2005シーズン 第23節 大分トリニータ


 試合前は「 残り12試合で首位との勝ち点差が7。勝ち続ける必要がある。」と思っていた。しかし、相手のモチベーションは高く、また、最終ラインを大きく押し上げるサッカーで何度もオフサイドを取られてしまった。

 ディフェンダーが体を使って背後からプッシュすることに厳しく、足を差し入れてボールへ行くことには寛大なレフェリング。要はレッズの体が軽いFWがボールを受けることには優しく、足をこじ入れる啓太や長谷部のディフェンスには寛大なレフェリングで、これは、レッズの勝利は間違いなしと思っていたら、思わぬ苦戦。

 苦戦の原因は相手のモチベーションの高さによる攻撃時の運動量。新監督着任5日目で先発メンバーが3人変わったとかで、相手選手の新監督へアピールしたい気持ちが動きに出ている。1失点目は、レッズの右サイドに攻め込まれ、ボランチ二人が右サイドへ動かされたところでボールを中央へ戻され、左サイドの裏へスルーパスを通されたというもの。完全に崩された展開。こんなサッカーができるなら、下位にはいないような展開。ふぅ。

 もっとも、この大分が現在の首位ガンバと10月下旬に当たることになっている。このまま新しく起用する選手との連携が深まれば、ガンバとも十分戦えるのではないか。などと他力本願的なことまで考えてしまった。


(2005/9/11記)


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