2013


☆AFCチャンピオンズリーグ →グループステージで敗退
グループステージ:×広州恒大4○ムアントン・ユナイテッド2×全北現代3△全北現代3○広州恒大3○ムアントン・ユナイテッド3〔勝ち点→対戦成績→……で順位付け〕

リーグ戦 ディヴィジョン1 →6位(-5)
○広3○名3△分3○新2○磐2○湘2×宮3×清3△仙3△セ4○鹿3○鳥3○柏2○甲2△東2×川3×マ4○磐4○広3×名3○分3○清3×マ3○新2×東2△甲3△湘3○宮3○鹿2○柏2△仙台2×川2×鳥4×セ6

ナビスコカップ(J1カップ戦) →準優勝
予選リーグ:免除
準々決勝(○A△H)→準決勝(×A○H)→×決勝

天皇杯 →3回戦で敗退
○2回戦×3回戦

☆その他
さいたまシティカップ:アーセナル PSM:なし


メモ




 2013年はミハエル・ペトロヴィッチ監督の2年目。クラブは、監督の希望する国内選手の獲得に成功し、夏の異動時期をにらんで外国人枠を一つ余らせて、ACLとJを戦う布陣を整備した。連動性を重視してボールホルダー時に視野の広い選手を獲得して、ターンオーバーが可能な陣容となった。

 1トップ候補として、興梠(30)、原口元気(24)、阪野(19)、ランコ(21)〔6月末で満了〕。
 2列目(インサイドハーフ)候補に、柏木(8)、マルシオ・リシャルデス(10)、矢島慎也(29)、山田直輝(34)〔前年の怪我で出遅れる〕(、梅崎(7))。
 右SH候補として、平川(14)、関口(11)、岡本拓也(28)(、宇賀神(3))。
 左SH候補として、梅崎(7)、宇賀神(3)、野田(12)、永田拓也(26)、(、関口(11))。
 DH候補に、阿部勇樹(22)、啓太(13)、小島秀仁(27)、野崎雅也(23)(、那須(4))。
 DF候補に、永田充(17)、槙野智章(5)、森脇(46)、暢久(6)、那須(4)、坪井(2)(、野田(12)、岡本)。
 GK候補に加藤(18)、山岸(1)、大谷幸輝(25)。


02/26 × ACL第1戦 広州恒大 Guangzhou Tianhe Stadium 0:3  4位(-3)

 2倍の予算規模のチーム相手に苦しむ。阪野がACLでワントップを務め得ることが分かったことが収穫。
GK加藤、DF森脇、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:山岸、那須、野田、暢久、関口、矢島、阪野。〔直輝、ランコ、平川、坪井、興梠は回復中。〕
中盤でパスカットされて速攻されて失点(16)→マルシオを下げて、原口をIHとし、ワントップに阪野を投入(59)→最終ラインのパス回しをサイドに追い込まれ、苦し紛れに逆サイドに出したパスをカットされて速攻で失点(65)→梅崎に替えて関口を投入(70)→間近でのシュートをいったんは加藤が弾くが高く上がったボールをヘッドされ、バーをたたいて落ちたボールに触ってオウンゴールで失点(90+1)


03/02 ○ Jリ第1節 サ広島 エスタ 2:1  3位(-0)  

 監督が指導したチームとのミラーゲーム。
 2シャドーがその力を1ゴール1アシストでそれぞれ示す。引いた相手への有効打はなし。
GK加藤、DF森脇、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、那須、暢久、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、ランコ、坪井は回復中。〕
引いて守っている状態で左サイドを戻ってきた原口が相手のパスをカットしてダイレクトで宇賀神へ、宇賀神はダイレクトでワントップの興梠へ、興梠はダイレクトで啓太に戻し、啓太はダイレクトで柏木へ、カットされそうになったが持ちこたえた柏木がドリブルの後、左サイドを駆け上がる原口へパスし、ドリブルでPA内に侵入した原口が、外を回った柏木へパスを出し、柏木が右足インサイドキックで決める(37)→相手ボールを奪った阿部がドリブルで持ち上がるところを倒され、相手が立ち止まったところを柏木が右へ開いていた原口へパスし、ドリブルの後原口が放ったシュートがGKの手で弾かれつつゴールマウスに入る(51)→ミドルレンジのFKをダイレクトで決められて失点(55)→原口に替えてマルシオ(66)→興梠に替えて阪野(73)→柏木を下げて啓太をインサイドハーフとし、DHに那須を投入(85)


03/09 ○ Jリ第2節 名古屋 埼スタ 1:0  3位(-0)  

 ホーム開幕戦は完勝。
 試合前の選手紹介で先発の興梠と森脇にはコール無し。
GK加藤、DF森脇、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、那須、暢久、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、ランコは回復中〕
啓太がドリブルで進んだ後、最前線の興梠へパス、興梠がなぜかフリーになり、左サイドを駆け上がる宇賀神へパス、宇賀神が右足ダイレクトでシュート(54)→守備固めのためか梅崎に替えて平川を投入(66)→原口に替えてマルシオ(79)→柏木を下げて啓太を2列目とし、DHに那須(85)


03/12 ○ ACL第2戦 ムアントン・ユナイテッド 埼スタ 4:1  2位(-1)

 ターンオーバーで移籍4選手が先発し、補強の正しさを示す。
 興梠と森脇が二人で、未だ名前を呼ばれない、と話しているものの、今日も移籍4選手へのコールは無し。
 寒さのためか、帰りの脚を心配してか、選手は場内一周して直ちに撤退。ゴール裏も、終盤にだらけた試合内容のためか直ちに撤収作業。
GK加藤、DF森脇、永田、槇野、DH那須、阿部、SH平川(R)、関口(L)、IHマルシオ、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、啓太、宇賀神、梅崎、原口、阪野。〔直輝、ランコは回復中〕
マルシオの左CKをファーで待っていた柏木がボレーで叩きつけてしまうが、ワンバウンドしたボールはゴール左に吸い込まれた(8)→柏木に替えて原口、マルシオに替えて梅崎(62)→ゴールライン近くで突破した槇野を後ろから倒した相手が2枚目のイエローで退場(29)→中盤でボールをカットした那須が平川へ展開、平川が那須へ戻したボールを受けた阿部が関口へ展開し、関口が相手を交わしてゴール前へ届けたボールがカーブ回転でゴールへ吸い込まれた(65)→槇野がボールを奪った後、阿部との間でパス交換をしてタイミングを計り、阿部が最前線の興梠へパス、後ろ向きで受けた興梠がダイレクトで右脇の梅崎へパス、梅崎がダイレクトで那須へ戻し、那須がダイレクトで右サイドの平川へパス、平川がPアーク付近へクロスして原口が高い打点のヘッド(69)→興梠に替えて阪野(71)→槇野とパス交換してタイミングを計っていた阿部が那須へパス、那須がふんわりしたパスを相手最終ラインの裏へ出し、戻ってくる阪野と入れ替わりで走り出した原口が受けてGKと1対1になり、右を追い抜こうとした阪野へパスし、それを相手がカットしてクリアしたボールがボールがゴールに吸い込まれてオウンゴール(78)→失点(90)


03/16 △ Jリ第3節 大分ト 大銀ド 2:2  3位(-2)  

 プレイオフで昇格したJ2の6位チーム相手に2点先制され、圧倒するものの決勝点には至らず。
 お互いがラインを上げて前線からプレッシャーを掛ける試合で、連係の進化を示した2得点。
GK加藤、DF森脇、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、那須、暢久、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、ランコは回復中〕
左サイドからのクロスをゴール前ファーで折り返されて失点(3)→失点(5)→プレスと高いラインを採る相手の裏へロングフィードを送り、抜け出した原口がGKを交わしてスライディングシュート(8)→柏木のスルーパスに宇賀神が追い付き、中へ折り返したクロスを原口でスルーして阿部がインサイドでシュート(42)→梅崎に替えて平川(59)→柏木に替えてマルシオ、興梠に替えて阪野(81)


03/30 ○ Jリ第4節 ア新潟 東北ビ 2:0  2位(-2)  

 前半は良かったが、後半は相手の勢いが上だった。相手の最終局面でのミスにも助けられた勝利。
 調子が戻ってきたマルシオがチーム1000点目を決めた試合。
GK加藤、DF森脇、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、那須、坪井、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、ランコは回復中〕
柏木の左CKをぽっかり空けた中央に飛び込んだ槇野がヘディングで決める(6)→永田がCK時に足の裏を痛めて那須に交替(43)→啓太に替えてマルシオをIHで投入し、柏木をDHとする(73)→原口に替えて関口を右SHで投入し、梅崎をIHとする(81)→中盤のせめぎ合いから関口がダイレクトでPアーク付近でフリーになっていたマルシオへパスし、マルシオが決める(90+2)


04/03 × ACL第3戦 全北現代 埼スタ 1:3  3位(-4)

 ターンオーバーで遜色ない力を示し、前半は圧倒したが、ハーフタイムでの相手の修正力によって後半は完敗。後半は追い風になったことも一因。
GK加藤、DF坪井、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、関口(L)、IH原口、柏木、FWマルシオ。Sub:山岸、暢久、森脇、梅崎、宇賀神、興梠、阪野。〔直輝、ランコ、永田は回復中〕
槇野が中央から突破し、そのボールを原口がさらってGKとの1対1を制した(6)→失点(53)→失点(64)→坪井を下げて、その位置に那須、そこに阿部、そこに柏木、そこにマルシオを下げて、1トップに興梠を投入(66)→失点(70)→関口に替えて宇賀神(71)→原口に替えて梅崎(81)


04/06 ○ Jリ第5節 ジ磐田 埼スタ 2:1  2位(-2)  

 前半に先制されるが、後半に追い付き、アディショナルタイムで決勝点。内容的には完勝。
 相手は5−3−2の守備システムで、当方の2−3−5をマンマーク、さらに、GKへのバックパスを2トップのどちらかが追い掛けて、その後ろがスライドしてカットを狙う態勢。当初は戸惑ったものの、前半途中からは、啓太が最終ラインの真ん中に下がり、相手の2トップと3対2の優位になった上で、余った1枚がドリブルで前進する、又は2インサイドハーフが中盤へ下がってパスを引き出す、という連携を見せて、圧倒的に中盤を支配することに成功。その意味でMOMは啓太。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、平川、関口、マルシオ、矢島。〔直輝、永田は回復中〕
左サイドから代表選手にクロスをあげられ、ファーサイドの代表選手のヘディングで失点(26)→宇賀神に替えて関口(67)→柏木に替えてマルシオ(73)→マルシオの左CKをファーで森脇がヘディングで決める(77)→梅崎に替えて平川(86)→右サイドの興梠らのチェイシングから原口がボールを奪ってドリブルで進みGKの上を越えるシュート(90+2)


04/09 △ ACL第4戦 全北現代 Jeonju World Cup Stadium 2:2  3位(-6)

 2点先行したが、後半アディショナルタイムに追い付かれる。まだACLでは圧倒できない力であることを実感させられた一戦。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、永田は回復中〕
左CKを那須がヘディングで決める(3)→左で宇賀神が抜け出してシュートしたボールが右まで流れて梅崎がシュート(7)→失点(51)→宇賀神に替えて関口(62)→柏木に替えてマルシオ(68)→興梠に替えて平川(89)→失点(90+2)


04/14 ○ Jリ第6節 湘南ベ 埼スタ 2:0  2位(-2)  

 昇格チームは高い最終ラインと積極的なディフェンスでボール奪取を狙うが回避して圧倒。
 試合前の出場選手紹介でレッズの番になって流れた過去の映像で湘南ゴールへの得点シーンが流れたところ、アウェイ席からブーイング。反応良し。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、永田は回復中〕
柏木のロブに抜け出した興梠が脚を伸ばして触ったボールがゴールマウスに吸い込まれる(30)→梅崎に替えて関口、啓太を下げて柏木をDH、IHにマルシオ(59)→柏木の右CKが追い風に押されて直接ゴールイン(73)→原口に替えて阪野(90+1)


04/20 × Jリ第7節 大宮ア N5ス 0:1  3位(-2)  

 相手は連続無敗Jリーグ記録更新と2位浮上を狙っており、かってないダービー。  前半はオールコートマンマークの相手に支配される。後半は疲れた相手のマークが緩くなって試合を組み立てるが、濡れたピッチでのパススピードを把握できないまま試合終了。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH原口、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、平川、関口、マルシオ、阪野。〔直輝、永田は回復中〕
原口が負傷交替でマルシオを投入(27)→右サイドを崩されて失点(45+2)→梅崎に替えて関口(69)→宇賀神に替えて阪野(84)


04/24 ○ ACL第5戦 広州恒大 埼玉スタジアム2002 3:2  3位(-3)

 相手は、2点差までの負けでもトーナメント進出が決定する状況で、疲れないことに徹する試合運び。第1戦のマンマークと打って変わってルーズなディフェンス。それだけに、3点差にできない苛立ちが募った試合。しとしとふる雨のせいか、ミドルパスにミスが目立ち、試合レベルとしては低調。ただ、全員が喪章を付けており、阿部が相手選手の外れた喪章を拾って差し出すシーンもあり。
 相手監督はメインスタンドの副審の判定に抗議し、その返答に激高したのか足元のペットボトルを副審に向かって蹴飛ばす。蹴飛ばしてまずいと思ったのか、すぐに手近のペットボトルを脚で整理して見せた。副審は試合を観ていて気付かなかったが第4の審判が観ていて、ボールデッドのときに主審にアピール。相手監督も素直に退場。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、小島、関口、矢島、阪野。〔梅崎は出場停止。直輝、永田、原口は回復中〕
失点(37)→左からのクロスを跳ね返されるが、平川が拾ってグラウンダーのシュート性のクロス、興梠が合わせる(52)→阿部がドリブルで進み、槇野へパス、槇野が突破してクロス、阿部がスライディングで合わせる(63)→マルシオがPKを決める(67)→宇賀神に替えて関口、興梠に替えて阪野、阿部に替えて暢久、キャプテンマークは柏木(85)→左からのFKをクリアしようとしたボールがこぼれ、押し込まれて失点(87)→暢久に怒ってぶつかってきた相手選手が退場になり相手が10人になる(90+4)


4/27 × Jリ第8節 清水エ 埼スタ 0:1  3位(-4)  

 中2日の戦いであり、次戦がACLグループステージ突破のために勝利が必要な試合であることを考慮すると予備戦力投入も選択肢だったが、レギュラーメンバーで戦った。北から南へ断続的に強風が通り抜ける試合で、ロングパスに精度を欠き、相手の4−2−3−1の両サイドへのサイドチェンジパスが機能せず、まだ、相手の若い選手が鋭い出足で中盤パスカットを狙ってくる中で苦労して試合を組み立てる。収穫は慎也がレギュラーとして機能しそうなことを示せたことと最前線から裏へ抜ける見方への反応の兆しが見え始めたこと。パススピードは今一つ。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、柏木、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、野田、関口、矢島、阪野。〔直輝、永田、原口、梅崎は回復中〕
ボールロストから相手1トップに繋がれて失点(64)→宇賀神に替えて関口(65)→啓太を下げて柏木をDHとし、IHとして矢島を投入(70)→相手ワントップに抜け出されて後ろから手を使って止めようとした阿部が一発赤紙で退場し、マルシオがDHに下がる(80)→平川を下げて矢島を右SHとし、阪野を投入してIHなしの2トップにする(87)


05/01 ○ ACL第6戦 ムアントン・ユナイテッド Thunderdome Stadium 1:0  3位(-1)

 アウェイで勝利して2位と勝ち点は並んだが、対戦成績が1分け1敗で3位となり、ノックアウトステージへ進出できず。
GK加藤、DF坪井、那須、森脇、DH阿部、柏木、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、矢島、FW興梠。Sub:山岸、槇野、野田、暢久、関口、、阪野。〔啓太は出場停止。直輝、永田、原口、梅崎は回復中〕
コーナーキックから再度放り込まれたボールを那須がダイレクトボレー(48)→坪井負傷で、大事を取ってベンチにいた槇野を投入(69)→矢島に替えて関口(71)→興梠に替えて阪野(86)


05/06 △ Jリ第10節 セ大阪 長居ス 2:2  4位(-8)  

 相手が中2日で起動できていなかった前半は圧倒していたが逸機多く、後半には起きた相手に難渋する。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、柏木、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、矢島、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、梅崎、関口、原口、阪野。〔阿部は出場停止。直輝、永田は回復中〕
ゴール前の混戦からのこぼれをセンターに回されてダイレクトシュートされて失点(63)→矢島に替えて原口(65)→平川に替えて梅崎(67)→相手CKをキャッチした加藤がアンダースローで原口に渡し、原口がが長いドリブルから浅い角度の切り返しでシュート(71)→左CKを那須がヘッドでそらせる(82)→ゴール前からヘッドでクリアしたボールをPA付近からダイレクトでシュートされて失点(87)


05/11 ○ Jリ第11節 鹿島ア 埼スタ 3:1  3位(-5)  

 20周年アニバーサリーマッチに指定され、全チームのフラッグが並ぶ中、1993年5月15日に生まれた女性による感謝の言葉、両チームレジェンド(ロブソン・ポンテとアルシンド)の挨拶、サッカー協会の偉い人による選手激励があった。
 試合前の練習では、阿部と平川の表情に疲労感が浮かんだ。
 試合は雨ではあるが無風状態で、ポンテの前で啓太が進化を示した試合となる。ロングパスの成功率が高く浦和が試合を支配するが攻守の切り替えの早さで決定機は相手に多い。ただ、その決定機を決めきられずに後半へ。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、梅崎、関口、矢島、マルシオ。〔直輝、永田は回復中〕
宇賀神が負傷して梅崎を投入(45+3)→相手に左PA角付近から、阿部を交わされ、啓太が寄せられずにいる間に技巧的なシュートを決められて失点(63)→右CKを那須がニアで角度を変える(66)→平川を下げて森脇を右SHとし、右STに阿部、DHを柏木とし、IHにマルシオを投入(68)→左から梅崎がクロスを入れて興梠が頭で合わせる(78)→啓太に替えて暢久(83)→興梠がボールを納めて原口へパスし、原口がドリブルで進んで戻るシュートを放ち、相手GKが防いだボールを梅崎がループシュート(89)


05/18 ○ Jリ第12節 サ鳥栖 埼スタ 6:2  3位(-5)  

 相手は中2日でのアウェイ連戦で体調的には優位であり、特に相手がハードワークという特徴を最後まで持続できなかったことが大差での勝利の要因。
 矢島がリーグ戦初ゴール。
 前節から顕著になった斜め45度からのクロスに一斉に飛び込んでいく形が功を奏した。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、小島、関口、矢島、マルシオ。〔直輝、永田、宇賀神は回復中〕
興梠が採ったPKを阿部が決める(26)→左サイドでのパス交換から槇野が中央へ進出してニアへシュート(49)→失点(56)→右からの平川のクロスを興梠が高い打点のヘッド(65)→失点(66)→平川を下げて森脇SH、阿部RST、柏木DHとしてマルシオをIHで投入(78)→右サイドからの森脇のクロスを興梠がゴール前でスルーしてファーの原口が合わせる(80)→柏木に替えて暢久(85)→セットプレーからラインを出そうになったボールを森脇がスライディングで確保して興梠へパス、興梠がゴール前に上げたボールを走り込んだ那須が決める(89)→原口に替えて矢島(90)→右サイドからの森脇のクロスを矢島がヘディングで押し込む(90+4)


05/26 ○ Jリ第13節 柏レイ 国立競 6:2  2位(-5)  

 ACLラウンド16を戦って中3日のチームを相手に順当に勝利。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、小島、関口、矢島、マルシオ。〔直輝、永田、宇賀神は回復中〕
原口(17)→柏木(45+1)→右寄りの位置のFKを柏木が右隅にダイレクトで決める(63)→負傷の柏木に替えてマルシオ、疲労の平川に替えて関口(65)→マルシオ(68)→失点(75)→右サイド奥でスローインを受けた森脇がドリブルで中央に進出してシュートしたボールが相手選手に当たってコースが変わってゴールイン(79)→負傷の森脇を下げて阿部をRST、DHに小島を投入(81)→失点(85)→マルシオ(87)


05/29 △ Jリ第9節 ベ仙台 埼スタ 1:1  3位(-6)  

 ACLのために先送りされていた一戦。
 中2日で疲労の色を隠せず。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH関口(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、暢久、坪井、小島、矢島、マルシオ、阪野。〔直輝、永田、宇賀神、平川は回復中〕
梅崎を下げて左SHに関口を回し、右SHに森脇、右STに阿部、DHに柏木とし、IHにマルシオを投入(55)→坪井を右STとして投入し、阿部をDHとして啓太がOUT(71)→原口が取ったPKを阿部が決める(80)→ミドルシュートをいったん弾くが、決められて失点(88)→興梠に替えて阪野(90)


06/23 ○ ナ杯準々1 セ大阪 長居ス 2:0    

 第1戦を勝利。

加藤が大きくクリアしたボールをセンターサークル付近で興梠が納めようとしたところを背後のDFが脚を出してさわり、こぼれたボールをマルシオが拾い、ドリブルを開始、前方の興梠がタイミングを計ってスピードアップして抜け出すところへマルシオがスルーパス、興梠がGKを外してゴール(9)→加藤からアンダーで出したボールを梅崎がドリブルで運び、左サイドに出たマルシオではなく、中央を走る啓太へ預けて加速し、啓太はフリーになっている右の柏木へ出し、柏木が中央へ折り返したボールをファーの興梠が決める(56)→平川に替えて宇賀神(70)→柏木に替えて矢島(77)→啓太に替えて暢久(85)


06/30 △ ナ杯準々2 セ大阪 埼玉ス 1:1  1勝1分けで準決勝へ進出  

 引き分け以上で準決勝進出となる第2戦でしっかり引き分けた。
 当初、マルシオが1トップを務めたが、収まらないことから前半途中で阿部の指示により、原口とポジションチェンジして試合が落ち着いた。暢久の締め括り登場も馴れてきた感。
 試合前に、セレッソ・ファンから2ステージ制反対の横断幕が出されて、北ゴール裏から拍手。試合後に、「せやろ」とお返し。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FWマルシオ。Sub:山岸、暢久、坪井、宇賀神、矢島、関口、阪野。〔直輝、永田、興梠は回復中〕
左サイドからクロスをファーに出され、受けた相手がゴール前にグラウンダーで出したパスに脚を合わされて失点(6)→1トップになっていた原口が那須の縦パスを受けて左サイドへドリブルで横移動し、左サイドの梅崎へ速いパス、受けた梅崎がトラップで相手を交わしてPA内に侵入し、シュートブロックしにスライディングしてきた相手も交わして右足シュートしファーのサイドネットを揺らす(34)→平川に替えて宇賀神(68)→足を攣った啓太に替えて暢久(75)→IHになっていたマルシオに替えて関口(80)


07/06 ○ Jリ第14節 ヴ甲府 国立競 1:0  2位(-3)  

 暑さの中で相手を動かすサッカー。75分過ぎに那須が上がり始め、それが結実して勝利。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、宇賀神、マルシオ、関口。
啓太を下げてGHに柏木、IHにマルシオを投入(60)→平川に替えて宇賀神(69)→左サイドからのクロスに、柏木を最終ラインにして上がり続けていた那須がファーで叩きつけるヘディングシュート(83)→元気を下げて柏木をIHに戻し、那須をDHとし、永田を投入(90+1)


07/10 △ Jリ第15節 F東京 埼スタ 2:2  2位(-5)  

 暑い日が続く中3日での試合。ミスが多く2点先行されるが個人技で追い付く。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、宇賀神、マルシオ、関口。
左サイドから中央へ持ち出されてシュートされたボールが味方の脚に当たってコースが変わり失点(11)→啓太が負傷交替でマルシオをIHに投入して柏木をDHに(55)→相手速攻で左サイドから右へ回されて切り交わされてのシュートで失点(56)→平川に替えて宇賀神(69)→梅崎に替えて関口(74)→原口からのダイレクトパスを興梠がDFと体を入れ替えて受け、PAに侵入しGKとの1対1でシュート(81)→左サイドから中央へ持ち出した原口がスライディングしてくる相手を切り返して交わしてシュート(86)


07/13 × Jリ第16節 川崎フ 等々力 0:4  3位(-5)  

 連戦の疲れから集中力と出足を欠いて惨敗。足元への速いダイレクトショートパスを得意とする相手は連戦の疲れの影響を感じさせなかったが、スペースへのミドルパスとフリックパスの組合せで組立てようとする当方は連戦の疲れの影響と、ロングパスの展開とボール奪取を得意とする啓太を欠いた影響がもろに出た。問題は4連戦の最後となる次戦のメンバーをどうするか。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH柏木、阿部、SH宇賀神(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、平川、矢島、関口〔啓太は回復中〕。
失点(28)→失点(30)→失点(43)→PKで失点(49)→原口に替えて矢島、梅崎に替えて関口をRSHに投入し、LSHに宇賀神を回す(59)


07/17 × Jリ第17節 横浜マ 埼スタ 2:3  4位(-5)  

 先制されるもいったん逆転するが、再逆転される。
 ボールポゼッションを高めて攻撃中に体を休めるべきところが、年配の多い相手の方がボールポゼッションを高めて休むことができず、連戦の疲れもあって得意のラスト15分になっても、むしろあと一歩が動かなくなってゲームセット。
GK加藤、DF槇野、永田、坪井、DH那須、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、森脇、暢久、宇賀神、マルシオ、関口、阪野〔啓太、小島は回復中〕。
左からのクロスを中でヘディングされて失点(10)→速攻で興梠がドリブルで進み左に開いた原口へパスし、原口が脚で戻したところに走り込んだ那須がダイレクトでシュート(17)→右コーナーキックを阿部がヘディングシュートし、相手が弾いたところを槇野が反応良く蹴り込む(28)→失点(63)→坪井に替えて森脇、永田に代えてマルシオをIHとして投入し、リベロに那須、DHに柏木(67)→梅崎に替えて宇賀神(76)→CKからのヘディングシュートで失点(82)


07/26 × さシティ杯 アーセナル 埼スタ 1:2   

 さいたまシティカップで直輝が復帰。
GK山岸、DF坪井、那須、阿部、DH小島、柏木、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH直輝、マルシオ、FW興梠。Sub:加藤、大谷、暢久、野田、永田充、永田拓也、岡本拓也、平川、野崎、矢島、関口、阪野〔原口、槇野、森脇は日本代表。啓太は回復中〕。
梅崎を下げて左SHを宇賀神として左SHに関口を投入し、直輝に替えて矢島(HT)→失点(49)→CKから阿部の得点(59)→那須に替えて永田充、阿部に替えて野田、柏木に替えて暢久、興梠に替えて阪野(59)→宇賀神に替えて永田拓也(75)→坪井に替えて岡本拓也(77)→ミスから失点(82)→野田が負傷退場(85?)


07/31 ○ Jリ第18節 ジ磐田 エコパ 2:1  4位(-5)  

 勝ちに不思議の勝ちあり。韓国帰りの代表3人に中2日での試合を強いるがロスタイムに代表選手が決勝ゴール。
GK加藤、DF槇野、永田、森脇、DH那須、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、梅崎、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、マルシオ、関口、直輝、原口〔啓太は回復中〕。
梅崎が負傷して原口と交代(42)→宇賀神を下げて左SHを森脇とし、右STに坪井を投入(59)→左サイドから大きなワンツーで突入されて失点(64)→永田を下げてリベロに那須、柏木をDHとし、IHとしてマルシオを投入(67)→左サイドから平川までパスがとおり、PA内のマルシオがシュート(83)→左サイドから森脇が放ったミドルシュートが相手に触って上がったものの急激に落ちてきてゴールイン(90+3)


08/03 ○ Jリ第19節 サ広島 埼スタ 3:1  3位(-2)  

 中2日だったがメンバーは負傷の梅崎を除いて不動。啓太の復帰は大きく首位を撃破。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、直輝、マルシオ、関口、阪野〔梅崎は回復中〕。
左サイドから柏木が蹴ったFKを一番手前でジャンプした興梠が頭で軌道を変えてゴールイン(5)→加藤からのフィードを興梠が脚で落として原口が拾い、ドリブルで前進し、興梠が左へ流れて空いた右へ柏木が走り込み、そこへ原口がパスを出して自らもゴール前へ、柏木はセンタリングを選択して左の興梠がダイレクトで打ったシュートは相手DFにブロックされるが、走り込んでいた原口が倒れ込みながらシュート(28)→PA右手前コーナーからの平川のクロスに興梠が脚を突き出して触ってゴールイン(55)→申し出た啓太に替えて暢久(63)→申し出た興梠に替えて阪野(69)→原口に替えてマルシオ(85)→左CKをヘディングで決められて失点(90+3)


08/10 × Jリ第20節 名古屋 豊田ス 0:2  3位(-5)  

 決定機を外すと試合が駄目になる例。連携を大事にするサッカーではターンオーバーはできないことを理解できた直輝復帰試合。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、永田、直輝、マルシオ、関口、阪野〔梅崎は回復中〕。
失点(60)→失点(64)→啓太を下げて柏木をDHに、IHとして直輝を投入(67)→平川に替えて関口(73)→宇賀神を下げて槇野をSHとし、STに阿部、DHにマルシオを投入(87)


08/17 ○ Jリ第21節 大分ト 埼スタ 4:3  3位(-4)  

 クラブ史上初の3点差からの逆転勝利。
GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、直輝、マルシオ、関口〔梅崎は回復中〕。
FKを頭で合わされて失点(12)→右CKからファーに流れたボールをフリーで押し込まれて失点(15)→右からのクロスをヘディングで失点(20)→左サイドからのクロスを宇賀神がスルーして中央の興梠が受け、ステップを入れてからシュート(24)→マルシオがFKをダイレクトで(47)→PA内の宇賀神のマーカーがファウル、得たPKを阿部が決める(56)→宇賀神に替えて関口(66)→啓太を下げてDHに柏木、IHとして直輝を投入(82)→CKからの流れで森脇のクロスを那須が決める(84)


08/24 ○ Jリ第22節 清水エ エコパ 2:0  3位(-1)  


GK加藤、DF槇野、那須、森脇、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、マルシオ、関口、阪野〔梅崎、直輝は回復中〕。
啓太からのロングパスを宇賀神がダイレクトで中央の興梠へパスし、興梠からの返しのパスを受けた宇賀神からPA内右側へ侵入した柏木へパスし、柏木が胸トラップして右足でシュート(79)→那須からのロングフィードを走りながらワントラップして宇賀神がシュートし、GKが弾いたところに左側を追想していた興梠がシュート(27)→原口に替えてマルシオ→平川に替えて関口(79)→啓太に替えて暢久(85)


08/28 × Jリ第23節 横浜マ 日産ス 0:3  3位(-4)  

 勝てば首位だった試合。完璧に封じ込まれて完敗。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、梅崎、関口、マルシオ〔直輝は回復中〕。
森脇が落下で負傷して坪井と交代(9)→失点(27)→失点(29)→失点(48)→啓太を下げて柏木をDHとし、IHでマルシオを投入(52)→平川に替えて梅崎(56)


08/31 ○ Jリ第24節 ア新潟 埼スタ 1:0  2位(-1)  

 選手から「宿題」と称して4万人入場を要請されていた試合で40,372人の入場者。
 逹也の埼スタ凱旋試合。
GK加藤、DF森脇、那須、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、マルシオ、FW興梠。Sub:山岸、坪井、暢久、永田、梅崎、関口、原口〔直輝は回復中〕。
啓太を下げて柏木をDHとし、IHに原口を投入(56)→柏木が膨らんだ興梠へパスを通し、トラップがやや長すぎたものの興梠が決める(62)→マルシオを下げて柏木をIHとし、DHに暢久を投入(70)→柏木に替えて梅崎(73)


09/07 × ナ杯準決1 川崎フ 等々力 2:3    

 前回の敗戦の教訓を活かして2点を先制するが、久しぶりの先発となったDF二人が脚を痛めて逆転される。
GK加藤、DF坪井、暢久、森脇、DH那須、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、永田充、永田拓也、小島、梅崎、関口、阪野〔槇野は代表。直輝、啓太、マルシオは回復中〕。
原口の縦パスを宇賀神の後ろで受けた興梠がGKとの1対1を制す(45)→柏木の左CKを相手が弾いたボールを平川がダイレクトでシュートし、興梠が触ってゴールイン(47)→暢久がクリアの瞬間にモモ裏を痛めて永田と交代(60)→ゴール前の混戦から相手に渡って失点(67)→失点直前シーンでクリアしようとした坪井が脚を攣って下がり、右STに那須を下げて、柏木をDHとし、IHに梅崎を投入(69)→相手のミドルシュートが決まって失点(79)→ゴール裏右側に走り込まれた相手に縦パスが通り、ゴールライン近くから入れられたクロスにファーで合わされて失点(80)


09/11 ○ 天皇杯2回 栃木ウーヴァ 駒場ス 2:1  3回戦進出  

 JFL16位を相手にしてサブメンバーで臨んだが苦戦。試合後の監督記者会見では「我々は残りのシーズン、非常に大事な2ヵ月を迎えます。正直その2ヶ月を13人くらいのフィールドプレーヤーで戦わなければいけないのではないかと思っています。それ以外の選手に関しては、今後もっともっと練習を積んで実力を上げていってほしいと思っています。」と厳しい評価。野崎はそれなりに動いていた印象がある。
GK山岸、DF坪井、永田充、野田、DH小島、野崎、SH関口(R)、永田拓也(L)、IH梅崎、マルシオ、FW阪野。Sub:加藤、森脇、槇野、宇賀神、矢島、原口、興梠〔槇野は代表。直輝、啓太、暢久は回復中。那須、柏木、平川、阿部は休養。〕。
小島が相手キープボールを突いて味方に渡し、ゴール前まで走ってゴール(23)→マルシオが倒されて得たPKを決める(42)→マルシオに替えて矢島(HT)→速攻を受けて失点(64)→永田拓也を下げて野田を左SHとし、左STに槇野を投入(81)


09/14 × Jリ第25節 F東京 国立競 2:3  2位(-2)  

 拮抗しつつ優勢に試合を進めたが、必要が無いファウル2発からのFKでヘディングシュート2発を決められて前半を終えるものの、後半にFKからのヘディングシュート1点と流れからのヘディングシュート1点を決める。しかし、FKからの1点をヘディングで決められて惜敗。
GK加藤、DF森脇、暢久、槇野、DH那須、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:山岸、坪井、永田充、啓太、梅崎、関口、阪野〔直輝、マルシオは回復中〕。
FKをヘディングされて失点(8)→FKをヘディングされて失点(36)→柏木のFKを槇野がヘディングでコースを変えて柔らかいボールでシュート(51)→右サイドで平川が内側にいた原口へパスしてフリーになり、リターンをもらってファーサイドへ挙げたクロスを上がっていた那須がヘディングで決めた(53)→原口に替えて啓太(72)→宇賀神に替えて梅崎(84)→興梠に替えて阪野(88)→相手のロングFKをフリーにしていた相手FWに決められて失点(90)


09/21 △ Jリ第26節 ヴ甲府 埼スタ 1:1  3位(-4)  

15位の昇格チーム相手に四苦八苦。PKで先制するがシュート数は相手が上。ロスタイム被弾で引き分けは幸運というべき。
GK山岸、DF森脇、暢久、槇野、DH那須、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、啓太、梅崎、関口、矢島〔直輝、マルシオは回復中〕。
相手1トップに競り負けていた暢久を下げて、那須をリベロに、DHとして啓太を投入(HT)→槇野のFKを壁がハンドして、阿部がPKを決める(51)→柏木に替えて梅崎(84)→宇賀神を下げて森脇をフリーマンとし、右STに永田を投入(88)→右からのアーリークロスをヘディングで落とされ、ダイレクトで打たれたシュートはポールがはじき返したが、そのボールをダイレクトで打たれて失点(90+6)


09/28 △ Jリ第27節 湘南ベ BMW 2:2  3位(-4)  

 昇格年で16位のチーム相手に逆転されたが、今季ベストゴールが終了間際に生まれて勝ち点1を拾う。
GK山岸、DF森脇、暢久、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、小島、梅崎、関口、阪野〔那須は出場停止。直輝、マルシオは回復中〕。
柏木が蹴った左CKをニアで阿部がそらし、サインプレーだったのか一人だけゴール近くまで突入していた槇野が決める(18)→暢久に替えて永田充、宇賀神に替えて梅崎(73)→折り返しをクリアしようとした森脇が危険なプレーとされて採られたPKで失点(75)→平川に替えて関口(78)→左からのワンツークロスをヘディングされて失点(81)→左側で最終ラインの球回しをしていた阿部がドリブルで侵入し、縦方向がふさがれているところ、Pアーク付近の関口へ斜めの強いパスを入れると同時に柏木がゴール方向へ走り始め、阿部のパスを関口がフリックして浮かし、興梠がヘディングで落とし、走り込んでいた柏木がGKと1対1になり、シュートしたボールがGKに当たってコースが変わるものの接触による強い回転でゴールイン(90)


10/05 ○ Jリ第28節 大宮ア 埼スタ 4:0  3位(-2)  

 ダービーを久しぶりに勝つ。相手は二人退場。
 関口のワントップが機能した。交替出場時にペトロヴィッチに励まされ、ハグされていたのが印象的。交替出場時にいつも行われる土田コーチのレクチャーもなかった。直輝の復帰と併せ、これで前線3人についてターンオーバーの態勢が整った。
GK山岸、DF森脇、那須、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、暢久、梅崎、関口、マルシオ。
興梠のGKとの1対1を倒した相手が退場し、得たPKを阿部が決めた(11)→逆襲のロングパスを左サイドで宇賀神が受けてゴール前の横パスを原口が決めた(72)→逆襲のロングパスを興梠が抜け出して相手GKを交わして無人のゴールへ流し込んだ(76)→平川に替えて梅崎、原口に替えてマルシオ(77)→興梠に替えて関口(81)→マルシオが前線のチェイスでボールを奪取し、右から走り込んだ柏木へパス、柏木のゴール前の横パスをファーで関口が押し込む(83)→相手が一人退場して9人になる(89)


10/12 ○ ナ杯準決2 川崎フ 埼玉ス 1:0  決勝進出  

 1stレグで勝っていて、主力が体調悪化の相手は引き分け可の姿勢。プレッシャーがない中、やりたい放題の攻撃で、シュート数は18対6。アウェイで2得点して1点差で負けているため、1対0でも2対1でも結集進出という条件下で、残り10分で得点して相手の緊張の糸を断つという理想的な展開。
 試合前の5対5が、いつになく真剣ムードでパススピードも速く接触プレーも続出していたのが印象的。
 前線からのプレスが効いていた背景には、ボールへのチャレンジは後ろからのものでもファウルとしないジャッジ方針もあった。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、暢久、梅崎、関口、マルシオ。
平川に替えて梅崎(67)→原口(自分に腹を立てていたが監督になだめられる)に替えてマルシオ(69)→宇賀神(直前のプレーで大チャンスをフイにした自分に腹を立ててペットボトルを蹴飛ばすが監督になだめられる)に替えて関口(79)→右側から柏木が高いロブを左側に上げ見、相手がヘディングで返したボールを受けた阿部が左サイドの関口へパス、関口がタッチライン際まで突進してクロスを入れ、相手マーカーのスライディングを越え、相手DFのヘディングクリアも届かず、マーカーの視界から消えた後にマーカーの前に走り込んだ興梠が脚を精一杯伸ばして足裏でゴールへ押し込む。その後ろには柏木がロブを上げた時点で上がっていった那須が走り込んでいた(80)


10/16 × 天皇杯3回 モンテディオ山形 駒場ス 2:3  2013天皇杯敗退  

 直後に重要なリーグ戦を控えて主力を外したチーム同士の試合で、ターンオーバーができない現実を示す。監督の特殊なサッカーはトップチームクラスの選手なら1年で身につけたが、控えの選手では無理なことが判明。個々の運動量を見ても相手の方が上回っていた。2回戦で足を攣ったベテランを意識したのか、走りをセーブしている印象すらあった。
 邦本がレッズ史上最年少出場記録と最年少ゴールを達成。
GK加藤、DF坪井、永田充、野田、DH小島、暢久、SH関口(R)、梅崎(L)、IH直輝、矢島、FW阪野。Sub:大谷、森脇、槇野、宇賀神、野崎、関根、邦本
失点(39)→矢島のFKを低い位置でのヘディングで阪野が決める(41)→暢久に替えて野崎(57)→小島を下げて直輝をボランチにしてIHに邦本を投入(65)→失点(67)→矢島に替えて関根を投入(69)→邦本がミドルシュートを決める(76)→失点(79)


10/19 ○ Jリ第29節 鹿島ア カシマ 2:1  2位(-2)  

 勝ち点差1の4位との対戦で勝利。相手FWがいらついて退場(相手は懸念して交替させようとしていたが1テンポ遅かった。)したのが大きかった。
 小雨のせいでパススピードが上がり、寒くて運動量が衰えず、どちらもレッズを利することになった。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、暢久、梅崎、関口、マルシオ。
柏木が蹴った右CKをニアに回り込んだ那須がヘディングで決める(20)→柏木が腰を痛めてマルシオと交代(43)→相手FWが2枚目のイエローで10人(60)→原口がドリブルで進んでミドルシュート(71)→退場した相手と一緒にイエローをもらっていた森脇に代えて坪井(79)→興梠に替えて関口(83)→相手FWがPA内で浮いたボールを高い位置でボレーシートによる失点(7)


10/27 ○ Jリ第30節 柏レイ 埼スタ 2:1  2位(-2)  

 次戦ナビスコカップ決勝の相手との試合だったが、出場停止で興梠と森脇を隠すことができて幸運だった試合。森脇に代えて坪井を使う以上、得点はいずれも左サイドから。
 暢久で途中出場してJ1通算500試合出場を達成。
GK山岸、DF坪井(R)、那須、槇野(L)、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW阪野。Sub:加藤、永田充、暢久、梅崎、直輝、関口、マルシオ。〔興梠と森脇が累積で出場停止〕
PA付近まで侵入した槇野からの戻しを受けた原口がシュートし、GKが弾いたボールを柏木がヘディングで押し込んだ(5)→左サイドをPA付近まで侵入した槇野がゴール前へグラウンダーの横パスを送り、柏木が左足でトラップしてから左足シュート(11)→バックラインからの侵入でボールを採られてのカウンターで失点(14)→阪野に替えて関口(65)→柏木に替えて梅崎(6)→坪井に替えて暢久〔J1通算500試合出場(3人目。同一チームでは初)〕


11/02 × ヤナ杯決勝 柏レイ 国立競 0:1  準優勝  

 得点できず。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、暢久、梅崎、関口、マルシオ。
相手のサイドハーフが反対側に回ってノーマークでのヘディングシュートで失点(45+2)→平川に替えて関口(69)→啓太に替えてマルシオ(77)


11/10 △ Jリ第31節 ベ仙台 宮城ス 3:3  2位(-1)  

 首位が負けていて勝てば首位なのに、守備固めをしたのにロスタイムで追い付かれる。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH阿部、柏木、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH梅崎、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、暢久、直輝、関口、阪野。〔啓太が出場停止。マルシオは回復中〕
右サイドからのクロスをヘディングで落とされ、ダイレクトシュートで失点(2)→原口が胸でダイレクトで送ったボールをPAアークで受けた興梠が左へ走り込む宇賀神へパスし、宇賀神がダイレクトでゴール前を浮き球のパス、受けた梅崎がいったん切り返してシュート(6)→左CKからこぼれたボールをファーの興梠がダイレクトで蹴り込む(31)→相手FKを頭で合わされて失点(47)→右サイドから梅崎がゴール前へ送ったボールをニアで受けた興梠が相手を背負いながら中へ持ち出して左足シュート(59)→平川に替えて関口(60)→原口を下げて柏木をIHとし、DHに暢久(77)→梅崎を下げて関口をIHとし、森脇をSHとしてSTに坪井(87)→右サイドからゴール前を送り込まれたボールを暢久が脚に当てて弾いたボールを相手にダイレクトでシュートされて失点(90+2)


11/23 × Jリ第節 川崎フ 埼スタ 1:3  2位(-4)  

 サイドは攻め込むがゴールには近付かないうちに失点し、カウンターの餌食になった。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、永田充、暢久、直輝、関口、梅崎。〔マルシオは回復中〕
左CKをヘディングされて失点(12)→左サイドを攻め込んで原口からパスを受けた槇野がねじ込む(57)→平川に替えて関口(57)→右サイドを突破されてのグラウンダーのクロスをクリアしたボールがゴールインして失点(59)→宇賀神に替えて梅崎(70)→森脇を下げて阿部を右ST、柏木をDHとしてOHに直輝を投入(84)→カウンターから失点(90+1)


11/30 × Jリ第33節 サ鳥栖 ベスト 1:4  4位(-4)  

 優勝が消え、ACLも怪しくなった。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、暢久、永田充、平川、関口、直輝。〔マルシオは回復中〕
失点(15)→失点(37)→梅崎に変えて関口(63)→失点(90)→那須(90+2)→失点(90+6)


12/07 × Jリ第34節 セ大阪 埼スタ 2:5  6位(-5)  

 暢久の送別を勝利で飾れず、勝てば手に入ると分かっていたACL出場権も逃す。総じてプレッシャーに弱いメンタルを露呈。
GK山岸、DF森脇(R)、那須、槇野(L)、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、原口、FW興梠。Sub:加藤、坪井、暢久、永田充、梅崎、関口、直輝。〔マルシオは回復中〕
PA内右側でパスを受けた原口が左サイドネットを揺らす(24)→失点(40)→失点(40+1)→失点(53)→宇賀神に替えて梅崎、平川に替えて関口を投入(54)→那須を下げて阿部をCBにし、柏木を1列下げてIHに直輝を投入(69)→セットプレーの混戦からいったんはシュートを遮られた興梠が上部ネットに突き刺す(72)→失点(76)→失点(86)





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