2012


リーグ戦 ディヴィジョン1 →3位(-9)
×広14○柏11○札7△川7○鹿6○神2×宮6○名3×横4△磐4△新6○清5△東5○ガ3△仙3△セ5○鳥3△新3○磐3△東3×神4○鹿3○清3△宮3○横3×ガ3○柏3×札3×仙3△セ3×川3○広3×鳥5○名3

ナビスコカップ(J1カップ戦) →予選リーグ敗退
予選リーグ:○仙2×磐3×セ6○川3×鳥5○広4

天皇杯 →ベスト16
○2回戦○3回戦×4回戦

☆その他
PSM:なし





 2012年はミハエル・ペトロヴィッチ監督の初年度。クラブは昨年、OBの願望を指示と受け止めて振り回された経験を活かし、自主的判断を重視する布陣で臨み、新監督を選任した。新監督の希望に従った選手補強も行い、クラブとしての前進を見せた。新監督のサッカーは速いパスが生命線であり、トラップの上手な選手だけが使われることになる。
 戦術は、PAで人数が多い方が有利であるとの認識を基礎にしたものと理解できる。そのために守備時は最終ラインに5人、攻撃時は最前線へ5人。
 1トップ候補として、ポポ(16)、達也(11)、原口元気(24)、ランコ(21)、エスクデロ・セルヒオ(15)〔7月の韓国のチームへレンタル移籍〕。
 2列目(インサイドハーフ)候補に、柏木(8)、マルシオ・リシャルデス(10)、山田直輝(34)〔3月の負傷で1年は回復期間〕、矢島慎也(29)。
 右SH候補として、平川(14)、岡本拓也(28)、高橋峻希(5)〔7月にJ2千葉へレンタル移籍〕。
 左SH候補として、梅崎(7)、宇賀神(3)〔右も〕、野田(12)。
 DH候補に、阿部勇樹(22)〔永田登用時までDFセンター〕、啓太(13)、小島秀仁(27)、野崎雅也(23)。
 DF候補に、永田充(17)、坪井(2)、槙野智章(20)〔レンタルで加入〕、濱田水樹(26)、暢久(6)、スピラノビッチ(4)〔7月にカタールのチームへ完全移籍〕。
 GK候補に山岸(1)、加藤(18)、大谷幸輝(25)。


03/10 × Jリ第1節 サ広島 広島ビ 0:1  14位(-3)  

 新監督の前任チームは新監督の戦術が浸透しており、完敗を喫する。インサイドハーフに突然起用された直輝は機能せず。
GK加藤、DF濱田、阿部、槇野、DH啓太、柏木、SH平川(R)、梅崎(L)、IH直輝、原口、FW逹也。Sub:山岸、坪井、永田、宇賀神、小島、ポポ、ランコ。〔マルシオは回復中〕
左サイドからのクロスを合わされたシュートは加藤が弾くが、詰めていた相手FWにシュートされて失点(49)→達也に替えてランコ(55)→直輝に替えてポポ(77)


03/17 ○ Jリ第2節 柏レイ 埼玉ス 1:0  11位(-3)  

 ホーム400試合目は前年チャンピオン相手の勝利。
 相手をつり出すための立て直しバックパスにゴール裏から拍手が起こるようになったのが画期的。
 監督の期待どおり、2列目に上がった柏木が本領を発揮し、ボランチに上がった阿部は相手10番に仕事をさせなかった。替わりにリベロに入った永田は持ち過ぎの嫌いはあるものの、相手の優秀なプレースキッカーに対して高さの確保に貢献。足下不如意の坪井はダイレクトプレーを心がけていたのが印象的。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、原口、FWランコ。Sub:山岸、濱田、直輝、宇賀神、小島、ポポ、逹也。〔セルヒオ、野田、高橋は回復中〕
相手のトラップミスを拾ったランコが相手と競りながら、右側からゴール前へ入り、左足でシュート(36)→原口に替えて直輝(76)→梅崎に替えて濱田(89)


03/20 ○ ナ杯第1節 ベ仙台 埼玉ス 1:0  A組2位(-0)

 試合はセットプレーの1点をゴールキーパーのおかげで守り切ったが、むしろ直輝が負傷したゲームとして記憶される試合。失ったボールを取り返そうとしたプレーで負傷したものだか、強引に脚を突っ込んでいくプレーが裏目に出たとも言える。  スピラノピッチが退場したが、主力の槇野をベンチに入れていたおかげで破綻無し。

GK山岸、DFスピラ、永田、濱田、DH暢久、小島、SH岡本(R)、宇賀神(L)、IH柏木、直輝、FWポポ。Sub:大谷、野田、槇野、野崎、高橋、矢島、梅崎。〔ほかの主力は回復中〕
岡本が守備時にモモ裏を痛めて高橋に替わる(16)→直輝が相手と競って関節を痛めて矢島と交替(27)→柏木が蹴った左CKを永田がダイレクトでヘディング(49)→スピラが2枚目のイエローで退場して10人になる(81)→ポポに替わって槇野が左ストッパーに入り、濱田が右へ回る(83)


03/24 ○ Jリ第3節 コ札幌 札幌ド 2:1   7位(-3)  

 先制されたが、クロスからの得点で追い付き、FKを直接に決めて勝利。加藤のビッグプレーも有り、むしろ、辛勝というべきか。
 マルシオの復帰はうれしい限りだが、ポポが傷んでしまった。
 FKの得点後に柏木は槇野と並んでゴール後パフォーマンス。
 試合終了後の場内挨拶回りで柏木は、左膝前十字靱帯損傷で長期離脱となった34を着用。槇野も羽織っていた。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、矢島、FWランコ。Sub:山岸、濱田、暢久、宇賀神、小島、マルシオ、ポポ。〔スピラは出場停止。直輝、逹也、原口、セルヒオ、岡本、野田、高橋は回復中〕
左から相手CKをPA付近に送られてほぼフリーでシュートされて失点(32)→右サイドライン際から平川がマイナスのクロスを上げ、ファーの柏木が胸トラップの後、相手GKの上を射貫くシュート(45+1)→矢島が足を攣ってポポと交替(61)→PAすぐ外でパスを受けようとしてポポが後ろから押されて得たFKを阿部がボールをセットし直すふりをして柏木が左足で右サイドネットに突き刺す(63)→接触プレーで痛めた腰が痛んできてポポが濱田と交代し、濱田は5−3−1−1気味のボランチ右側に入る(81)→柏木に替えてマルシオ(89)


03/31 △ Jリ第4節 川崎フ 埼玉ス 1:1  7位(-5)

 ゲームを相手に支配されてシュート数は4対20。二人退場後しても失点せずにドローに持ち込むことができた。会場の声援は強かった。  風が強く、後半風下に立って苦しむ。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、矢島、FWポポ。Sub:山岸、濱田、暢久、宇賀神、小島、マルシオ、原口。〔直輝、逹也、セルヒオ、岡本、野田、高橋、ランコは回復中〕
左サイドから速いクロスを入れて、ニアに飛び込んだポポがヘッドで決める(10)→矢島に代えてマルシオ(57)→左サイドからクロスを上げられ、ファーサイドで頭で戻され、中央で頭で決められて失点(59)→イエローカードを1枚もらっていた啓太に替えて暢久を投入(62)→阿部が2枚目のイエローカードで退場(74)→ポポに替えて濱田を投入して5−3−1とする(76)→槇野が2枚目のイエローで退場し4−3−1気味にする(80)


04/04 × ナ杯第2節 ジ磐田 ヤマハ 3:4  A組3位(-3)  

 攻撃の連動性は今季一番だったが4失点。 
GK山岸、DF濱田、永田、野田、DH暢久、小島、SH高橋(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、原口、FW逹也。Sub:大谷、野崎、柏木、梅崎、矢島、ポポ。〔阿部、槇野は出場停止。直輝、スピラ、岡本、ランコは回復中〕
左からクロスを上げられファーでヘディングで決められて失点(7)→右側から濱田がループでPA内に送ったパスを逹也が頭で落とし走り込んだ小島で胸トラップしてボレーシュート(34)→左側からのマルシオのFKを相手がオウンゴール(45+1)→失点(57)→原口に替えて柏木(60)→達也に替えてポポ(63)→マルシオに替えて矢島(76)→右側で繋がれてからDFの股の下を抜くシュートで失点(77)→左側から柏木が左足で送ったループパスを走り込んだ高橋がヘディングで決める(79)→DFで組み立てようとして相手にボールを奪われて失点(82)


04/07 ○ Jリ第5節 鹿島ア カシマ 3:1  6位(-3)  

 主力流出で最下位だが最多の優勝回数を誇るチーム相手に今期初得点をプレゼントするも、相手のシュート精度の低さにも助けられた幸運で久しぶりの勝利。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、宇賀神、小島、逹也、原口。〔直輝、スピラ、岡本、ランコは回復中〕
左サイドを深く侵入されて上げられた速いクロスをファーで頭で合わされて失点(2)→柏木のループパスに抜け出したマルシオがシュート(3)→阿部が前の柏木へパスして前線へ走り込み、柏木のリターンをもらってダイレクトで左でフリーになったポポへはたき、ポポがシュート(5)→梅崎のロングフィードに抜け出したマルシオが倒されて得たPKを自ら決める(25)→啓太に替えて小島(57)→マルシオに替えて濱田を投入して5−3−2風にする(68)→ポポに替えて原口を投入して3−4−2−1に戻す(74)


04/14 ○ Jリ第6節 ヴ神戸 埼玉ス 2:0  2位(-3)

 CKとFKで2得点。阿部の復帰ゴールとマルシオが前所属チームで見せていた素晴らしいFK。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、宇賀神、小島、原口、逹也。〔直輝、スピラ、岡本、ランコは回復中〕
柏木が蹴った左CKが、相手の密集的ゾーンディフェンスからこぼれて、の中で競ろうとした槇野に阿部が「スルー」と声を掛け、槇野が首をすくめて足元に来たところを阿部がボールを軽く押さえてからシュート(53)→ポポに替えて原口(69)→ゴール正面やや左のFKをマルシオコールの中、柏木が蹴るそぶりを見せつつマルシオが左サイドネットに決める(73)→傷んでいたマルシオに替えて濱田を投入し3−5−2−0とする(85)→啓太に替えて小島(90)


04/18 × ナ杯第3節 セ大阪 埼玉ス 1:4  A組6位(-6)

 意思の見える敗戦で、試合後には拍手もあったらしい。
GK加藤、DF濱田、永田、槇野、DH暢久、小島、SH高橋(R)、宇賀神(L)、IH矢島、原口、FWランコ。Sub:大谷、野田、阿部、野崎、柏木、ポポ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也は回復中〕
枠外へのミドルシュートがDFの脚に当たってぎりぎりでゴールインしてしまい失点(11)→濱田が走り出した原口へ縦へのロングパスを送り、原口はそのままPAに侵入してマイナスのパス、走り込んだ矢島が左足に当ててシュートし公式戦初ゴール(42)→相手CKの崩れから失点(45)→槇野に替えて野田を投入し、永田を外して暢久をリベロとし、ボランチに柏木を投入(HT)→相手の速いリスタートから加藤が1対1となり失点(49)→ランコを外して原口と柏木を1列ずつ上げて阿部を投入(60)→左からのクロスをゴール前で受けられて反転されてのシュートで失点(81)


04/21 × Jリ第7節 大宮ア ナク5 0:2  6位(-6)  

 ダービーでの敗戦。  こちらの主力は中2日だが、カップ戦の抜け番だった相手は中6日で体力の差が出た試合ではあったが、ゴール前を固めた相手を凌駕するほどの熟成は未だ無いことを示した試合でもある。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、高橋、宇賀神、小島、原口、ランコ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也は回復中〕
右エリアでスルーパスから抜け出されてGKと1対1を作られて失点(8)→右サイドのクロスからファーのヘディングシュートで失点(27)→啓太を下げて柏木をボランチにIHに原口を投入(HT)→ポポに替えてランコを投入(73)


04/28 ○ Jリ第8節 名古屋 瑞穂陸 2:1  3位(-6)  

 相手が10人になったがパワープレーにさらされ、なんとか凌ぎきる。高さが無いのはつらい。
 マルシオが新潟時代の実力を発揮し始めた。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、高橋、宇賀神、小島、原口、ランコ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也は回復中〕
左サイド奥から梅崎が戻し、受けたマルシオがキックフェイントを入れて右へ動いて、右サイドネットへカーブ回転の右足シュート(23)→PA内をヘディングでつながれ落ちたところを突かれて失点(27)→啓太に替えて小島を投入(63)→左サイドからのクロスを相手DFが手に当てて(相手は2枚目のイエローで退場して10人になる。)得たPKをマルシオが決める(68)→ポポに替えて原口(69)→足が攣ったマルシオに替えて濱田を投入して5−3−2の3の中央として相手のパワープレイ要員の高さに備える(83)


05/03 × Jリ第9節 横浜マ 埼玉ス 1:2  4位(-7)  

 雨を多く含んだ芝のためかパスミスが多い試合で、ショートパス依存度の高い方が負けた。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、高橋、宇賀神、小島、原口、ランコ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也は回復中〕
CKのこぼれのミドルシュートで失点(12)→体調不良を強行出場させた柏木をあきらめて原口を投入(HT)→啓太に替えて小島(54)→坪井を下げてその後に阿部、その後にマルシオ、その後にポポを配置し、ワントップにランコを投入(71)→槇野が縦へ突進しシュート(78)→左CKをファーでへデングシュートされて失点(88)


05/06 △ Jリ第10 ジ磐田 エコパ 2:2  4位(-6)  

 逆転するも追い付かれる。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、野田(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、高橋、宇賀神、小島、原口、ランコ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也、梅崎は回復中〕
右からのクロスをファーで相手SBにヘディングされて失点(25)→負傷のポポに替えて原口を投入(45+2)→セットプレーのこぼれを槇野が押し込む(52)→押し込んでのこぼれを原口が押し込む(66)→右からのクロスを相手SBにヘディングされて失点(71)→啓太に替えて小島(83)→マルシオに替えて濱田を投入して3−5−2とする(90+2)


05/12 △ Jリ第11節 ア新潟 埼玉ス 1:1  6位(-6)  

 崩して得点するが、セットプレー後の混戦で失点して引き分ける。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、濱田、暢久、宇賀神、小島、セルヒオ、ランコ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也、ポポ、野田、高橋は回復中〕
逆襲の形から左サイドにいた阿部が、梅崎を超えて内側からサイドへ抜ける槇野へロブでボールを届け、受けた槇野がドリブルでPA内に侵入してグラウンダーのパス又はシュートを相手GKが脚に当てたボールが正面に出てきたところをファーサイドにいたマルシオが左足シュート(11)→平川が負傷で宇賀神を交替投入(14)→右サイドからPA内へのロングスローをいったんヘッドでクリアするが相手にシュートされ、相手の選手か脚で落としたボールをダイレクトで蹴り込まれて失点(29)→梅崎に変えてセルヒオを投入(85)→原口に替えてランコを投入(90)


05/16 ○ ナ杯第4節 川崎フ 等々力 3:0  A組3位(-3)

 監督が替わって間が無いチームを相手にチーム成熟度の差を示す。相手監督に対戦相手によって戦術を変える性格が無いことも寄与した。3位だが同じ勝ち点の2位と3位のチームは試合数が一つ少ない状況。
GK加藤、DFスピラ、阿部、濱田、DH暢久、小島、SH高橋(R)、宇賀神梅崎(L)、IH柏木、原口、FWランコ。Sub:大谷、槇野、永田、野田、矢島、セルヒオ、ポポ。〔直輝、岡本、逹也、啓太、平川、坪井、マルシオは回復中〕
右サイドのスピラが最終ラインにおりていた暢久へパス、暢久が左サイドでフリーになっていた濱田へミドルパス、濱田が相手の右SHを引き連れつつ中央へ進出して左サイドGK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、濱田、暢久、宇賀神、小島、セルヒオ、ランコ。〔直輝、スピラ、岡本、逹也、ポポ、野田、高橋は回復中〕 に張っていた宇賀神へ戻す、宇賀神は相手のSBと正対しつつ中央へドリブルしてランコへパス、ランコはツータッチで左へ開いた原口へパス、原口は中央へ戻して柏木が押し込む(32)→宇賀神が右足でファーのサイドネットにカーブして届ける(57)→柏木を休ませて矢島を投入(67)→足を攣った高橋に替えて宇賀神を右サイドに回して左に野田を投入(77)→脚を痛めた濱田に替えて槇野を投入(80)→宇賀神が右サイドからクロスを上げるつもりがループシュートになった(82)


05/19 ○ Jリ第12節 清水エ 埼玉ス 1:0  5位(-6)

 ビッグフラッグを披露した試合での初勝利。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、濱田、暢久、宇賀神、小島、原口、ランコ。〔直輝は回復中〕
柏木が蹴った左CKを阿部がヘディングシュートするもボールは真下に落ち、これを右足で蹴り込んだ(42)→ポポに替えて原口投入(60)→梅崎に替えて宇賀神を投入(75)→マルシオに替えてランコをワントップとして投入し原口をインサイドハーフにする(79)


05/26 △ Jリ第13節 F東京 味スタ 1:1  5位(-5)  

 タイトな試合。解説の野々村氏はレベルの高い試合、と表現。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、マシュー、暢久、宇賀神、小島、原口、ランコ。〔直輝は回復中。濱田はU23代表〕
ポポに替えて原口(62)→平川に替えて宇賀神(69)→相手PA内でマルシオが粘って外の柏木へ繋ぎ、柏木がゴールライン際から侵入してセンタリングしたボールを原口が戻し、マルシオがシュート(88)→マルシオに替えて小島(90)→左CKにダイレクトでヘディングシュートされて失点(90+1)


06/06 × ナ杯第5節 サ鳥栖 ベアメ 1:2  A組5位(-3) →6節終了時に5位(-6)で予選リーグ敗退決定

 試合数が少ないチーム相手に負けられない戦いだったが、運動量の差が出て敗戦。
GK加藤、DF坪井、永田、濱田、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FWポポ。Sub:山岸、暢久、高橋、小島、逹也、原口、ランコ。〔直輝は回復中。槇野、マシューは代表〕
啓太に替えて小島、ポポに替えて原口(HT)→濱田を下げて阿部を左CB、柏木をDH、原口をIHにしてトップにランコを投入(74)→自陣深い位置でのロングスローをゴール前中央でヘディングされて失点(52)→自陣で拾ったボールを原口がドリブルで運び、PA近くで左前を走っていたランコにパスし、ランコが早いグラウンダークロスをゴールラインと平行に入れてマルシオが合わせる(77)→ゴール前でいったん加藤が弾いたボールを押し込まれるて失点(80)


06/16 ○ Jリ第14節 ガ大阪 万博競 2:1  3位(-5)  

 長期政権の監督を無意味に交代させて低迷するチームを相手に、先制されるも追い付き、後半ロスタイムに決勝点を入れて勝利。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH小島、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、暢久、濱田、宇賀神、矢島、逹也、ランコ。〔直輝、啓太、ポポは回復中。〕
加藤がパンチングで逃れた後のCKでダイレクトでヘディングをたたきつけられて失点(15)→平川が負傷交替で宇賀神を投入(22)→阿部が相手の縦のパスをカットしてマルシオに預け、マルシオが少しドリブルしてフリーになっていた柏木にパスし、相手最終ラインに張り付いていた原口が柏木のパスを呼び込んでワントラップして抜けだしシュート(29)→マルシオに替えて矢島を投入(63)→坪井が負傷交替で後に阿部、その後に暢久を投入(64)→左サイドからセンタリングしたボールが合わずあいてGKにキャッチされるが、そのスローを宇賀神がキャッチして最終ラインに預けると、相手のDHが最終ラインへアタックして相手中盤が空き、暢久がフリーになっていた柏木へパスし、柏木が左側へ左足アウトサイドでパスを出し、走り込んで受けた梅崎が相手DFを前にして放ったシュートがサイドネットに入る(90+2)


06/23 △ Jリ第15節 ベ仙台 埼玉ス 0:0  3位(-5)  

 首位相手に引き分け。
 前節に相手最終ラインからいったん引いてから裏へ抜け出してパスを受けてゴールを決めた原口が、今節はホームのプレッシャーからか、単純に裏へ抜ける動きで何度もオフサイドになる。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH小島、阿部、SH宇賀神(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、暢久、濱田、高橋、矢島、逹也、ランコ。〔直輝、啓太、ポポ、平川は回復中。〕
小島に替えて暢久、原口に替えて逹也(71)→マルシオに替えて矢島(84)


06/27 ○ ナ杯第7節 サ広島 埼玉ス 3:0  A組4位(-3)

 相手もグループリーグ敗退が決定している消化試合とはいうものの完勝。
 柏木、槇野、阿部、逹也を高く評価していることをうかがわせる交替が印象的。
 ランコは1ゴール1アシストだが相変わらずトラップが大きい。退場時にバックスタンドに向かって手を振ったのが印象的。
 暢久はナビスコカップ100試合出場で、試合後に祝福を受ける。
GK山岸、DF濱田、暢久、槇野、DH小島、啓太、SH高橋(R)、野田(L)、IH柏木、矢島、FWランコ。Sub:加藤、永田、岡本、阿部、野崎、原口、逹也。〔直輝、ポポ、平川、スピラ、マルシオ、坪井、宇賀神、梅崎は回復中。〕
啓太が左サイドライン際の槇野へパス、槇野は裏へ走り込む柏木へノールックパス、柏木がダイレクトで折り返したボールをランコがスライディングして決める(43)→柏木に替えて逹也、槇野に替えて阿部(HT)→逹也がワンツーの壁になろうとして後ろからチャージされて得たフリーキックを、阿部が蹴り、ファーから走り込んだ野田が高い打点でヘディングシュート(63)→啓太を下げてその後に暢久、その後に永田を投入(65)→暢久がフリーのランクにパスを通し、前へ向き直ったランコが裏へ走り込む矢島にランコがパスを出して矢島がGKの股間を抜くシュート(80)


06/30 △ Jリ第16節 セ大阪 長居ス 1:1  5位(-5)  

 前半の相手GKのファインプレーと後半のシュートミスが響いて、ロスタイムの失点で引き分け。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、暢久、濱田、宇賀神、矢島、逹也、ランコ。〔直輝、ポポは回復中。〕
原口がつぶれながらパスを出し、アドバンテージの間に拾った啓太がシュートモーションから柏木へパスして走り込み、リターンボールをダイレクトで右足インサイドの丁寧なシュート(20)→平川に替えて宇賀神(58)→柏木に替えて逹也(70)→原口に替えてランコ(81)→ミドルシュートを加藤が弾いたところに詰められて失点(90+1)


07/07 ○ Jリ第17節 サ鳥栖 埼玉ス 4:3  3位(-5)  

 豪雨の中での試合。後半途中からは水たまりが所々にできてボールが止まる状態。  相手が高い最終ラインで前線からチェイシングしてくるために、自陣からドリブルで持ち上がれば優位に試合を進めることができる展開。ただ、4失点した相手が前掛かりになると自陣PAでの人数が足らなくなり、3失点。3失点後に最終ラインで話し合って、攻撃を前の3人に任せようということになったのか、その後は安定した戦い。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、暢久、濱田、宇賀神、小島、逹也、ランコ。〔直輝、ポポは回復中。〕
最終ラインのビルドアップで坪井から右サイドに張っていた阿部へパス、阿部は右サイド奥の平川にパスして駆け上がる、平川はダイレクトで前方の柏木へパス、柏木がスルーして原口が受けるが、原口の返しを柏木がフリーで受けて、右サイドを駆け上がる平川へパス、平川のクロスにニアに飛び込んだ原口のダイレクトボレーはポストに当たってファーポストの方に転がりスライディングした7番の梅崎の脚に、相手がスライディングでクリアしたボールが当たってゴールイン(7)→相手の左CKから左サイドでボールの争奪戦となり、拾った柏木が右側を駆け上がる平川へパス、平川がドリブルして相手GKの1対1を制してゴール(50)→右サイド平川のスローイン、返しを受けた平川が前へミドルパス、相手が受けて戻したボールを拾った柏木がマルシオとのワンツーからドリブルを開始し、右を駆け上がるマルシオの更に右の原口へパスし、原口が決める(52)→右サイドへのパスを平川がワントラップで相手を交わして前進、平川が入れたクロスを相手がクリアしたボールを柏木がダイレクトボレーし、その軌道を原口が変えることでゴールイン(54)→右CKをいったん跳ね返すが、相手に拾われて右サイドのキッカーへパスされ、早いクロスを入れられてダイビングヘッドされて失点(67)→再開後のボールを奪われて失点(67)→梅崎に替えて宇賀神(69)→相手ロングスローの跳ね返しを拾われて失点(71)→原口に替えてランコ(78)→マルシオに替えて濱田を投入して3ボランチ風(90+1)


07/14 △ Jリ第18節 ア新潟 スワン 0:0  3位(-5)  

 マシューが海外へ完全移籍した後に後半戦が開始。  相手のシュートをお互いがブロックしてスコアレスドロー。
 暑くなってきて選手に疲れが見え始めた。相手より先に体に切れがなくなっている。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、暢久、濱田、宇賀神、小島、逹也、ランコ。〔直輝、ポポは回復中。〕
平川に替えて宇賀神、啓太に替えて小島(74)


07/28 ○ Jリ第19節 ジ磐田 埼玉ス 2:0  3位(-3)  

 セルヒオが海外、高橋がJ2へレンタル移籍した後の試合。
 蒸し暑い中での試合でロングパスに精度を欠く試合。特に、高い位置でのプレスとサイドからファーへのクロスに勝機を見出す相手チームにとっては厳しい環境であり、その気象条件を味方に付けての勝利。
 原口が頭から落下して負傷。ピッチからいったん下がったものの、インしてワンプレーで大の字になり、担架で担ぎ出される。
 試合後は、「次」を赤シャツ、後は黒シャツで「次1000万人ありがとう!これからも共に」。「に」を付けているのが直輝であることが場内ビジョンで示されると歌っている中で歓声。選手が退場するときには直輝コールも。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH宇賀神(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、暢久、濱田、野田、小島、逹也、ポポ。〔直輝、平川は回復中。〕
原口から柏木へ斜めのパスが通り、柏木がダイレクトでシュート(36)→原口が相手GKと交錯して頭から落下し、一度ピッチに戻るも自分からピッチに倒れ込んで担架で運び出され、替わってポポ(59)→シュートの跳ね返りを阿部がダイレクトでシュート(78)→梅崎に替えて野田(85)→マルシオに替えて小島(90)


08/04 △ Jリ第20節 F東京 埼玉ス 2:2  3位(-3)  

 蒸した中での1戦。前半2得点のチームが後半に2失点した。失点はいずれも崩されてのモノ。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH梅崎、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、小島、矢島、逹也、ポポ。〔柏木は出場停止。直輝は回復中。〕
セットプレーのこぼれを宇賀神がダイレクトでミドルシュートし、長身の正GKが五輪出場中が相手にとって響く(11)→右サイドでの崩しでマルシオがゴール(35)→失点(60)→原口に替えてポポ(62)→失点(72)→宇賀神に替えて野田(78)→平川に替えて逹也で、梅崎をSHidq−4t@9:;f@ 


08/11 × Jリ第21節 ヴ神戸 ホムズ 0:1  4位(-5)  

 13位のチーム相手に無得点。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IH柏木、マルシオ、FW原口。Sub:山岸、濱田、暢久、小島、宇賀神、逹也、ポポ。〔直輝は回復中。〕
ロブで送り込まれたボールを足元に置いた加藤が相手選手を倒したとしたPKで失点(23)→相手MFが2枚目のイエローで退場して相手が10人になる(63)→原口に替えてポポ、平川に替えて宇賀神(76)→啓太に替えて小島(78)


08/18 ○ Jリ第22節 鹿島ア 埼玉ス 2:1  3位(-5)  

 ラッキーな得点の後に崩しての追加点は見事だったが、1点返された後は防衛に専念。相手最終ラインのフィード能力を踏まえたのか、疲れた後は最終ラインの押し上げをせずに、ゲームをコントロールした。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、梅崎、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、小島、ランコ、逹也、ポポ。〔マルシオは出場停止。直輝は回復中。〕
平川がカットインして左足でシュートし、相手にブロックされて大きくはねたボールを左サイドからダイレクトで宇賀神がシュート(26)→左サイドに出されたボールを宇賀神がダイレクトでPAに流し、要求して走り込んだ原口が相手DFを切り返しで外してシュート(39)→相手CKをヘディングでたたきつけられて失点(55)→柏木が手を挙げて合図して交代しランコがワントップで入り、原口がインサイドハーフになる(75)→梅崎に替えて逹也(81)→足が攣った宇賀神に替えて野田(85)


08/25 ○ Jリ第23節 清水エ エコパ 2:0  3位(-2)  

 前半で2点先行し、そのまま押し切る。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、梅崎、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、小島、ランコ、逹也、ポポ。〔直輝、柏木は回復中。〕
梅崎が逆サイドの平川へサイドチェンジのパス、平川はゴールへ迫った後、ニアに走り込む原口の後ろのスペースへロブ気味に送り、走り込んだ梅崎がダイレクトボレー(11)→梅崎がPA内で得たPK阿部が決めた(20)→平川に替えて野田(69)→マルシオを下げて原口をIHとし、ランコを投入(76)→啓太に替えて濱田(89)


09/01 △ Jリ第24節 大宮ア 埼玉ス 1:1  3位(-3)  

 Jリーグで真のダービーと呼べる試合だが、10人になった相手に追い付かれて引き分け。後半に集中力を欠いたプレーも散見されて試合後はブーイング多数。バックスタンドへの挨拶でふてくされたように立っていた原口の頭を坪井が手で下げていた。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:山岸、濱田、宇賀神、小島、ランコ、逹也、ポポ。〔直輝、暢久は回復中。〕
裏へ抜け出した原口がゴールへ流し込む(11)→PA外側を横へワンツーで移動した選手に初シュートを打たれて失点(45+1)→負傷した柏木を下げて梅崎をIHとし、SHに宇賀神を投入(HT)→啓太に替えて小島(60)→平川に替えてポポ(83)


09/8 ○ E杯2回戦 ヴォルカ鹿児島 駒場ス 2:1  3回戦進出

 炎天下のサッカーは興行的価値が低いことを立証した試合。  J参入を目指す地域リーグの相手チームは、低くブロックを形成してロングカウンターに徹するチーム戦術に忠実なチーム。
GK山岸、DF濱田、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH梅崎、柏木、FW逹也。Sub:大谷、岡本、野田、小島、矢島、ランコ、ポポ。〔原口は代表。直輝、暢久は回復中。〕
ハーフウェイライン当たりの右サイドでボールを失い、カウンターを浴びて失点(9)→PA外右から柏木が逆サイドの宇賀神へパスを送り、宇賀神が左から送ったクロスを逹也が決める(30)→濱田アウトで阿部を下げて柏木をDH、IHにポポをイン、逹也アウトでランコをイン(HT)→最終ラインでのボール回しの間にランコが最前線でDFを引きつけながら右へ流れ、空いたスペースに走り込んだポポへ永田がパスを送ってポポがシュート(48)→故障を抱えている柏木がアウトで阿部がDHへ、槇野が右へ回って左CBに野田がイン(82)


09/15 ○ Jリ第25節 横浜マ 日産ス 2:1  3位(-2)  

 先制を許したものの、自信にあふれての逆転勝利。2得点の起点は加藤。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、宇賀神、小島、ランコ、ポポ。〔直輝、暢久は回復中。〕
左サイドの相手スローインからライン際を突破され、ドリブルからファーサイドへのボールをフリーでヘディングされて失点(5)→相手が前線からプレスを掛けてくる中、加藤が最終ラインの阿部へパス、阿部が左の槇野へパス、槇野が相手をいなしてから前線へドリブルし、相手CBを連れて下がってきた原口へパスして速度を上げて前線へ、原口はダイレクトで前線の柏木へ、柏木はダイレクトで槇野へ戻し、槇野がドリブルして中へ切れ込み、PA内のスペースに出したパスを走り込んだ柏木がシュート(23)→相手CKを加藤がキャッチし、走り出した槇野へグラウンダーでパス、槇野はドリブルするが、ハーフウェイライン付近でボールを獲られるも、相手が出したパスの受け手がトラップミス、マルシオがアタックして拾い、前の原口へパス、原口がドリブルしてシュート、相手GKが弾いたボールを原口と併走していた槇野が決める(64)→梅崎に替えて宇賀神(81)→平川アウトで後に宇賀神、その後に野田イン(87)→足が攣ったマルシオに替えて濱田インで3ボランチ(90+1)


09/22 × Jリ第26節 ガ大阪 埼玉ス 0:5  3位(-5)  

 0対5という大差での敗戦だが、原因は明確であろうし、後々響くものではなさそう。最前線に5人並べる以上、最後尾の4人のうち複数が持ち上がる形でボールを失うとピンチになるし、そのリスクは、ディフェンスのボールに行くプレーに寛容なジャッジの場合に増大する。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH啓太、阿部、SH平川(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:大谷、濱田、野田、宇賀神、小島、ランコ、ポポ。〔直輝、暢久は回復中。〕
失点(19)→失点(36)→失点(60)→平川に替えて宇賀神を投入、坪井を降ろしてその後に阿部、その後に柏木、その後にポポを投入(63)→負傷の原口を降ろしてポポを1トップとし、その後に梅崎をIHとし、左SHに野田を投入(70)→失点(87)→失点(90+2)


09/29 ○ Jリ第27節 柏レイ 国立競 2:1  3位(-5)  

 ラストワンプレーでのポポの得点で勝利。昨期優勝の相手キープレイヤーが負傷交替したのもアドバンテージ。
 前半で交代した原口のだだっ子ぶりが印象的。試合後にはポポ拝礼の儀式。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH阿部、柏木、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、梅崎、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、小島、矢島、逹也、ポポ。〔啓太は累積で出場停止。直輝、暢久、ランコは回復中。〕
相手コーナーキックからのヘディングシュートが味方選手に当たってコースが変わり、アンラッキーなオウンゴールで失点(15)→前節の試合で受けた傷が悪く作用していた原口に替えてポポ(27)→阿部のロングフィードを受けた平川がグラウンダーのクロス、マルシオのシュートを相手GKが弾いたところを詰めていた梅崎がシュート(39)→梅崎に替えて矢島(86)→平川を下げて宇賀神を右SH、左SHに野田を投入(89)→相手のロングフリーキックをからのへディングを加藤がキャッチし、FK時に壁になっていた矢島が前へ動き出したのに合わせてロングスローし、矢島が相手と競りつつ前へヘディングで流し、相手DFがゆっくりクリアしようしたボールを相手より一瞬早くタッチしたポポが、前に出てきた相手GKの頭上を抜くシュート(90+3)


10/06 × Jリ第28節 コ札幌 埼玉ス 1:2  3位(-6)  

 史上最速で降格が決定した直後の相手にアウェイ初勝利をプレゼントする。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、小島、宇賀神、矢島、ポポ。〔直輝、ランコは回復中。〕
スローインからマークを外されて失点(59)→平川を下げて右へ梅崎を回し左に宇賀神を投入し、啓太を下げて柏木を一列下げてIHにポポを投入(55)→相手の速攻から失点(74)→ポポが蹴った右CKを相手が跳ね返したボールを、いったんショートコーナーにしようとして近付いた後にPA内に入っていた梅崎が蹴り込む(86)→坪井を下げて阿部を右CBとし、マルシオを一列下げて矢島を投入(89)


10/10 ○ E杯3回戦 カ讃岐 佐賀陸 2:1  4回戦進出  

 相手は2回戦でJ1鳥栖を破ったカマタマーレ讃岐(Jリーグ準加盟のJFLチームだがJ2資格は未充足)。終了間際に同点とされたが、相手が疲弊していることもあり、ロスタイムで突き放す。  坪井に代えて阿部をストッパーとすることで最終ラインが安定することを実証。  暢久が小島より先に投入されて、先制点の起点となり、小島は後から投入されて決勝点のアシスト。
GK加藤、DF阿部、永田、槇野、DH柏木、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHポポ、梅崎、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、岡本、暢久、小島、矢島。〔直輝、ランコは回復中。坪井とマルシオは休養〕
梅崎に替えて矢島(60)→原口を下げ、ポポをワントップに、柏木をIHにそれぞれ上げてDHに暢久を投入(73)→バックパスを受けた暢久が左サイドで前線に残っていた槇野へロングパス、槇野はドリブルで仕掛けPAでファーにフリーでいた矢島へ横パス、矢島が相手がスライディングしてくる中をシュートを決める(75)→啓太に替えて小島(82)→右サイドからクロスを入れられ、マーカーが付いていた相手選手二人が走り込んできてスルーしたボールがファーのサイドネットに転がり込んで失点(88)→小島が前線裏へフィードし、疲弊していた相手がクリアし損なったボールをポポが受け、GKを交わしてシュート(90+3)


10/20 × Jリ第29節 ベ仙台 ユアテ 2:3  3位(-6)  

 3ポイント差の直近上位のチームが相手だったが、先制されて追いかける展開になり、敗れる。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、柏木、FWポポ。Sub:山岸、濱田、野田、暢久、宇賀神、矢島、原口。〔直輝は回復中。〕
左サイドからのクロスをファーでヘディングされて失点(2)→押し込んでいるときにボールを失って逆襲されて失点(62)→阿部が縦に入れたボールをマルシオがダイレクトではたき、走り込んでいた槇野がGKとの1対1で勝利(64)→ロングフィードを頭で繋がれ、FWに入らないようにチャレンジに失敗してGKとの1対1を制せされて失点(79)→柏木が蹴ったCKをマルシオがダイレクトにたたき込んだ(82)


10/27 △ Jリ第30節 セ大阪 埼玉ス 0:0  3位(-6)  

 6ポイント差の上位2チームが引き分けている節で、ゴールマウスに嫌われてのスコアレスドロー。
GK加藤、DF坪井、永田、槇野、DH阿部、啓太、SH梅崎(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、暢久、小島、逹也、ポポ。〔矢島はU19代表。直輝、平川は回復中。〕
永田が太もも裏の違和感で暢久と交代(34)→原口に替えてポポ(70)→足を攣った宇賀神に替えて野田(84)


11/07 × Jリ第31節 川崎フ 等々力 2:4  3位(-9)  

 遅攻から崩して2得点するが、直接FKで2失点し、ミスから1失点、カウンターで1失点。攻撃に関しては相手のパスカット狙いのゾーンディフェンスもあって、今季最高の出来。
GK加藤、DF坪井、暢久、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、梅崎(L)、IHマルシオ、柏木、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、宇賀神、ランコ、逹也、ポポ。〔矢島はU19代表。直輝、永田は回復中。〕
縦パスからの崩しで柏木が決める(19)→相手のFKが壁に当たってコースが変わり不運な失点(22)→相手のFKが右下隅ぎりぎりにに決まって失点(28)→パスカットされて速攻で失点(34)→ダイレクトパスの連続から槇野がシュート(58)→カウンターを受けてクリアしたボールが相手に渡って失点(72)→平川に替えて宇賀神(78)


11/17 ○ Jリ第32節 サ広島 埼玉ス 2:0  3位(-6)  

 前期まで率いていた監督の戦術を成熟させて首位に立つチームを相手に勝利した。そこで育った柏木と槇野は試合後にアウェイサポーター席の前で最敬礼。場内から拍手。
 初めて最前線から追いかけ回す守備。啓太が1アシスト1ゴール。
GK加藤、DF坪井、暢久、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、梅崎、FW原口。Sub:山岸、濱田、野田、小島、矢島、逹也、ポポ。〔直輝、永田、柏木は回復中。〕
ハーフラインを超えたところから啓太が右の最前線を走る梅崎へロングパス、梅崎が相手のスライディングの下を通してシュート(41)→啓太がハーフウェイライン近くからパスの出し所を探しつつドリブルで前進し、相手のタックルが失敗したりしてシュート(61)→宇賀神に替えて野田(74)→足を攣った梅崎に替えて矢島(85)→原口に替えて逹也(90+1)


11/24 × Jリ第33節 サ鳥栖 ベアメ 1:3  5位(-9)  

 全解説者がJ2陥落を予想した低予算昇格チームを相手に、押し気味に試合を進めながらサイドからのクロスで2失点。こちらはサイドからのクロスは機能せず。ペトロヴィッチサッカーの申し子である柏木と槇野の不在は大きかった。
 逹也との契約不更新が発表された後の初の試合。
GK加藤、DF坪井、暢久、濱田、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、梅崎、FW原口。Sub:山岸、野田、小島、矢島、ランコ、逹也、ポポ。〔槇野は出場停止。直輝、永田、柏木は回復中。〕
右サイドをえぐられて戻されて失点(45)→脚を痛めた坪井に替えて野田を投入(HT)→速攻で右側の梅崎に渡り、梅崎がミドルシュート(63)→放り込まれたボールをヘディングで押し返した落ち際をボレーシュートされて失点(63)→平川に替えてポポ(72)→右サイドからのクロスに脚で合わされて失点(78)→原口に替えて逹也(79)


12/01 ○ Jリ第34節 名古屋 埼玉ス 2:0  3位(-9)  

 勝利と他チームの結果により3位に再浮上してACL出場決定。
 ポポと逹也の契約不更新が発表された後のリーグ最終戦。ベンチ入りした両選手に出場の機会は無かったが、最終戦の場内一周の際に、北ゴール裏の前でマイクを持って挨拶。逹也は涙ぐむ。北ゴール裏は、マッチデーカードの逹也のシルエットを赤地に白でくっりきりと提示。退場直前に家族での記念撮影をゴール裏をバックにして行うところが場内ビジョンに映し出されると、コールリーダーから「みんな上げろ」の声。ほとんど残っていた北ゴール裏が再度、くっきりとコレオグラフィを提示。うれしそうな逹也。
 試合は、ラインの押上げと前線のチェイシングのバランスができつつあることを示したディフェンスと、フリックパスとスルーがきれいに決まることが少し多くなったオフェンスの将来に希望を抱かせる内容だったが、同時に、チームの肝が柏木と槇野であることを前節との差と得点者で示した。
GK加藤、DF坪井、暢久、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IH柏木、梅崎、FWマルシオ。Sub:山岸、濱田、野田、矢島、原口、ポポ、逹也。〔直輝、永田は回復中。〕
平川のクロスを走り込んだ柏木がヘディングシュート、ふんわりとしたボールがゴール左下隅に飛び、ジャンプして押さえようとした相手GKがファンブルしてゴールイン(23)→違和感があった梅崎に替えて原口(HT)→ゴール正面30mほどののFKを槇野が左ぎりぎりに決める(59)→柏木に替えて矢島(74)→足を攣っていた啓太に替えて濱田(88)


12/15 × E杯4回戦 横浜マ 熊谷陸 0:2  ベスト16    

 監督は手術のために帰国中で堀コーチが指揮を執った。
 最後尾へのプレッシャーで完敗。
GK加藤、DF坪井、暢久、槇野、DH阿部、啓太、SH平川(R)、宇賀神(L)、IHマルシオ、梅崎、FW逹也。Sub:山岸、濱田、野田、岡本、小島、矢島、ポポ。〔直輝、永田、原口は回復中。〕
失点(28)→失点(48)→宇賀神に替えて野田、達也に替えてポポ(58)





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