から突つき出し、それを拾った原口がペナルティーアーク付近の達也へ折り返し、達也はワンタッチで右にいたエジミウソンへ出し、マーカーが達也に集まってフリーになったエジミウソンがダイレクトで左足シュート回転で左上隅に決める(14)→負傷した達也に替えて高崎を投入してツートップ(25)→負傷したサヌに替えて宇賀神(66)→高崎に替えて堀之内を右DHとして投入して4−3−2−1とする(77)→右サイドで押し込んでから高橋がドリブルで中央へ持ち出して宇賀神へ戻し、宇賀神は左サイドに張っていた原口にパス、宇賀神が後ろをオーバーラップするのに合わせて左サイドから原口がドリブルで中へ入り、その前を柏木がゴール方向に動いて出来たスペースで右足ミドルシュートをファーのサイドネットに突き刺す(79)


10/23 × リーグ27節 ジ磐田 エコパ 1:2  9位(-16)

 先制するも、ミスから追い付かれ、偶然的なシュートで逆転される。相手PA内でのプレーが多々あるも追加点を取れなかったことが敗因。相手監督コメントは「まずサッカーの質、クオリティ的には高くはなかったですが、我々として、浦和に対しての分析通り、ロングボール、あるいはハイボールに最終ラインが不安定なところがあったので、そういうプレーを続けていこうということで、後半も送り出しました。」というもの。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、宇賀神、CMF細貝、柏木、OH高橋(R)、セルヒオ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:、加藤、岡本、濱田、堀之内、啓太、梅崎、高崎。〔サヌは出場停止。直輝、マシュー、ポンテ、達也は回復中〕
山岸のパントキックからの速攻でエジミウソンがシュートを決める(56)→最終ラインまで転々とする相手ゴールキックをガードするが、最終ラインで拾われてゴール前へ通されて失点(62)→相手の右コーナーキックを、飛び出した山岸がファーへ流したボールを、角度のないところからダイレクトでシュートされたボールがギリギリでゴールインして失点(71)→原口に替えて約1年ぶりの梅崎を投入(77)→峻希を下げてセルヒオを右OHとし、柏木を2列目にしてDHに啓太を投入(85)


10/30 × リーグ28節 モ山形 埼玉ス 0:1  10位(-19)

 台風の影響で風雨が強い中での試合。シュート数は22対10だが、相手監督のコメント「後半、点を取れたことは最大の要因で、その後にやっぱり、風も吹いているし、グラウンドもずいぶん柔らかくなるし、1点を取ったということで浦和が焦ったという部分と、軸足が滑るのでそういう意味でシュートがうまくいかなかったのはうちにとってはラッキーだったと思います。」がすべてか。フィンケのコメントも「数え切れないほどの得点につながるようなシーンを、相手のペナルティーエリアの中、ペナリティエリア周辺で作り出したにもかかわらず、私たちはそれをしっかりと得点に結び付けることができませんでした。」というもの。
GK山岸、DF平川、暢久、坪井、サヌ、CMF細貝、柏木、OH原口(R)、セルヒオ(C)、宇賀神(L)、FWエジミウソン。Sub:、大谷、岡本、堀之内、啓太、高橋、梅崎、高崎。〔直輝、マシュー、ポンテ、達也は回復中〕
イエローを貰った宇賀神を下げて原口を左に回して右OHに高橋を投入(HT)→傷んだサヌを下げた後に細貝とし、DHに啓太を投入(71)→左サイド高い位置からの相手FKをヘディングシュートされて失点(81)→平川を下げた後を高橋とし、右OHに梅崎を投入(86)


11/07 × リーグ29節 サ広島 広島ビ 1:2  10位(-19)

 相手はナビスコカップ決勝で120分戦って敗れてから中3日の日程。枠の中に入れるだけの至近のシュートを枠外に飛ばしてしまう精神の未熟さが出た試合。
GK山岸、DF岡本、堀之内、坪井、平川、CMF細貝、柏木、OH高橋(R)、サヌ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、暢久、永田、啓太、濱田、林、高崎。〔宇賀神は出場停止。直輝、マシュー、ポンテ、達也、セルヒオ、梅崎は回復中〕
相手の最終ラインのパス回しにプレッシャーを掛けて奪ったボールをエジミウソンがシュート(31)→ハーフウェイライン付近のボール争奪戦に2列目と3列目が参加したが、相手ボールとなり運ばれて左サイドのスルーパスから相手SBのセンタリングを許して失点(51)→守備に追われていた原口を下げてサヌを左に回し柏木を上げて啓太を投入(62)→疲れてきたサヌを下げて高崎を投入して2トップにする(84)→足が攣った岡本を下げて濱田を投入(86)→ロングキックからPA内に侵入されゴールライン際からのシュートがゴールインして失点(90+1)


11/14 ○ リーグ30節 京都サ 埼玉ス 2:0  9位(-19)

 相手のJ2降格を決定づける勝利。復帰したポンテの見事なシュート。試合後のインタビューで涙を流すポンテ。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、宇賀神、CMF啓太、柏木、OH高橋(R)、サヌ(C)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、堀之内、平川、濱田、林、ポンテ、高崎。〔直輝、マシュー、達也、セルヒオ、梅崎、細貝は回復中〕
柏木が縦へ入れたボールをエジミウソンがダイレクトで相手最終ラインの裏へふんわりと出し、サヌがシュートしてGKから跳ね返ったボールをエジミウソンがシュート(25)→原口に替えて堀之内を投入して4-3-2-1とする(63)→サヌに替えてポンテを投入(82)→柏木に替えて濱田を投入(90)→速攻からエジミウソンが中へ走り込むポンテへ出し、ポンテが切り返してから右足でカーブを掛けたシュートをサイドネットに突き刺す(90+2)


11/17 ○ E杯4回戦 ジ磐田 埼玉ス 1:0  

 ナビスコカップ王者を相手の勝利。試合後のフィンケは「私たちが今日の試合に勝ったことで、スピラノビッチ、田中達也、山田直輝、これらの選手が12月の天皇杯の試合で、もしかしたら公式戦に再び出場することができるかもしれません。同じことが梅崎にもいえます。梅崎は現時点ではもう少しでチーム練習に合流できる状態まできています。」と語る。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、宇賀神、CMF啓太、堀之内、OH高橋(R)、ポンテ(C)、サヌ(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、永田、平川、濱田、原口、セルヒオ、高崎。〔直輝、マシュー、達也、梅崎、細貝、柏木は回復中〕
峻希からエジミウソンが得点(42)→負傷した宇賀神に替えて平川(70)→ポンテに替えて濱田を投入して4-3-2-1(83)


11/20 × リーグ31節 ガ大阪 埼玉ス 0:2  9位(-22)

 ポンテの退団が公式に発表された後の最初の試合。相手10番のシュート能力とプレースキック能力の高さにやられる。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、平川、CMF堀之内、柏木、OH高橋(R)、ポンテ(C)、サヌ(L)、FWエジミウソン。Sub:大谷、濱田、啓太、林、原口、セルヒオ、高崎。〔直輝、マシュー、達也、梅崎、細貝、宇賀神は回復中〕
峻希が負傷交代で原口を投入(36)→ラインを高く上げていたが、相手の人数を掛けた中盤でのパス回しから左サイドのラインの裏にぽんと出され、3列目の選手に山岸との1対1を決められて失点(53)→堀之内に替えて啓太を投入し、平川に替えてサヌを左SBとし、原口を左に回してセルヒオを右OHとして投入(71)→左CKからヘディングを決められてしまい失点(83)


11/23 ○ リーグ32節 横浜マ 日産ス 4:1  9位(-19)

 退団するポンテが先制点と追加点。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、宇賀神、CMF堀之内、柏木、SH高橋(R)、サヌ(L)、FWエジミウソン、ポンテ。Sub:加藤、濱田、平川、啓太、細貝、セルヒオ、原口。〔マシュー、直輝、達也、梅崎は回復中〕
柏木の右CKからサヌがシュート、跳ね返ったところでポンテがワントラップしてボレーシュート(3)→ポンテのシュート(44)→中盤でのボールの奪い合いから左サイドを崩されて失点(45+1)→柏木に替えて細貝(HT)→右サイドの峻希がセンタリングしたボールを後方から走り込んだサヌが決めてバック転を披露(50)→速攻からポンテが右を駆け上がる峻希に出し、峻希がセンタリングしたボールをエジミウソンが合わせる(53)→峻希に替えて啓太を投入して4−3−2−1とする(65)→ポンテに替えて原口を投入(81)


11/27 △ リーグ33節 川崎フ 等々力 1:1  9位(-21)

 開始すぐに先制されるが、後半は圧倒する。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、宇賀神、CMF堀之内、柏木、SH高橋(R)、サヌ(L)、FWエジミウソン、ポンテ。Sub:大谷、濱田、平川、啓太、細貝、セルヒオ、原口。〔マシュー、直輝、達也、梅崎は回復中〕
左サイドを崩されてセンタリングからヘディングシュートを決められて失点(1)→堀之内に替えて細貝(HT)→サヌが傷んでセルヒオに交代(59)→PA右側すぐ外でキープしていたポンテが相対する相手選手の股の下を抜くパスを走り込んできたセルヒオに出し、セルヒオがいったん止めてすぐに右足を振り抜いてネット上部を揺らす(75)→峻希に替えて啓太(83)


12/04 × リーグ34節 ヴ神戸 埼玉ス 0:4  10位(-24)

 相手のJ1復帰を助ける結果となった試合。敗戦して降格したチームのGKは「浦和に(勝つことを)期待した僕がバカだった」とコメント。  試合後にポンテを送るセレモニー。北ゴール裏のハートの「10」からリボンがバックとメインへ流れる見事なコレオグラフィー。
GK山岸、DF岡本、濱田、坪井、宇賀神、CMF細貝、柏木、SH高橋(R)、セルヒオ(L)、FWエジミウソン、ポンテ。Sub:加藤、マシュー、平川、啓太、堀之内、高崎、原口。〔暢久は出場停止。直輝、達也、梅崎、サヌは回復中〕
相手のロングフィードを濱田がヘディングでGKに送ろうとするが、かすっただけで、相手FWが拾ってGKとの1対1を決められて失点(31)→相手がPAに侵入しようとしたのに対応した濱田が与えたPKで失点(52)→濱田に替えて堀之内(52)→右サイドをつないで攻めようとしたところを奪われて、GKとの1対1から失点(59)→細貝に替えて啓太(70)→ポンテに替えて原口(87)→左サイドで抜かれて中央に送られたボールに合わされて失点(90+3)


12/25 × E杯準々決 ガ大阪 万博記 1:2  

 宇賀神のミドルで追い付いて、延長に持ち込むが、日本の至宝に決められる。  延長戦に入った時点で暢久に対してフィンケが何事かを説明していたのが印象的だった。
GK山岸、DF岡本、濱田、坪井、宇賀神、DH細貝、CMF堀之内、柏木、FW高橋、エジミウソン、ポンテ。Sub:加藤、平川、啓太、直輝、原口、セルヒオ、達也。〔マシューは風邪〕
負傷した堀之内に替えて啓太してDHを2枚とし、4−2−3−1とする(49)→FKの名手に決められて失点(72)→細貝に替えてセルヒオをSHとして投入し、柏木を1列下げて4−4−2とする(74)→峻希に替えて達也を投入する(78)→PAアーク付近で達也が倒されるがアドバンテージでプレイオンとなっている間に宇賀神が左PAコーナー付近からミドルシュートを決めるも、以降、達也は交代できない状態で無理にプレイを続ける(81)→速攻から、将来の日本の至宝に決められて失点(103)





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