2005シーズン 第15節 大宮アルディージャ


 完敗。格上意識と疲れのために運動量がないレッズに対して、闘志と運動量に勝る相手。

 これまでの戦いでは大宮の4バックのゾーン気味のライン・ディフェンスに対しては、スルーパスが最も有効だった。これに対処するため、大宮は長谷部に前を向かせない、という対策を用意した。長谷部にボールが行くと必ず体を寄せて自由にさせない。その分、FKも多く貰ったが、それを活かせないレッズ。

 大宮に対して有効だったサイド突破も、不発。サイドに対しては必ず縦を切られていたため、中央へ流れることも多く、また、サイドに出ると複数でプレッシャーを掛けてきた。更に、レッズの最終ラインに対してもプレスを掛けてきた。

 試合後には久しぶりのブーイング。当然といえば当然。次節はメンバーの交代もあり得るだろう。


(2005/7/10記)


試合結果 2005 HOME