2004シーズン 1stステージ 第1節 横浜Fマリノス


 観客が5万を超えた。試合前に選手のコメントとして大勢のサポーターが来てくれると聞いているので、という発言もあったが、たしかに良く入った。大勢入り、ウェーブで一周できるような按配で、開幕気分からか、試合前に起きたが、マリノス側まで行くと消えてブーイング。

 試合はカットの多い、守備側の出足の良い試合で白熱。レッズは都築のお陰で引き分けに持ち込んだ面もあり、最後のコールは都築コール。

 長谷部の評価が難しい。テレビの解説では買っていて、山瀬の出番が無いのではないか、という声もあったが、運動量の点で疑問。特に、後半、右サイドで山田と永井でボールを確保した際に、その前面に大きく開いたスペースに進出していかなかったのはどうかと思う。山瀬なら確実に顔を出していただろう。ギドのシステムでは、真ん中の二人、トップ下と真ん中のボランチには、相当の運動量が要求されるはず。左右の4人は、逆サイドにボールがあるときに前後のポジションチェンジで呼吸を整えることができるが、真ん中の二人はそうならない。その点で酒井は合格点だろう。啓太はベンチにならざるを得ない。

 ハーフタイムに控えの選手がシュート練習した際に、梅田が難しそうなボレーシュートをゴールして拍手が起こった。期待の高さの表れと思う。

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 考えてみると、三都主の効果的なアーリークロスが無かったような気がする。平川のオーバーラップの動きのときにセンターの動きがどうだったのか思い出せない。今度はそこに注意して観よう。


(2004/3/13記)


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