2004シーズン ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第2節 清水エスパルス(TV)


 守備側にやさしい審判。手を使わずにボールを奪取しようとする行為はOK。清水の選手はダイレクトでつなごうとする意識が高いが、浦和の選手は先ず持ってドリブルを考える。そのときに清水の選手がどっと集まってきてボールを奪取して速攻を仕掛ける。ボール奪取が多いだけに、清水の選手は全力で走っていた印象が強い。その分、浦和の選手はジョギングしていた印象が強い。全力で走っていた印象があるのは、GKとDFを除くと、岡野、達也、啓太位か。これでは敗戦は順当な結果。

   ギドが采配に慣れてきた感あり。今日の交替はお見事。三上と暢久の交代は妥当なところだろう。試合後の監督コメントが印象的。「……。唯一の収穫は、選手たちのことを再認識できたことである。……。今日の試合は、A代表やオリンピック代表の関係でかなりメンバーをいじらなければならなかったが、その中で選手の能力について再認識することができた」。今日の交替を素直に捉えると、梅田、三上、暢久は先発では使えないことが分かった、ということか。
 実は、三上にはちょっと期待していたのだが、今日のパフォーマンスを見ると、交替も止むなしか、と思う。で、問題は暢久をどうするかだ。自分がキャプテンに任じてしまった誤りを、どう修正するのか。これが次節の采配の最大の興味。

(2004/4/29記)


試合結果 2004 HOME