2003シーズン A FC東京戦


 雨の中、味の素スタジアムに3万人。アウェイ自由席は2階はほぼ満席。1階も雨が掛かる前の席のメイン側の一部を除いて満席。内容的には完勝と言って差し支えないと思うが、結果的に引き分け。

 試合前の唯一の懸念は内舘のディフェンスだったが、足がそれほど速くない、動きに一頃の切れがないアマラオが先発してくれ、ほぼフル出場だったので助かる。FC東京の原監督はレッズ監督のときと同じく、足の速さよりもヘディングの強さ又はターゲットとしての身長の高さでFWを評価するようで、レッズのときは悲惨な目にあったが、今日は助かる。

 代表に呼ばれて11日のルーマニア戦にフル出場した暢久と坪井には、その影響を感じなかったが、13日から15日のU22代表合宿に参加した山瀬、達也、啓太には疲れを感じた。
 啓太は試合の当初は、一歩目が遅れていたが、前半途中からは無難な出来。達也は、ゴール前を通り過ぎるボールに触れない(ま、相手も触れずに通過していったわけだが)し、昔なら追い掛けていくようなボールを見送るシーンもあった。山瀬は体の切れがファーストステージ当時に戻っていない。オウンゴールに責任を感じてか、ゴール前でボールを要求し突っ込んでいくシーンがあった。

 それにしても、FKに期待が持てない。ゴール前でエメが蹴ったFKは壁に跳ね返された。レッズ・プレスによると、山瀬、山田、エメがFKの居残り練習をしたようだが、山瀬の復調はまだなのか。

(2003/10/18記)


 未だに残念なシーンは、エメがペナルティエリア外右側に開き、ディフェンダー二人が連れ出されて空いたスペースへ啓太が侵入し、エメからのパスをシュートしたシーン。啓太は慎重にインサイドで蹴ったが、右外へ外れた。うーん。典型的な遅攻の得点パターンだったのに・・。

(2003/10/25記)


pen_taさんの「山田さんのやる気度:★★★☆☆」

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