2018



リーグ戦 ディヴィジョン1 →5位(-18)
△東6×広13△長崎13×横17×磐17→〔暫定監督へ交代〕→○仙16○神11○清10△札9→〔新監督へ交替〕→×柏12×湘14○川11×鹿12△鳥13△ガ14〇名11△セ12〇広(9)〇川7△長8×鳥9○磐9△清9×名9×セ9○横9○神8○柏6△仙6○鹿5×ガ6○札6×湘6○東5

天皇杯 →優勝
○第2回戦〇第3回戦○ラウンド16○準々決勝○準決勝○決勝

ルヴァンカップ(リーグカップ戦) →プレーオフ敗退
☆グループリーグ:○名1×ガ2→〔暫定監督へ交代〕→△広3○ガ1→〔新監督へ交代〕→○名○広
→C組首位通過 ☆決勝トーナメント:プレーオフステージ甲府戦×A○H→敗退





 2018年は堀監督が前年ACL優勝時点で継続が決まり、ゆとりをもって編成が出来た試合。W杯イヤーで日程が立て込むことを考慮し、2チーム編成で臨んだ。また、阿部キャプテンから、柏木をキャプテンとし、副キャプテンを興梠と遠藤とした。また、3月にはユース3選手(大城 螢、大桃伶音、佐藤陸人)を2種登録。
 得点力不足で勝てない試合が続き、選手に運動量を求めて立て直そうとするが、要求が過大で負けが続いて8試合で監督交代。暫定との前提で育成担当から監督を引っこ抜く。そして、鹿島監督時代にリーグ3連覇を実現した名将オリヴェイラの招聘に成功する。

<オリヴェイラ監督>
 守備を教えることができる監督。連戦中に着任して先ず行ったことはスローインの練習。就任後、元鹿島のファブリシオ(12)を補強。さらに、遠藤の海外移籍に合わせて茂木をレンタル先の山形から呼び戻す。
 7月からの新布陣は
FW,WG:興梠慎三(30)、ファブリシオ(12)、李忠成(20)、ズラタン(21)、ナバウト(19)、マルティノス(11)
IH,DH:柏木陽介(10)、長澤和輝(15)、直輝(18)、武富孝介(7)、青木拓也(16)、阿部勇樹(22)、柴戸海(29)
DF,SH,WB,SB:マウリシオ(2)、槙野智章(5)、岩波拓也(31)、阿部勇樹(22)、橋岡大樹(27)、宇賀神友弥(3)、菊池大介(38)、荻原拓也(26)、森脇良太(46)、平川忠亮(14)、茂木力也(17)
GK:西川周作(1)、榎本哲也(25)、岩舘直(23)、福島春樹(28)
計28人=A契約上限25人枠中23人+C契約1人(柴戸)+ユース3年以上枠4人(直輝、宇賀神、橋岡、萩原) 外国人枠上限5人一杯(提携国枠該当選手無し)

<大槻監督>
 相手に合わせて戦術(陣容を含む。)を組み立ててる監督。

<堀監督>
Aチーム:西川、森脇、阿部、マウリシオ、槇野、青木、長澤、柏木、ズラタン、マルティノス、興梠
Bチーム:榎本、遠藤(平川)、岩波、橋岡、宇賀神(荻原)、柴戸、直輝、武富、武藤、菊池、李


 基本布陣は4−1−4−1(クラブの説明によると4−1−2−3で日本代表と同様)。攻撃時は両SBが高い位置を取ってDHは最終ラインに下がり、IHの一人と両SHがFWと並んで最前線へ上がって3−3−4となる。守備固めの際にはプレス能力のあるFW2枚の4−4−2となる。
 1トップ候補として、興梠慎三(30)、李忠成(20)、ズラタン(21)。
 左SH候補として、ナバウト(19)、マルティノス(11)、菊池大介(38)。
 右SH候補として、ズラタン、武藤雄樹(9)、武富。
 IH候補に、柏木陽介(10)、長澤和輝(15)、直輝(18)、武富孝介(7)。
 DH候補に、青木拓也(16)、阿部勇樹(22)、遠藤航、柴戸海(29)。
 左SB候補として、槇野、宇賀神(3)、菊池、荻原拓也(26)。  右SB候補として、遠藤航(6)〔7月まで〕、森脇(46)、平川忠亮(14)。  DF候補に、マウリシオ(2)、槙野智章(5)、岩波拓也(31)、阿部勇樹(22)、橋岡大樹(27)。
 GK候補に、西川周作(1)、榎本哲也(25)、岩舘直(23)、福島春樹(28)。

計28人=A契約上限25人枠中23人+C契約1人(柴戸)+ユース3年以上枠4人(直輝、宇賀神、橋岡、萩原)
ほかにユースの二種登録として4人〔DF大城螢(44)、MF白土(土に点。Unicode:U+5721。UTF-8:E5 9C A1)大貴(43)、MF池高暢希(45)、DF大桃伶音、MF佐藤陸人、GK石井僚〕、第2種登録1人〔2019シーズン加入内定のDF岩武克弥〕 レンタル中:駒井善成(J1札幌)、岡本拓也(J1湘南)、茂木力也(7月までJ2山形)、伊藤涼太郎(J2水戸)、オナイウ阿道(J2山口)、井澤春輝(J2徳島)。



02/24 △ J1リ1節 F東京 味スタ 1:1  6位(-2)    

 サイドから数多くのクロスを上げるものの、流れの中での決定機は1回だけ。その決定機は左奥からマルティノスがゴール前を高く横切るクロスを上げ、ファーの武藤が頭で折り返して、ゴール前の興梠がダイレクトボレーを放つ、という素晴らしい形。
 守備は相手守備陣からプレッシャーを掛けてショートカウンターを狙うというもので、相手決定機は失点時の1回のみ。
 前半はマルティノスが右だったが、右足のクロス精度の問題からか、対面する相手の守備力の違いからか、後半は左右を入れ替えて決定機を作った。マルティノスはカウンター時は速いが、対面する相手を抜き去るのは関根に及ばず。
GK西川、CBマウリシオ、槇野、SB遠藤、宇賀神、DH青木、IH柏木、長澤、SHマルティノス、武藤、FW興梠。Sub:榎本、平川、岩波、武富、阿部、李、ズラタン
マルティノスと武藤を入れ替えた(HT)→相手に前方へ蹴り出されて抜け出した相手に決められて失点(48)→急激に落下する柏木の左CKを中央の槇野がスライディングして脚で決めた(50)→長澤に替えて武富(64)→武藤に替えてズラタン(83)


03/04 × リーグ2節 サ広島 埼スタ 1:2  13位(-5)    

 脚の調子が悪いという柏木を外して、代役は縦パスを入れることができる青木を起用し、アンカーには阿部を充てた。控えに福島、荻原、菊池が入る。
 中央突破を図る姿勢が見えた試合だったが、ラストパスの精度が悪く、得点にはならず。さらに、前掛かりの故の失点で敗北。印象的だったのは63分からのプレー。相手のロングボールを槇野がヘディングし、センターサークル付近で受けた興梠が左サイドの宇賀神へ戻し、宇賀神が西川に戻して、西川がプレッシャーを受けながら右のマルティノスへロングキック、マルティノスはダイレクトで横の長澤へ、長澤が相手と競りつつドリブルで中へ入ってから興梠へ縦に入れ、興梠は寄ってきたマルティノスへ戻し、マルティノスが阿部へ戻すと、阿部はダイレクトで左の宇賀神へ、宇賀神はダイレクトで縦に入れ、受けた武藤が中へ切れ込んで、長澤とのワンツーから縦に入れ、相手DFを背にした興梠が縦に入ってきた青木へつなごうとして果たせなかったシーン。縦の動きと横の動きが組み合わさった素晴らしいパスワーク。
 先制後に、監督から指示があり、阿部が頷いていたが、形からは不明。監督の試合後のインタビューからは、機を見てDHを2枚にしたかったようだが。
GK西川、CBマウリシオ、槇野、SB遠藤、宇賀神、DH阿部、IH長澤、青木、SHマルティノス、武藤、FW興梠。Sub:福島、荻原、岩波、武富、菊池、李、ズラタン
右サイドからマルティノスがゴールライン際から上げたクロスを跳ね返されるも、拾った遠藤が切り返してからのクロスを青木がヘディング(43)→失点(66)→マルティノスに替えてズラタン(74)→交替を指示している間に失点(79)→武藤に替えて武富(79)→長澤を下げて興梠をIHとし、ワントップとして李を投入(83)


03/07 ○ J杯G1節 名古屋 瑞穂ス 4:1  1位(+-0)    

 全員総入れ替えするかと思いきや、外したのは、マウリシオ、マルティノス、宇賀神、武藤のみで、代わりのメンバーは前試合でベンチメンバー。外れたメンバーも、3日後のアウェイを見据えてかベンチ入り。
 選手が流動的に動いて、控えチーム相手とはいえ前半4:0。後半は足が止まってシュートミスもあり0:1。
 21歳以下縛りもあってか先発した荻原がデビュー戦で2得点フル出場。岩波のロングフィードの正確性が発揮された試合。
GK西川、CB岩波、槇野、SB遠藤、菊池、DH青木、IH長澤、武富、SH李、荻原、FW興梠。Sub:福島、マウリシオ、宇賀神、マルティノス、阿部、武藤、ズラタン
最後尾の岩波から相手陣右サイド奥へロングパス、追い付いた李が長澤へ戻し、長澤が上げたクロスを興梠がフリーでヘディングシュート(7)→岩波から左サイド奥へロングパス、一時的に荻原とポジションチェンジしていた興梠が拾い、ゴール前へ走り込んだ荻原へロビングパス、ワンバウンドしたボールを荻原がマークに付かれつつ走りながらダイレクトで左足ロブショット(15)→自陣内の相手パスを遠藤がスライディングでカットし、拾った長澤が李に預けて前線へ、李は遠藤へ戻し、遠藤はダイレクトで長澤へロビングパス、追い付いた長澤がキープしてから、サイドへ流れた李に相手DFが引きつけられたため、フリーでPA内に走り込んでいた遠藤へクロス、遠藤がヘディングでセンターへずらして興梠へ、興梠が相手を背負いつつ受けて反転してシュート(17)→槇野から青木へ、青木から長澤へ、長澤が高い相手最終ラインの裏へスルーパス、走り込んだ荻原が受けて、相手と競りつつドリブルし、放った左足シュートがスライディングした相手の脚に当たってふわりと上がり、相手GKを越えてゴールイン(31)→興梠に替えてズラタン(36)→青木に替えて阿部(63)→武富に代えて武藤(83)→失点(83)


03/10 △ リーグ3節 V長崎 トラコ 1:1  13位(-7)    

 アウェイだった前試合に引き続いてのアウェイだが、帯同メンバーに柏木が入って李が外れた。
 前半終了間際に失点するが、後半半ばに追い付く。
GK西川、CBマウリシオ、槇野、SB遠藤、宇賀神、DH青木、IH長澤、柏木、SHマルティノス、武藤、FW興梠。Sub:福島、荻原、岩波、武富、阿部、菊池、ズラタン
PKを与えて失点(44)→長澤を下げて柏木を右IHとし、左IHとして武富を投入(67)→マルティノスに替えてズラタン(71)→柏木が蹴った左CKをズラタンが頭で合わせた(76)→宇賀神に替えて菊池(82)


03/14 × J杯G2節 ガ大阪 埼スタ 1:4  2位(-3)    

 従来より、縦に入れるパスを意識した攻撃だったが、前線がパスを収めきれず、このためパススピードが遅くなり、相手にカットされやすくなって失点を重ねる。
GK西川、CB岩波、槇野、SB遠藤、菊池、DH阿部、IH柏木(C)、長澤、SH武富、荻原、FWズラタン。Sub:福島、宇賀神、マルティノス、青木、直輝、武藤、李
ボールロストから速攻されて失点(10)→左からのクロスを中央で合わされて失点(41)→負傷の遠藤を外して、右SBを阿部とし、DHとして青木を投入(HT)→相手CKの流れから、右サイドからのクロスを頭で合わされて失点(54)→長澤を外して柏木を左IH、武富を右IHとし、右SHとしてマルティノスを投入(61)→菊池を外して、第3列を左から荻原、槇野、阿部、岩波とし、第2列を左から武富、青木、柏木、マルティノスとし、FWとして李を追加して4−4−2とする(73)→自陣PアークからのFK再開で受けた阿部が右サイド岩波とのパス交換から、下りてきた李へ縦に入れる、李は上がってきた青木へダイレクトで戻し、青木はダイレクトで高い相手最終ラインの裏へロブを挙げる、走り込んだ武富が相手と競って転んで姿勢から右足シュート(79)→パスカットから2対2となり失点(87)


03/18 × リーグ4節 横浜マ 埼スタ 0:1  17位(-8)    

 GKからつないでくるチームを相手に、前線から激しく追い回すサッカーをフルタイムで遂行するために、守備の献身性に重きを置いた先発メンバーで戦い、疲れた後半に失点して敗北。相手の二人のCBへプレスに行くために2トップ気味の布陣にして、守備時は4−4−2。交替は、疲れの見えた選手から順番に。ただし、柏木は疲れが見えた段階で守備負担の少ないFWへ。
GK西川、CBマウリシオ、槇野、SB菊池、宇賀神、IH柏木(C)、青木、SH長澤、武藤、FW武富、興梠。Sub:福島、荻原、岩波、マルティノス、直輝、阿部、ズラタン
長澤に替えて直輝(63)→柏木をFWに上げ、直輝を右IH、武藤を右SH、武富を左SH→武富を外して興梠を左SHとし、FWとしてズラタンを投入(79)→押し込まれて失点(81)→興梠に替えて荻原(86)


04/01 × リーグ5節 ジ磐田 エコパ 1:2  17位(-11)    

 相手の高い最終ラインの裏を狙うために4−4−2の布陣。チェイシングで疲れて失点という同じパターン。
GK西川、CB阿部、マウリシオ、SB遠藤、槇野、IH柏木(C)、青木、SH長澤、武藤、FW武富、興梠。Sub:福島、岩波、マルティノス、直輝、菊池、ナバウト、李
内へ入る武藤と入れ違いに左サイドへ回った武富がクロスを入れ、スライディングした相手DFの腕に当たって得たPKを興梠が決める(8)→左からのクロスをニアで頭でつながれ、飛びこんだワントップにシュートされて失点(45)→武富に替えてナバウト(70)→長澤を外して右SHを武藤、左SHをナバウトとし、FWとして李を投入(79)→安易なディフェンスから失点(81)


04/04 △ J杯G3節 サ広島 エディ 0:0  3位(-3)    

 監督交代後の初戦でフレッシュなメンバーで臨み、引分け。
 システムは4−4−2。
GK福島、CB岩波、橋岡、SB森脇、菊池、IH柴戸、直輝(C)、SHマルティノス、荻原、FWナバウト、李。Sub:岩舘、マウリシオ、平川、柏木、長澤、武富、ズラタン
荻原に替えて長澤を投入(58)→李に替えて武富を投入(77)→疲れた柴戸を外して長澤を右IHとし、左SHにナバウトを下げて、FWとしてズラタンを投入(85)


04/07 ○ リーグ6節 ベ仙台 埼スタ 1:0  16位(-11)    

 相手のコンパクトでつなぐ3バックに合わせて3バックシステムを採る。基本3−4−1−2で守備時は5−2−1−2。
 相手が横にもコンパクトな陣形でスライドして守備するため、逆サイドを意識しつつ速い攻撃を展開。ミドルサードでは相手最終ラインの裏を狙い、アタッキングサードでは、中央では積極的にシュートを打ち、サイドでは相手PA内に味方が二人いればクロスを上げる。
 終盤には、味方CK時に槇野を残す慎重さも示す。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、DH阿部、青木、SH平川、菊池、OH柏木(C)、FW興梠、武藤。Sub:福島、森脇、長澤、直輝、アンドリュー、李、武富。
高い位置でオフサイドを取り、槇野から西川へ戻し、マウリシオへ渡り、遠藤へ展開、縦に速いパスで武藤へ入れ、武藤はワントラップしてから体を捻って相手最終ライン裏へ出し、相手DFと競り合いつつ確保した興梠がGKを交わしてシュート(5)→武藤を外して興梠を左FWとし、右FWとしてアンドリューを投入(62)→菊池に替えて森脇(70)→試合中に右太もも裏を気にしていた森脇が接触プレーで外れ、替わりに長澤を投入(85)


04/11 ○ リーグ7節 ヴ神戸 ノエビ 3:2  11位(-11)    

 相手の3バックに合わせて3バック。それも、逆サイドへのロングパスが正確な二人をストッパーとし、縦へ正確なパスを入れることができるDFをリベロとする布陣。
 CKからのヘディングで2得点。
GK西川、DF遠藤、岩波、マウリシオ、DH長澤、青木、SH橋岡、菊池、OH柏木(C)、FW興梠、武藤。Sub:福島、荻原、マルティノス、柴戸、武富、アンドリュー、李。
敵陣内で遠藤が相手ボールホルダーにプレッシャーを掛け、こぼれたボールを長澤が拾って右へ展開、受けた興梠がクロスを上げ、武藤のダイレクトシュートは相手GKに弾かれるも、武藤がサイドシュート(24)→相手の左CKをヘディングシュートされて失点(51)→菊池を外し、武藤を左SHとし、FWとしてアンドリューを投入(56)→左サイドからドリブルで侵入され、積極的な守備も災いしてシュートで失点(63)→疲れた青木を外し、遠藤を左DH、橋岡を右STとし、右SHとして柴戸を投入(67)→柏木の右CKをファーで岩波が相手DKを越えるヘディングループシュート(72)→興梠に替えて李(88)→柏木の左CKを中央でマウリシオがヘディングシュートし、相手に当たって相手GKの届かないコースでゴールイン(90+2)


04/15 ○ リーグ8節 清水エ 埼スタ 2:1  10位(-11)    

 橋岡が光った日。終盤には脚を攣っていて、交替不要の意思表示。なおも攣ったがサポが橋岡コール。大槻監督はサポをあおったらしい。橋岡は凱歌を上げた後、北ゴール前へ感謝の挨拶に行く。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、DH阿部、長澤、SH橋岡、菊池、OH柏木(C)、FW興梠、武藤。Sub:福島、岩波、マルティノス、青木、柴戸、アンドリュー、李。
負傷のマウリシオに替えて岩波を投入(20)→こぼれたボールを阿部が回収して横の長澤へ、長澤が縦へ入れ、受けた柏木がワンタッチで振り向いてサイドの菊池へはたき、菊池がダイレクトで上げたクロスを興梠がヘディング(23)→槇野が左サイドの阿部へパス、阿部が菊池へ縦に入れ、菊池が槇野へ戻して、槇野、岩波、遠藤とつなぎ、右サイドで戻ってきた橋岡へ、ハーフウェイラインまで戻って受けた橋岡が、縦が空いているのを観てドリブルで進み、上げたクロスを興梠がヘッド(29)→右サイドからクロスを上げられファーの相手にヘディングで戻されてニアからシュートされて失点。マーカーの橋岡が顔を覆う(54)→疲れた菊池を外し、武藤を左SHとし、FWとしてアンドリューを投入(60)→終盤は左右のSHを下げて5バックとし、柏木を右SH、興梠を左SHとして5−4−1で防戦→柏木を外して長澤を右SHとし、左IHとして青木を投入(90+1)


04/18 ○ J杯G4節 ガ大阪 パナソ 1:0  首位(+-0)    

 控え選手の間では連携が十分でないことを露呈した試合。
 直輝は、運動量・奪取力ともに問題なし。
GK福島、CB岩波、遠藤(C)、SB柴戸、荻原、IH直輝、青木、SHマルティノス、アンドリュー、FW武富、李。Sub:西川、宇賀神、橋岡、大城(ユース)、柏木、長澤、ズラタン
荻原に替えて宇賀神(57)→柴戸に替えて橋岡(63)→両サイドハーフの位置を入れ替える(64)→左サイドから中央へ横にドリブルしていた青木がノールックで速い縦パスを入れ、受けた武富がPA内にドリブルで侵入し、倒されて得たPKを武富が決める(71)→武富を外して直輝をFWとし、右IHとして長澤を投入(90)


4/21 △ リーグ9節 コ札幌 埼スタ 0:0  9位(-13)    

 大槻暫定監督のラストゲームで、昨年までの監督が率いる相手に合わせて3−4−2−1(守備時5−4−1)を採用。
 久々のビッグフラッグ登場。いつもながら手際の良い収納。前半終了後には、退出する審判に話しかけるため退場口で待機する、昨年まで監督だった相手監督に対して、退出する選手が挨拶していく姿が見えた。
 新監督が観戦する試合。各選手がハードワークしていて、武藤ですら脚を攣っていた。遠藤を本人が希望するDHで使った。出場機会のなかったズラタンが、試合終了後に監督やベンチメンバーと握手を交わした後に退出して、場内一周に参加しなかった。監督はズラタンと握手する前に、すまなかったという感じで片手を上げていた。
GK西川、DF岩波、阿部、槇野、DH長澤、遠藤、SH橋岡、宇賀神、OH柏木(C)、武藤、FW興梠。Sub:福島、武富、青木、柴戸、菊池、李、ズラタン。
長澤に替えて青木(81)→宇賀神を外し、武藤を左SHとして、左IHとして武富を投入(86)→当初柏木に替えて李を投入する予定が、脚に違和感を覚えた興梠に替えて李を投入(90)


04/25 × リーグ10節 柏レイ 三協フ 0:1  12位(-13)    

 オリヴェイラ新監督の初戦は、連戦中もあって前節と同一のシステム。相手のプレッシャーが強く、相手の上を行けず。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、DH長澤、遠藤、SH橋岡、宇賀神、OH柏木(C)、武藤、FW興梠。Sub:福島、武富、青木、直輝、菊池、アンドリュー、李。
武藤に替えて武富(66)→右サイドをオーバーラップした相手SBがほぼフリーで上げたクロスをファーのヘディングで折り返され、飛び込んだ相手にワントラップからシュートされて失点(69)→興梠に替えて李(78)→宇賀神に替えて菊池(84)→パワープレイで3バックが右から岩波、遠藤、菊池、DH長澤、柏木、SH橋岡、李、OH武富、FW槇野、マウリシオとする(88)


04/28 × リーグ11節 湘南ベ 埼スタ 0:1  14位(-16)    

 湘南スタイルの進化を確認した試合であり、選手交代のたびにチームが活性化されて新監督の力量を実感した試合でもある。前節の試合では、パワープレイでマウリシオと槇野を上げていたが、この試合では、足が遅くない槇野は後ろに残した。
 湘南で成長した遠藤、菊池、直輝、武富が試合後に係員に付き添われて湘南サポへ一礼。今年から湘南へ移籍した梅崎が、試合前の選手紹介で昔と同様に思い入れを込めてアナウンスされ、メイン前で一礼した後、反応を確認した係員に付き添われて場内一周して拍手に応える。梅崎故障時に回復を願って掲げられていた横断幕が投げ入れられ、受け取って涙する。
 試合後に選手が場内一周に向かう中、興梠が退場口近くで前監督の大槻ヘッドコーチに歩み寄って挨拶し、コーチに促されて場内一周の選手に後から追い付く。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、DH阿部、SH橋岡、菊池、OH直輝、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、宇賀神、岩波、武富、長澤、青木、アンドリュー。
攻撃時はSHの橋岡と菊池が最前列へ出て、FW二人と4人(又はOHのうちの一人が加わって5人)で並ぶ形を取っていたが、中盤でボールの争奪をしていて4トップになった形で、ボールを奪われて左SHの後ろに出されてゴール裏まで進出され、折り返しをシュートされて失点(30)→直輝を外してOHを1枚とし、DH右に長澤を投入(HT)→菊池を外して武藤を左SHとし、FWとしてアンドリューを投入し、橋岡に替えて宇賀神を投入(58)→マウリシオを上げ、右から宇賀神、阿部、槇野、武藤の4バック、遠藤、柏木、長澤の中盤、アンドリュー、マウリシオ、興梠の3トップでパワープレイ(88)


05/02 ○ リーグ12節 川崎フ 等々力 2:0  11位(-16)    

 昨年のJ王者を相手に新監督の初勝利。
 相手の4−2−3−1に対して3−4−2−2で、相手ワントップにはリベロが、トップ下にはDHがマンツーマンで、配球役兼ゴールゲッターの相手DH二人をOH二人が警戒する守備が機能。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、DH青木、SH橋岡、宇賀神、OH長澤、柏木(C)、FWアンドリュー、興梠。Sub:福島、荻原、岩波、マルティノス、直輝、武藤、李。
相手陣内での競り合いからルーズボールを柏木がダイレクトで縦へ、受けた宇賀神が中へ入れ、興梠がスルーして受けた長澤が数タッチして縦へ入れ、抜け出した宇賀神がダイレクトでクロス、狙いはニアのアンドリューだったが相手に当たって中央の興梠がダイレクトシュート(15)→最後尾から遠藤が縦へ入れ、長澤がダイレクトで右サイドへ横パス、橋岡がダイレクトで縦へ流し、抜け出したアンドリューがドリブルで前進して中央の興梠へグラウンダーのクロスを入れ、興梠がダイレクトで左足に当ててシュート(50)→申し出に応じて柏木を外し、長澤を左OH、遠藤(C)を右OHとし、右STとして岩波を投入(65)→抜け出したアンドリューを倒した相手GKが退場となり、相手が10人、急造GKとなる(70)→接触で痛んだアンドリューに替えてマルティノス(75)→興梠に替えて李(79)


05/05 × リーグ13節 鹿島ア カシマ 0:1  12位(-19)    

 連戦の疲れが見え始めた試合。緊張感あふれる試合だったが、PKを与えてしまい、得点もとれず。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、DH青木、SH橋岡、宇賀神、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、岩波、マルティノス、直輝、阿部、菊池、李。
PA内に侵入した相手を倒してPKで失点(25)→申し出に応じて柏木を外し興梠(C)をOHとし、FWとしてマルティノスを投入(60)→宇賀神を外して武藤を左SHとし、長澤、青木の2人をCMFとし、3トップの右WGを投入した李、CFを興梠、左WGをマルティノスとする(68)→長澤に替えて阿部(77)


05/09 ○ J杯G5節 名古屋 埼スタ 2:0  1位(+1)    

 印象としては、特に前半は連携ミスの多いプロとは言えない試合。
 鹿島時代に4バックを用いていた新監督が、レッズ5戦目で初めて4バックを採用。スタートは4−1−4−1だが、中盤の3枚はポジションチェンジを頻繁に行い、4−4−2になることもあった。
 15連戦中のリーグカップ戦であり、リーグ戦の先発メンバーでは槇野と長澤だけが連戦。興梠、柏木はベンチにも入れなかったために、ユース2選手がベンチ入り。
 試合結果は、相手がショーパスサッカーを志向する、熟成中の若手チームでもあり、先制点の後は、相手がハイライン・ハイプレスを利用してカウンター気味に試合を進めた。
 CKのキッカーは、右マルティノス、左荻原。
GK福島、CB岩波、槇野、SB菊池、荻原、DH阿部(C)、IH長澤、直輝、SHマルティノス、武富、FW李。Sub:榎本、宇賀神、橋岡、青木、白土(ユース)、池高(ユース)、武藤
センターサークル付近のFKから岩波が右サイド菊池へ出し、前がふさがれた菊池は福島へ戻し、福島が直輝からの戻しを前線へフィード、李が競って落ちたボールを阿部が拾って左にいた長澤へ渡し、長澤が左サイドの荻原に預けてインナーラップして荻原の戻しを受けて食いついてきた相手の裏へ出し、走り込んだ武富がクロス、李がスルーしてファーのマルティノスが左足ダイレクトでシュート(32)→攻撃が途中でカットされ、アタックするも相手GKへ戻され、相手GKが左サイドに出して荻原が相手に裏を取られるが、ワンツーのパスをカットして阿部へ渡す、阿部が横へドリブルしてセンターサークルで縦へ入れる、相手の最終ラインが乱れている中で戻ってきていたがフリーで受けてドリブルして進み、相手GKも交わしてシュート(65)→長澤に替えて青木(73)→相手が長身FWを投入したこともあって橋岡を右SBとして投入し、菊池を左SB、荻原を左SHとして武富を外す〔負傷していた荻原が交代ではないのかと直輝が第4の審判に激しくアピール〕(81)→荻原に替えて武藤(84)


05/13 △ リーグ14節 サ鳥栖 埼スタ 0:0  13位(-21)    

 緊迫した良い試合で、浦和が圧倒するも相手の守備を上回ることがなかった。
 試合前の練習で、二人一組と成って40mほどのパス交換をしている中、連戦している槇野と長澤が組んで90mほどのパス交換をしていた。
 CKのキッカーは、右柏木、左長澤でスタートし、32分からは両方とも柏木になった。後半、左を長澤が蹴ることもあったが、マルティノス投入後は左右ともマルティノス。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、IH長澤、青木、SH橋岡、宇賀神、OH柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、岩波、マルティノス、直輝、阿部、菊池、李。
長澤を外して柏木を左IHとし、3トップとしてセンター興梠、左武藤、右にマルティノスを投入(58)→FK時にポジションを再確認(62)→青木を外して4−4−2とし、SBを右橋岡、左宇賀神、遠藤をIHとし、SHを右マルティノス、左武藤とし、FWとして李を投入(72)→興梠を外し、武藤をFWに上げて左SHとして直輝を投入(88)


05/16 ○ J杯G6節 サ広島 埼スタ 1:0  首位(+4) →グループC首位通過   

 4−1−2−3を採用し、最終的には4−4−2。
 阿部が獲ったPKを失敗した李が決勝ゴールというドラマ。
 CKは右マルティノス、左は長澤から武藤。
GK福島、CB岩波、槇野、SB橋岡、菊池、DH遠藤(C)、IH阿部、長澤、SHマルティノス、武富、FW李。Sub:福島、マウリシオ、宇賀神、荻原、青木、武藤、興梠
長澤に替えて武藤(57)→橋岡を外して菊池を右SBとし、左SBとして荻原を投入(62)→遠藤を外して4−4−2とし、武藤をFWとして左IHとして青木を投入(72)→左サイドで武藤が倒されて得たFKを荻原が縦へ武藤へ入れて戻しを受けて大きく右へ展開、センターサークルで受けた岩波がドリブルで右へ運んでからマルティノスへ縦パス、受けたマルティノスが右へフリックパスしたが相手にカットされて直ちにチャージ、相手はやむを得ず後ろ向きで処理しようとしたところをマルティノスが後ろからつつき、こぼれたボールをが拾って反転して2,3歩ドリブルしてシュート(76)


05/19 △ リーグ15節 ガ大阪 パナソ 0:0  14位(-20)    

 連戦の疲れも見える試合で、双方、チャンスを決めきれずスコアレスドロー。
 CKは左長澤、右柏木。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、DH青木、SH橋岡、宇賀神、IH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、岩波、武富、マルティノス、阿部、菊池、李。
宇賀神を外して武藤を左SHとし、FWとしてマルティノスを投入(76)→柏木に替えて阿部を投入しキャプテンマークは遠藤(76)→興梠に替えて李(87)


06/02 × J杯プオT ヴ甲府 山梨中 0:2     

 4バックには、サイドバック適正のある選手が必要であることを再確認できた試合。
 左CKは長澤、右CKはマルティノス。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、SB菊池、宇賀神、IH長澤、青木、SHマルティノス、武藤、FW興梠(C)、李。Sub:福島、荻原、白土、森脇、直輝、池高、武富。〔槇野、遠藤は代表。橋岡はU代表〕
相手左CKを戻されてダイレクトでクロスされてヘディングされて失点(37)→相手左スローインからの放り込みをヘディングで戻して相手に渡してしまい戻されてダイレクトシュートされて失点(51)→李を外してSHをウイングとし、青木をDHとして4−1−2−3とし、右IHとして森脇を投入、さらに左右のWGを入れ替える(61)→菊池を外して宇賀神を右SBとし、左SBとして荻原を投入(72)→長澤を外して武藤を左IHとし、マルティノスを右に戻して左WGとして武富を投入(81)


06/06 ○ E杯2回戦 Y.S.C.C.横浜 駒場ス 3:0  →3回戦進出    

 週3戦の2戦目でターンオーバーせず、4−2−3−1。2列目中央に入った直輝が躍動するも、監督の評価は別。故障上がりの柏木と森脇がベンチスタートから出場。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、SB菊池、宇賀神、DH阿部、青木、SHマルティノス、武藤、IH長澤、FW興梠(C)。Sub:福島、荻原、森脇、武富、柏木、直輝、李。〔槇野、遠藤は代表。橋岡はU代表〕
負傷の長澤に替えて直輝が投入され、自在勝手な動きでボールをつなげる(19)→右サイドから菊池がクロスを入れ、マルティノスが頭でコースを変えてオウンゴールを誘発させる(34)→左からのアーリークロスからの流れで得たPKを興梠が決める(45+2)→興梠を外して4−4−2として柏木(C)を投入し、柏木とマルティノスの2トップ、2列目を右から直輝、阿部、青木、武藤とするが、直輝はポジションを離れること多く、阿部がケア(66)→宇賀神を外して菊池を左SBとし、右SBとして森脇を投入(74)→裏抜けに成功したマルティノスの横パスを受けた武藤のシュートが相手にブロックされて跳ね、落ちてきたところを左から走り込んだ直輝がフリーでジャンピングボレー(90)


06/09 ○ J杯プオU ヴ甲府 埼スタ 2:1  →2戦合計2:3でプレーオフ敗退   

 グループリーグ敗退したU21代表から呼び戻した橋岡を使った試合で、アウェイの0:2をひっくり返せず。直輝の自在勝手な動きからピンチも作る。
 CKは左武藤、右マルティノス→柏木。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、SB橋岡、宇賀神、DH阿部、青木、SHマルティノス、武藤、IH直輝、FW興梠(C)。Sub:福島、荻原、森脇、武富、柏木、菊池、李。〔槇野、遠藤は代表〕
右サイドで阿部が体を入れて相手ボールホルダーから奪取して前へ出し、受けたマルティノスが直輝へ横パス、直輝が興梠へ横パスしてダッシュ、興梠は中央へドリブルして左足グラウンダーシュート(19)→岩波がヘディングではじき返したボールをマルティノスが拾い、マルティノスが横へドリブルして縦へノールックパス、走り込んだ興梠が相手GKに一旦背中を見せてから振り向きざま左足ループシュート(24)→縦へ出されたボールをマウリシオがダッシュしようとして交わされ、シュート体勢の相手ボールをスライディングで弾いたものの、別の相手選手に渡ってダイレクトシュートされて失点(27)→マルティノスを外し、直輝を右SHとしてIHとして柏木(C)を投入(HT)→武藤に替えて李(56)→阿部を外して青木と柏木をIH、李と興梠をFWとする4−4−2とし、左SHとして武富を投入(64)→マウリシオを前線に上げて青木をCBとしする4−3−3(78)


07/11 〇 E杯3回戦 松本山雅 アルウィン 2:1  →4回戦進出    

 W杯中断明けの試合。相手は中断無しのJ2チームで先制されてしまうが、セットプレーで逆転。
 監督得意の4バックは未だ。最初は、守備時5−4−1、攻撃時3−4−3。
 相手監督は、槇野だけにはプレッシャーを掛けずに槇野をつり出して、その裏をカウンターで狙う方針と理解できた。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、WG武藤、マルティノス、FW興梠。Sub:福島、岩波、荻原、阿部、柴戸、菊池、李。
右サイドで青木のスライディングクリアーが相手に当たって相手2人と遠藤が対峙し、グラウンダーのクロスを入れられてしまいニアで合わされて失点(10)→柏木の右CKをファーで槇野が折り返してマウリシオがヘディングシュート(42)→マルティノスを外して、興梠と武藤の2トップとし、投入した阿部と柏木をIHとする(67)→宇賀神に替えて荻原(75)→柏木の右CKをマウリシオがヘディングシュート(85)→脚が攣った武藤を外して柏木をFWとし、IHとして柴戸を投入(89)


07/18 〇 リーグ16節 名古屋 埼スタ 3:1  11位(-20)    

 監督得意の4バックは未だ姿を見せず、手慣れた3バックでの戦い(守備時5−4−1、攻撃時3−2−5)。ミドルパスによる裏抜けでチャンスを作るも、得点は、相手がゾーンで守るCKからのみ。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、WG武藤、マルティノス、FW興梠。Sub:福島、荻原、岩波、森脇、武富、阿部、李。
監督から武藤経由で指示が出たが陣形に変化無し、柏木が前線へ出て行く頻度が増えたか(27)→柏木の左CKを遠藤がファー寄りでヘディング(40)→左45度からフリーでシュートを打たれ、寄せたマウリシオに当たって西川の手が届かなくなって失点(45+1)→マルティノスに替えて荻原(59)→宇賀神を外して左WBを荻原、興梠と武藤を2トップとし、DHを3枚にして左DHとして阿部を投入(68)→柏木の左CKをファー寄りで槇野がヘディング(70)→柏木の左CKをニア寄りで遠藤が頭でコースを変える(78)→当初は橋岡の予定が興梠を外して柏木をFWとし、右DHとして森脇を投入(90+2)


07/22 △ リーグ17節 セ大阪 長居陸 1:1  12位(-20)    

 移籍前ラストマッチの遠藤も新加入のファブリシオも先発。セットプレーで1失点してセットプレーで1得点。
 CKは、柏木→武藤→マルティノス。
GK西川、DF遠藤、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:福島、荻原、岩波、マルティノス、阿部、菊池、李。
右CKから失点(8)→宇賀神に替えて荻原(67)→負傷の柏木に替えて阿部(70)→橋岡が得た右CKを武藤が蹴ってファーのファブリシオがヘッディングし、左に外れるところを興梠が右足で浮かせて振り向きざまの左足ボレーで相手GKの頭上を通す(78)→武藤に替えてマルティノス(78)


07/28 〇 リーグ18節 サ広島 エディ 4:1  暫定9位(-17)    

 海外移籍の遠藤の位置に岩波を入れたほかは前節と変更無し。首位相手の試合だったが、久しぶりの流れの中からの得点で、それも個人間で注文していた形から先制し、追い付かれるもPKで勝ち越してからカウンターで突き放し、単騎侵入のミドルで勝利を決定付けた。
 相手の得点の源泉であるCFWをマウリシオと槇野で押さえ込めたのが大きかった。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:福島、荻原、森脇、マルティノス、阿部、菊池、李。
左サイドで押し込まれてから奪ったボールを西川へ戻し、西川がロングキックを右サイドラインで待っていた橋岡へパス、橋岡は武藤とパス交換してから中から寄ってきた青木へ、青木はダイレクトでファブリシオへ縦へ入れる、ファブリシオは相手の股を抜くパスを走り込んだ武藤へ通し、武藤は右裏へ抜ける興梠へ注文どおりのスルーパス、興梠は振り向きざまの右足ダイレクトシュート(25)→左寄りで与えたFKをファーでヘディングで決められて失点(38)→武藤を外して柏木を右IHとし、右DHとして阿部を投入(58)→センターライン付近左側でファブリシオが受けたファウルで得たFKを青木、マウリシオ、岩波、橋岡と右へ展開してから岩波、マウリシオと戻し、マウリシオが縦へ阿部に入れ、阿部がマーカーを外して縦へドリブルしてから、左サイドの宇賀神へ展開し、宇賀神が挙げたクロスに対応してファーサイドに走り込んだ柏木が倒され、得たPKを(蹴りたそうにしていたファブリシオではなく)興梠が決める(71)→センターサークルで相手ボールホルダーを興梠とファブリシオが挟んでこぼれたボールを興梠がファブリシオへパス、ファブリシオが前進して相手を引きつけてから、右を駆け上がる柏木へパス、相手PA内に入った柏木は右足でクロスを上げ、ファーでフリーになっていた宇賀神が右足ダイレクトボレー(76)→興梠を外してファブリシオを1トップとし、左IHとして李を投入(80)→柏木を外して、李とファブリシオの2トップでDHを3枚とし、右DHとして森脇を投入(84)→相手ロングキックを相手と競りつつマウリシオが頭でクリアし、左タッチラインで出ようとしたボールを宇賀神がスライディングで確保してから前線へフィード、相手がファブリシオと競ってから前線へパスしたボールをキープするところを、駆け戻ったファブリシオがつついてこぼれたボールを宇賀神がダイレクトで前線へ送り、相手が跳ね返したボールを阿部が胸トラップから前線の李へ、李がタッチライン沿いにドリブルで前進してからファブリシオへバックパス、ファブリシオは阿部へ縦パスし、ダイレクトの返しを受けてドリブルで中へ前進し、ゴールまで30m付近で切り返して相手を外してから右足ミドルシュート(90+5)


08/01 〇 リーグ19節 川崎フ 埼スタ 2:0  暫定7位(-17)    

 ハーフタイムに全員が控え室に下がった。後半は、守備時にファブリシオをトップに残す5−4−1。
 試合後の場内一周後に控え室に引き上げようとする選手もいる中、槇野が柏木に「行こうよ」と身振りで示し、柏木が選手に声を掛けて、ウイダイに立ち会うことになった。整列してからビブスを来ていることに気付いた福島が、自分のビブスを置きに行こうとした荻原を呼び止めて持って行かせた。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:福島、荻原、森脇、マルティノス、阿部、菊池、李。
左サイド押し込んでから中央へ戻し、マウリシオのロングシュートが相手に当たって跳ね返ったのを岩波が拾って槇野へパス、槇野が西川とパス交換してから岩波へ、受ける前に前線を確認した岩波がワントラップから前線へロングフィード、裏へ抜けた武藤が拾って前進してクロス、走り込んだ興梠がワンタッチで相手GKの上を越すシュート(7)→武藤を下げて、柏木をIHとし、左DHとして阿部を投入(67)→疲れた橋岡がバックパスを相手に渡したのを観たオリベイラは直ちにベンチに交代を指示し、橋岡に替えて森脇(70)→興梠を下げてファブリシオのワントップとし、IHとして李を投入(80)→相手の前線への放り込みを宇賀神が頭で跳ね返し、拾った青木が李へパス、李は受けたときに、詰めた相手を交わして前進し、最後尾に残っていた相手10番のアプローチも交わしてPAに進入したところで牛ムからアプローチされてPKを獲得、李に譲られたファブリシオが決めてチームメイトと喜んだ後、北ゴール裏へ向かって一人ゆりかごダンス(90+3)


08/05 △ リーグ20節 V長崎 埼スタ 0:0  暫定8位(-17)    

   コイントスに勝った長崎が自軍サポ席方向に攻めることを選択。後半守り切ろうとする意思か?
 長崎サポはペーロン競漕の銅鑼を持ち込んで声援。
 ハーフタイムにベンチ選手がピッチに飛び出したものの、すぐにロッカールームへ引き揚げた。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:福島、荻原、森脇、マルティノス、阿部、菊池、李。〔左CK柏木、右CKショート時武藤、通常時柏木〕
疲弊していた青木に替えて阿部(59)→疲弊していた武藤を下げて右IHをファブリシオとし、左IHとして李を投入(81)→疲弊していた橋岡に替えて森脇(84)


08/11 × リーグ21節 サ鳥栖 ベスト 0:1  暫定9位(-20)    

 CKで攻撃側のファウルを採ることが多い(上田益也主審)試合だったが、数少ないノーファウルのCKで失点。

GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:福島、荻原、森脇、マルティノス、阿部、菊池、李。
右CKをファーで合わされて失点(53)→青木に替えて阿部〔J1通算550試合出場〕(65)→橋岡に替えて森脇865)→興梠に替えて李を投入してファブリシオとの2トップで3−4−1−2(75)


08/15 ○ リーグ22節 ジ磐田 埼スタ 4:0  9位(-17)    

 多くの主力が長期離脱しているチームを相手にファブリシオのハットトリック。ゴールキックのターゲットだった橋岡をベンチとしたため、ゴールキックからの確保に難儀した。ファブリシオがターゲットになったが位置的に相手CBとの競り合いになって容易でなかった。
 お盆休み期間ということもあり、平日なのに北ゴール裏がほぼ埋まった。
GK西川、DF岩波、阿部、槇野、WB森脇、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:福島、荻原、橋岡、マルティノス、長澤、菊池、李。〔マウリシオが出場停止〕
左からファブリシオが右サイドの森脇へロングパス、森脇が前進して斜めのパスを中央に入れ、興梠がワンタッチしたものの相手がつつき、こぼれたボールを青木がミドルシュート、相手GKが弾いたボールをファブリシオが左足でダイレクトボレー(55)→黄紙1枚の柏木に替えて長澤(59)〔興梠(C)〕→左サイドの長澤からセンター寄りの青木へパス、青木は最前線から戻りつつ要求した武藤へパス、武藤が切り返しを2回入れて相手に詰められながら反転して斜めのパスを相手DFの間でフリーで立っていたファブリシオへパス、ファブリシオがGKとの1対1を決める(61)→菊池をベンチに呼ぶ(70)→森脇が脚を攣ったとアピール(71)→森脇に替えて菊池(73)→武藤の右CKをファーに飛び込んだ槇野がダイビングヘッド(85)→疲労の興梠を下げ、ファブリシオをFWとし、左IHとして荻原を投入(86)〔阿部(C)〕→左ゴールライン近くから青木が大きくクリアし、ファブリシオが頭で中央へ落とし、走り込んで拾った荻原が中央をドリブルで前進し、相手を引きつけてから左を追走したファブリシオへパス、ファブリシオがワンタッチから左足シュート(90)


08/19 △ リーグ23節 清水エ IAI 3:3  9位(-17)    

 3回追い付くナイスゲーム。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、菊池、DH青木、阿部、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠(C)。Sub:福島、荻原、武富、柏木、マルティノス、長澤、李。〔CKは武藤。柏木インからは柏木か武藤〕
相手が右側から斜めのパスを中央に入れ、詰めた槇野の裏へワンタッチで股抜きパス、走り込まれた相手にダイレクトでシュートされて失点(6)→自陣FKを阿部が大きく右へ展開、受けた青木が前線へロングフィード、ファブリシオに付いていた相手のハンドで得たPアーク左寄りのFKを阿部がファーのサイドネットぎりぎりに決める(11)→相手のロングキックを受けて前進しようとして与えた相手FKを左側に出されてヘディングされて失点(51)→岩波を外してマウリシオを右ST、阿部をリベロとし、DHとして柏木を投入(59)→相手CKを跳ね返したボールを武藤が拾ってドリブルで左サイドへ進み、中央のファブリシオへパス、ファブリシオのドリブルが相手に止められそうになったが抜け出してシュート、スライディングしてきた相手に当たってゴール(61)→相手のシュートをブロックしてバーに当たって跳ね返ったところをダイレクトシュートされて失点(63)→相手ボールをセンター付近で奪って速攻、左サイドへ展開して菊池のクロス、相手クリアで得た右CKを柏木が蹴り、相手がクリアしたボールを菊池が拾って左へ移動、青木へ戻す、青木は前線へフィード、槇野がバックヘッド(79)→興梠を外し〔柏木(c)〕、ファブリシオをワントップとして左IHとして李を投入(74)→菊池を外して武藤を左SH柏木を右IHとし、左DHとして長澤を投入(79)


08/22 ○ E杯4回戦 東京ヴ 熊谷陸 1:0   →準々決勝    

 リーグ戦から先発全員を変更した相手に対し、前の試合で宇賀神と森脇を休養させて臨んだオープンカップ戦。狙いは優勝による来年のACL出場。
GK西川、DF岩波、阿部、マウリシオ、WB森脇、宇賀神、DH青木、柏木(C)、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:榎本、荻原、橋岡、マルティノス、長澤、菊池、李。
前線から追ってくる相手に対して左からの突破を図るためかIH(武藤、ファブリシオ)の左右を入れ替える(35)→右足太ももを気にしていた森脇に替えて橋岡(56)→相手が追ってくる中、最後尾の球回しから、岩波が一旦ハーフウェイラインを越えて柏木へ縦パス、柏木からダイレクトで受けた橋岡は岩波へ戻す、岩波は左サイドへロングフィード、走り込んだ宇賀神が武藤へ戻し、武藤は下りていた興梠へ戻す、前に相手フィールドプレイヤーが9人いるなか興梠は右へパスして前方へ走る、右サイドでパスを受けた岩波がノールックで前線へフィード、走り込んだ興梠がヘッドで落としたボールをファブリシオがダイレクトボレーシュート(64)→興梠を外してワントップをファブリシオ、右IHを武藤とし、左IHとして荻原を投入(73)→武藤に替えて長澤(87)


08/26 × リーグ24節 名古屋 豊田ス 1:4  9位(-20)    

 選手補強による5連勝で最下位から浮上してきたチームを相手にオウンゴールのみという結果。相手が週中の試合でターンオーバーしたのに対して、必勝態勢で臨んだ差が出てしまった。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH青木、長澤、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠(C)。Sub:榎本、荻原、マルティノス、阿部、柴戸、菊池、李。〔CKは武藤〕
興梠が左から入れたクロスを相手がダイビングヘッドしてオウンゴール(22)→PA内で相手を引っかけてPKを与え、一旦は西川が弾くものの、別な選手にシュートされて失点(29)→相手FKをファーサイドで高い打点でヘッディングされて失点(44)→岩波を外してマウリシオを右STとし、リベロとして阿部を投入し、興梠を外してファブリシオをワントップとし左IHとして荻原を投入(65)→右サイドでロングフィードを送られ、相手の大学生指定選手に右サイドの裏に抜け出されてダイレクトでマイナスのクロスを上げられ、ニアの相手に頭で触られてから、中央に走り込んできた相手FWのダイレクトジャンピングボレーシュートで失点(70)→→宇賀神を外して、荻原を左WBとし、左IHとして李を投入(73)→左サイドから右サイドへボールを回され、右サイドから大学生指定選手にクロスを上げられ、ファーに走り込んだ相手FWのダイレクトボレーで失点(79)


09/01 × リーグ25節 セ大阪 埼スタ 1:2  9位(-23)    

 天候不良で開始が30分遅れた。オリヴェイラ監督が2試合出場停止で、大槻ヘッドコーチが電話を使いながら陣頭に立った試合。ファブリシオが負傷するも、交代出場の李がカウンターで得点。しかし、相手に押されて同点にされ、スーパーミドルで逆転される。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH柏木(C)、青木、IH武藤、ファブリシオ、FW興梠。Sub:榎本、荻原、マルティノス、長澤、阿部、菊池、李。〔CK右は武藤か柏木、左は柏木〕
負傷のファブリシオを外して武藤を左IHとし、右IHとして李を投入(8)→自陣中盤で奪ったボールを柏木が興梠へパス、興梠がダイレクトで青木に戻し、青木もダイレクトで武藤へパス、受けた武藤はワントラップしてから反転して左サイドの宇賀神へ、宇賀神がドリブルで前進して中央へ切れ込んで前に入っていた李へパス、はワントラップしてシュート(12)→自陣で与えたFKを右サイドへ出されてクロスを上げられ、一旦跳ね返すも右側で拾われてシュートされ、絶好のラストバスになって失点(29)→PA外の左寄りからミドルシュートを打たれて失点(53)→宇賀神に替えて荻原(71)→岩波を外してマウリシオを右STとし、リベロとして阿部を投入(78)


09/16 ○ リーグ26節 横浜マ 日産ス 2:1  9位(-20)    

 監督出場停止2試合目で大槻HCが陣頭に立つが、放送席の監督が無線操縦。相手のシュートミスにも助けられて辛勝。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH長澤、青木、IH武藤、マルティノス、FW興梠(C)。Sub:榎本、平川、荻原、武富、阿部、柴戸、李。〔CK右は武藤、左はマルティノス〕
武藤が蹴った左CKを橋岡が戻し、宇賀神がワントラップしてシュート(43)→前半から監督の指示を受けていたマルティノスに替えて荻原(HT)→橋岡に替えて平川(66)→右サイドを破られてグラウンダーのクロスを入れられ、相手FWの軽いフェイントドリブルからのシュートで失点(69)→青木が前線へ高いフィード、抜け出た武藤が相手GKと1対1となり胸トラップからシュート(79)→長澤に替えて阿部(83)


09/23 ○ リーグ27節 ヴ神戸 埼スタ 4:0  8位(-18)    

 相手チームに加入したイニエスタ目当ての観客でチケットは完売したが、当人は出場できず。さらに、監督交代中の暫定監督の指揮で弱体化しているチームを相手に、3ボランチ2トップ(トップ残りは一人)で中盤を支配して圧勝。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、CMF長澤、青木、柏木(C)、FW興梠、武藤。Sub:榎本、茂木、荻原、武富、阿部、柴戸、李。
左からのクロスを跳ね返され、長澤と相手が競ったこぼれを青木がゴール正面からミドルシュート(23)→柏木の縦パスに抜け出た興梠がワンタッチシュート(42)→相手のミスタッチのこぼれを拾った武藤がライン際からループシュート、相手GKが弾くも、その回転で着地してからゴールイン(53)→柏木が相手ゴールライン際から右足でループパス、ファーで長澤がヘディングシュート(76)→長澤に替えて阿部(77)→柏木に替えて柴戸(81)→興梠に替えて李(84)


09/30 ○ リーグ28節 柏レイ 埼スタ 3:2  6位(-15)    

 監督が記者会見で、3人のセントラルミッドフィールダーを置き、長澤にはゴール前へ行く役割を与えたことを名言。
 試合後に、相手キャプテンがピッチを叩いて悔しがっていたことが印象的。試合後の挨拶回りを終えたとき、柏木キャプテンが台風が近づいている天候を考慮してか、今日はピッチ上で勝利の凱歌に付き合うのは止めても良いよな、と胸の前に両手で×印を作って槇野に確認し、槇野が頷いていた。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、CMF長澤、青木、柏木(C)、FW興梠、武藤。Sub:福島、茂木、荻原、阿部、柴戸、ナバウト、李。
センターライン付近の右サイドから中央へパスを出され、最終ラインにスルーパスを出され、1対1で食い止めるも左へオーバーラップした選手にパスを出され、クロスを右サイドから飛び込んだ選手に決められて失点(35)→右サイドから橋岡が前方の興梠へパス、胸トラップから右サイドの武藤へパス、前進してセンタリングしたボールが相手DFに当たり、拾った長澤が相手最終ラインを突破してGKとの1対1を冷静に決める(38)→相手最終ラインのパス回しを詰めた興梠が引っ掛け、こぼれたボールを受けた武藤が最終ラインの裏に出し、抜け出した興梠が相手GKの上を越すループシュート(41)→左サイドでスローインを受けた相手キャプテンがゴール前へロングパス、マウリシオがかぶってしまい、背の無い相手にヘディングで失点(60)→相手キャプテンと対峙して疲労した橋岡を下げて武藤を右SHとし、FWとして李を投入(73)→長澤を下げて柏木を右CMFとし、左CMFとして阿部を投入(79)→左の宇賀神からゴール前へクロス、ファーへ通過して武藤が拾い、左足で入れたクロスを興梠がダイレクトボレー(81)→興梠を下げて、李のワントップ、柏木が2列目へ上がる3−4−2−1とし、もう一人のIHとして柴戸を投入(85)


10/7 △ リーグ29節 ベ仙台 ユアテ 1:1  6位(-15)    

 橋岡がJ初ゴール。
 守備的MFの控えが阿部、攻撃的MFの控えが柴戸、という位置付けが明確となった。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、CMF長澤、青木、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:榎本、荻原、森脇、阿部、柴戸、ナバウト、李。
前線からのプレッシャーで相手GKが蹴ったボールが左サイドのライン外へ、自陣深い位置から宇賀神がタッチラインに沿ってスローイン、相手陣内まで届いて走り込んだ興梠がキープし、寄っていった長澤に戻す、長澤はワンタッチしてから逆サイドへロングフィード、走り込んだ橋岡がフリー、横向きでヘディングシュート(24)→右サイドでファウルを与え、FKをニアで頭で合わされて失点(40)→負傷した青木に替えて阿部(60)→興梠に替えてナバウト(77)→長澤に替えて柴戸(84)


10/20 ○ リーグ30節 鹿島ア 埼スタ 3:1  暫定5位(-15)    

 ACLに備えて控え選手を先発させた相手に対して序盤で圧倒するものの、シュート精度を欠いて得点できないうちに先制されたが、岩波ヘッド、武藤のゴラッソ2発で勝利し、ACL進出圏内まであと少し。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB森脇、宇賀神、DH青木、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、茂木、武富、阿部、柴戸、ナバウト、李。〔橋岡、荻原はU19代表〕
ミドルエリアで2人が入れ替わられて突破されて、森脇サイドに出されて対応が遅れてフリーで上げられたクロスを、宇賀神が中へ絞っていた左サイドのPA外から走り込んだ相手SBにフリーで打たれて失点(38)→右サイドから森脇が浮かせて縦へ入れたボールを走り込んだ興梠が拾い、中へ折り返して宇賀神のシュート、得た左CKをニアで岩波が頭でそらす(52)→ハーフウェイライン付近右側で得たFKを森脇が素早いリスタートで左奥へロングフィード、走り込んだ興梠がキープして宇賀神へ戻す、宇賀神は寄ってきた槇野へ、槇野はドリブルして宇賀神を追い越してから寄ってきた柏木へ、柏木は宇賀神へ預けて走り込むが宇賀神はフリーの青木へ戻す、青木は中央へドリブルしてから最前線から戻ってくる武藤へ縦パス、武藤は詰めてきた相手選手2人を交わしてからフリーで左足無回転ミドルシュート、右サイドネットを揺らす(60)→久しぶりの試合で疲れた森脇に替えて、トレーニングマッチ観戦者の評価が高かった柴戸を投入(72)→長澤を下げて武藤を右SH、柏木を左SH、青木を右DHとし、左DHとして阿部を投入して興梠ワントップとする(78)→興梠に替えてナバウト(85)→自陣PA内でキープしている相手からボールを奪った阿部が青木へショートパス、青木は右サイドへフィード、受けたナバウトが相手2人を連れて右サイドへ移動し、空いたスペースを駆け上がる武藤へ浮いたパス、ハーフライン付近右側で受けた武藤が縦へドリブルし、相手3人を交わしてPA内に侵入して右足シュート(90+3)


10/24 ○ 天皇杯準々 サ鳥栖 熊谷陸 2:0  →準決勝進出    

 試合は前半押して2点を取ったものの、後半は相手の交代で2トップが機能して押され気味になる。しかし、相手選手が10人になって無事クローズ。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB森脇、宇賀神、DH青木、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、武富、マルティノス、阿部、柴戸、ナバウト、李。〔橋岡、荻原はU19代表〕
右サイドで押し込んでからセンターの興梠を経由して左サイドの宇賀神へ、宇賀神が中へドリブルして右足シュート、相手に当たってGKの手が届かないところへ(16)→PA内奥まで進入した興梠がシュートコースをふさがれてPアーク付近まで戻り、槇野へバックパス、槇野は右足インサイドで丁寧なダイレクトシュート(31)→相手が2枚目のイエローで10人になる(57)→柏木に替えて柴戸、興梠(C)(73)→森脇を下げて武藤を右WBとし、FWとしてナバウトを投入(81)→宇賀神に替えてマルティノス(88)


11/3 × リーグ31節 ガ大阪 埼スタ 1:3  6位(-18)    

 ACLが遠ざかる敗戦。疲労の色あり。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB森脇、宇賀神、DH阿部、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:榎本、茂木、武富、マルティノス、柴戸、ナバウト、李。〔橋岡、荻原はU19代表〕
右サイドでのパスカットからスーパーなミドルシュートで失点(43)→マウリシオの縦パスを武藤がワンタッチでスペースへ出し、拾った長澤がドリブルしてシュート、相手GKが弾くのを予測した興梠がワンタッチシュート(49)→押し込んだ状態でボールロスト、右サイドで張っていた相手に渡り、ロングドリブルでPA内に侵入されて失点(62)→押し込まれて状態で一旦ボールを奪うがキープできずに奪い返され、ゴール前に侵入されてマイナスのショートパスをシュートされて失点(69)→森脇を外して武藤を右WBとし、FWとしてナバウトを投入(70)→長澤に替えて柴戸(81)→興梠に替えて李(83)


11/10 ○ リーグ32節 コ札幌 厚別競 2:1  6位(-15)    

 武藤の2発でACL進出圏内3位の望みをつなぐ。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH阿部、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、茂木、荻原、森脇、柴戸、ナバウト、李。
相手の左サイドへのロングフィードを槇野がヘディングでカットして柏木へ、柏木はワントラップして寄ってきた長澤へ、ドリブルで前進してハーフライン過ぎてから右前方へ走る武藤へミドルパス、武藤は胸トラップで相手を交わしてから左足ボレーシュート(6)→左から中へドリブルされてから右へ展開され、右からのクロスをファーで飛び込んできた相手STにヘディングされて失点(25)→左サイドから宇賀神が中へグラウンダーのクロス、武藤が右足裏で止めて左足シュート(35)→守備時に武藤が右サイド、柏木が左サイドをケアする5−4−1に(60)→阿部に替えて柴戸(73)→橋岡に替えて森脇(78)→興梠に替えてナバウト(89)


11/24 × リーグ33節 湘南ベ BMW 1:2  6位(-18)    

 3位以内が不可能になる敗戦。
GK西川、DF森脇、岩波、茂木、WB橋岡、宇賀神、DH阿部、OH長澤、武富、FW武藤、興梠(C)。Sub:榎本、荻原、大城、柴戸、ナバウト、李、ズラタン。〔柏木は出場停止〕
相手最終ラインからのロングフィードをヘディングで右サイドに送られ、昨季までレッズに在籍していた選手にドリブルで運ばれてのシュートで失点(29)→最終ラインからのパスを受けようとした選手が進路上の審判にぶつかり、相手に拾われて左サイドへ展開され、1対1からのシュートで失点(56)→武富を外してCMFを長澤と阿部の2人とし、興梠センターの3トップとする(65)→森脇を外して最終ラインを岩波、阿部、茂木とし、右CMFとして柴戸を投入(71)→右サイドからのパスを中央で受けた茂木が武藤へ縦パス、武藤はヒールで先へ送り、受けた興梠が反転シュート(77)→武藤に替えてズラタン(77)


12/01 ○ リーグ34節 F東京 埼スタ 3:2  5位(-18)    

 ACLに進出できる天皇杯を獲るために、興梠と武藤を休ませ、故障明けの槇野と青木は先発させ、宇賀神と長澤をベンチスタートとした試合で勝利。
 西川からのフィードで競り勝っていた橋岡がほとんど競り負け、押し込まれることも多かったが、相手のシュート精度の低さに助けられた試合。
 ゲーム後に、チームの優勝全てに関わった唯一の選手である平川の引退セレモニー。在籍時に獲得した全7個のトロフィーを周りに並べて挨拶し、14回胴上げされた。北のヴィジュアルは、加入時の背番号28の2002年デカユニと背番号14の全盛期2005年ユニを並べて見せ、場内一周時には、2002と14と2018の人文字を作る。
GK西川、DF岩波、阿部、槇野、WB橋岡、荻原、DH青木、OH柴戸、柏木(C)、FWナバウト、李。Sub:福島、宇賀神、平川、森脇、武富、長澤、ズラタン。
柏木の左CKを中央でがヘディングシュート(9)→PA境界で左側から切り込んでの横パスを中央でシュートされて失点(46)→荻原の左サイドのドリブルでFKを得て、柏木が素早いリスタートで中央へクロスし、走り込んだ柴戸がダイビングヘッド(48)→西川からのロングフィードをナバウトがヘディングで前方へ落としてから自分で拾って前進し、中央へマイナスのクロス、走り込んだ李が左足アウトでワンタッチシュート(68)→脚が攣った荻原に替えて宇賀神(72)→青木に替えて長澤(81)→左サイドからのクロスをファーでヘディングされて失点(87)→柏木を外して左OHを長澤、DHを阿部、リベロを岩波、右STを橋岡とし、右SHとして平川(C)を投入


12/05 ○ 天皇杯準決 鹿島ア カシマ 1:0  →決勝進出     

 相手が中盤のキープレイヤー2人を休ませた試合で、相手のシュート精度のなさと守備陣の頑張りでなんとか勝利。
 ボールに対するプレーに寛容なジャッジのために接触プレイが頻発し、レッズは3人とも負傷交代。3人交代後も橋岡や交代出場の李も痛む激闘。
GK西川、DF岩波、マウリシオ、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH青木、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、森脇、武富、阿部、柴戸、李、ズラタン。
1回目は武藤が蹴った右CKの2回目を柏木が蹴り、ファーのマウリシオのヘディングで先制点(27)→前半の接触プレーで脚を痛めていた興梠に替えて李(51)→接触プレー無しで倒れた武藤を外し、相手のサイドチェンジで練達の相手右SBをフリーにしてロングクロスを入れられていたのを、左WGとして柴戸を入れて防ぐこととし、李のワントップ、柏木を右WG、長澤と青木をDHとする3−4−3へシフトチェンジ(65)→落下で左肘を痛めた青木に替えて阿部(72)→右サイドで接触プレイが頻発することから柏木と柴戸を入れ替え(81)


12/09 ○ 天皇杯決勝 ベ仙台 埼スタ 1:0  →優勝     

 守備意識が高い相手に苦労したが、偶然とも言える一発を守って勝利し優勝。表彰式ではオリヴェイラ監督が楽しそうに踊る姿を見せる。場内スクリーンで直輝がアップになるときも。
GK西川、DF岩波、阿部、槇野、WB橋岡、宇賀神、DH青木、OH長澤、柏木(C)、FW武藤、興梠。Sub:福島、荻原、森脇、柴戸、ナバウト、李、ズラタン。
柏木が右ショートコーナーを武藤に当ててワンタッチの戻しを受けて中央の長澤へ、長澤のクロスを相手がヘディングで跳ね返したところを宇賀神がダイレクトボレー(13)→左足太もも裏の違和感から交代を申し出た柏木に替えて柴戸を投入して興梠(C)(62)→武藤に替えて李を入れて、李、興梠、柏木の3トップとする3−4−3へ(84)→興梠に替えてズラタン(C)(90+5)





HOME