2011


リーグ戦 ディヴィジョン1 →15位(残留最下位)
×神14○名8×仙13×横15×柏17△セ16△鹿16△新15△宮16△広16×清16○福14△名14△ガ15△山15○川14△磐14○甲13○川11×神14○新12×甲12△広12×セ13×山14×清15△鹿14×ガ15×宮16○横15×磐15△仙15○福15×柏15

ナビスコカップ(J1カップ戦) →準優勝
1回戦○H○A→2回戦○H○A○準々決勝○準決勝×決勝

天皇杯 →ベスト8
○2回戦○3回戦○4回戦×準々決

☆その他
PSM:×鳥栖×大宮○栃木





 2011年は、ペトロヴィッチ監督の初年度。クラブはギド時代の成功体験が忘れられずに、育成重視の姿勢を放棄して、FKの名手マルシオ・リシャルデスと日本代表DF永田充を獲得し、南米の若手マゾーラをレンタルで補強。チーム戦術も個の力を強調するものへと変化し、ポゼッションによる繋ぎより前線へのロングフィード、サポートによる局地的数的優位よりサイドチェンジによる1対1の勝負を意識するチームへと変貌した。
 FWに、エジミウソン(9)、達也(11)、エスクデロ・セルヒオ(15)、高崎(16)、原一樹(21)、原口元気(24)、マゾーラ(29)。
 MFに宇賀神(3)、高橋峻希(5)、梅崎(7)、柏木(8)、マルシオ・リシャルデス(10)、啓太(13)、山田直輝(22)、青山隼(じゅん)(23)、小島秀仁(27)。
 DFに坪井(2)、スピラノビッチ(4)、暢久(6)、野田(12)、平川(14)、永田充(17)、堤俊輔(19)、堀之内(20)、濱田水樹(26)、岡本拓也(31)。
 GKに山岸(1)、加藤(18)、大谷幸輝(25)。


02/13 × PSM第1 サ鳥栖 べアメ 1:2  

 サイドチェンジを意識する方向性を明確に示した試合。
GK山岸、DF平川、坪井、暢久、宇賀神、DMF啓太、青山、OMF達也、マルシオ、原口、FWエジミウソン。Sub:大谷、マシュー、野田、堤、小島、セルヒオ、原。
右CKでフリーにした相手のヘディングで失点(7)→右奥へのロングフィードを受けた達也がPAに侵入して倒されて得たPKをエジミウソンが決める(18)→右サイドで後ろに回り込まれて上げられたクロスに合わされて失点(67)→達也に替えてセルヒオ、青山に替えて原を投入してマルシオを1列下げる(70)→暢久に替えてマシュー(72)


02/20 × さいたま杯 大宮ア ナク5 0:3  

 後半は完敗。
GK山岸、DF平川、永田、暢久、宇賀神、DMF啓太、柏木、OMF達也、マルシオ、原口、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、青山、マゾーラ、セルヒオ、原。
失点(53)→柏木に替えてセルヒオを投入してマルシオを1列下げ、原口に替えてマゾーラを投入、達也に替えて原を投入してトップ下に置く(63)→PAの競り合いで暢久が相手の顔面を肘打ちしたとしてレッドカードで退場し、与えたPKで失点。最終ラインに啓太が入る(74)→失点(90+3)


02/27 ○ PSM第3 栃木F グリン 1:0  

 新監督での初得点で初勝利。勝つには勝ったが、クロスバーの助けを借りた完封勝利。
GK山岸、DF平川、永田、マシュー、宇賀神、DMF啓太、柏木、RSH達也、OHマルシオ、LSHマゾーラ、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、青山、原口、セルヒオ、高崎。〔暢久は出場停止。原は回復待ち〕
パスミスが多く、相手にSHをマークされて攻撃を封じ込まれ、前半終了時点でブーイングを浴びる→マゾーラに替えて原口を投入し、柏木とマルシオをCMFとして4−1−2−3風にする(HT)→柏木と達也に替えて右SHとしてセルヒオを、マルシオと並ぶトップ下として高崎を投入して4−1−4−1風にする(60)→左サイドを原口が縦に突破して中央へセンタリングし、ニアのエジミウソンの後ろで高崎が相手にマークされながらダイビングヘッドしたボールが回転したバウンドで相手ゴールマウスを通過(74)→マルシオに替えて啓太と並ぶCMFとして青山を投入して4−4−2風にする(87)


 

03/06 × Jリ第1節 ヴ神戸 ホムズ 0:1 14位(-3) 

 激しい競り合いが多く、イエローが多い試合。啓太が2枚目のイエローで退場してから、接触を避ける傾向になりゲームが動き出した試合。相手のFK一発で沈む。
GK山岸、DF平川、永田、宇賀神、DMF啓太、柏木、RSH達也、OHマルシオ、LSH原口、FWエジミウソン。Sub:加藤、マシュー、野田、青山、マゾーラ、セルヒオ、高崎。
啓太が2枚目のイエローで退場し、4−1−1−3風になる(62)→Pアーク外側からのFKをダイレクトでゴール隅に決められて失点(76)→達也に替えて高崎を投入して4−2−2−1風になる(81)→原口に替えてマゾーラを投入(86)


04/24 ○ Jリ第7節 名古屋 埼スタ 3:0 8位(-3)  

 2週続けて週半ばのACLを戦ったチームを相手に前線からのプレスによる、苦し紛れの放り込みを跳ね返してのカウンターサッカーで前半に2点を奪う。後半もよく走り、3点目は相手最終ラインのチェイシングから。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、DMF暢久、CMF柏木、マルシオ、RW達也、LW原口、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、青山、セルヒオ、マゾーラ、高崎。〔啓太が出場停止。平川は回復中〕
中盤で奪ってボールをエジミウソンが右サイドを上がる達也に出し、達也がドリブルからシュート、相手GKがやっとはじいたボールを詰めたマルシオが決める(12)→相手フィードの跳ね返しを柏木が拾い、相手最終ラインの後ろから回り込むマルシオに出し、マルシオが縦に進んでゴールライン際から折り返したボールを達也が決める(25)→相手最終ラインのボール回しを原口がアタックし、スライディングではじき出したボールを素早く立ち上がってドリブルで進み、相手GKの1対1をいったんは弾かれるものの体をひねって決める(78)→達也に替えてセルヒオ投入(80)→暢久に替えて青山、原口に替えてマゾーラを投入(84)


04/29 × Jリ第8節 ベ仙台 宮城ス 0:1  13位(-6)

 相手より出足が遅かった。前泊しても移動の疲れが取れなかったのか。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、DMF暢久、CMF柏木、マルシオ、RW達也、LW原口、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、啓太、セルヒオ、マゾーラ、高崎。〔平川は回復中〕
左サイドで相手が無理に挙げたボールを拾われてセンタリングされて失点(40)→達也を下げてマルシオを右SHとし、柏木をDHとし4−4−2のトップとして高崎を入れる(HT)→暢久を下げてマルシオをボランチとし、原口を右SHとして左SHにマゾーラを入れる(64)→宇賀神に替えて野田を投入(85)


05/03 × Jリ第9節 横浜M 埼玉ス 0:2  15位(-7)

 セットプレーで先制され、カウンターでだめ押しされる。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、DH暢久、柏木、OHマルシオ(C)、達也(R)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、啓太、セルヒオ、マゾーラ、高崎。〔平川は回復中〕
達也に替えてマゾーラを投入(69)→FKからのダイレクトヘッドで失点(70)→マシューに替えて高崎を投入して2トップとし、暢久をCB、マルシオと柏木をCMFとして4−4−2とする(75)→中盤でボールが相手に渡り蹴り出されたボールをクリアしようとして山岸が飛び出すが間に合わず、失点(90+4)


05/07 × Jリ第10節 柏レイ 国立競 1:3  17位(-9)

 J2で圧倒的に勝利して優勝したチームの力を見せつけられた試合。試合後の記者会見における相手監督の説明が印象的。2失点目はまさにその成果。
Q:今日は浦和が無計画に上がってきたことと、先制点をあの時間帯に入れたこともあって、結果としてこういう試合になったということはないですか。
「確かに1点目が開始1分で入って落ち着き、相手に責任とプレッシャーを与えることができたと思います。確かに攻めてこなければいけない状況になったと思いますが、我々が分析した中で浦和が攻撃に出た時に柏木が上がってきて、山田(暢久)が1人アンカーで残る。山田の周囲にスペースがあり、そこは分析していました。そこをどう使っていくのかというところで相手のサイドの連係、サイドバックと2列目、トップの連係をブロックしてニュートラルにすれば、奪った後に山田の周囲のスペースをレアンドロ、大津、降りてくる北嶋、田中、あそこへ効果的にボールを入れてカウンターができる。そういう話とトレーニングは積んできました。守備的なサッカーではなく、選手たちに言いたかったのは守備をしながら相手のウィークポイントを突く準備をしておく。そういう形でカウンターが発動できたと思います。サイドをブロックして、中は大谷と栗澤で柏木とマルシオの上がりをブロックできていたと思います」

GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、DH暢久、柏木、OH原(C)、マルシオ(R)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、啓太、直輝、セルヒオ、マゾーラ。〔平川、逹也、高崎は回復中〕
左サイドを崩されてゴールラインと平行のセンタリングをニアで合わされて失点(1)→右サイドでほぼフリーでミドルシュートを打たれて失点(21)→宇賀神に替えて野田(23)→負傷のスピラを下げて暢久をCBとし、マルシオをDHとしてセルヒオを投入(65)→原を下げてセルヒオを中央とし、原口を右に回して左にマゾーラを投入(77)→相手セットプレーから跳ね返したボールを至近距離でダイレクトボレーされて失点(83)→相手PA内で倒れながらマゾーラが出したボールを原口がシュート(90+2)


05/15 △ Jリ第11節 セ大阪 埼玉ス 1:1  16位(-11)

 コンパクトにパスをつないでくる相手がシュート精度が低いために引き分けで終わった。内容的には完敗の試合。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、DH啓太、CMF柏木、マルシオ、Wセルヒオ(R)、原口(L)、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、野田、暢久、梅崎、原、高崎。〔平川、逹也は回復中〕
ゴール前で何度もシュートをブロックされるがマルシオの意表を突く横パスを柏木が粘ってつなぎ、拾った原口が2,3歩動いてシュート(8)→中盤でフィードしようとして戻ってきたボールを相手にアタックされた永田が啓太へ横パス、そこを狙っていた相手にカットされて速攻から失点(34)→啓太に替えて暢久(75)→宇賀神に替えて野田(83)→エジミウソンに替えて高崎(85)


05/21 △ Jリ第12節 鹿島ア 埼玉ス 2:2  16位(-11)

 相手のシュート精度のおかげで2点差を追い付く。マゾーラは初得点だが、キーパーチャージで2枚目のイエローとなって退場。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、DH啓太、OH柏木、マルシオ、RWセルヒオ、LW原口、FWエジミウソン。Sub:加藤、坪井、暢久、小島、原、マゾーラ、高崎。〔平川、逹也は回復中〕
ゴール前の混戦から失点(13)→セルヒオに替えてマゾーラ、啓太に替えて暢久を投入(HT)→右点サイドからファーへクロス、折り返されて失点(62)→高崎がミドルシュート(67)→マゾーラがドリブルシュート(69)→マゾーラが退場dw 10iysu. (90)


05/28 △ Jリ第13節 ア新潟 埼玉ス 1:1  15位(-13)  

 初めて2トップでスタートし、前半は圧倒するも、後半はずたずた。印象的なまとめを引用する。

 また相手のミスで良い形で中盤で浦和がボールを持てたとしても、FWといい、SBといい、SHといい、CHといい、選手間で攻撃のイメージがまるで共有できてないので、ボールを持っても考えてしまう時間がやたら長く、これではミスミス相手に帰陣の時間を与えるだけで崩しようがありません。走っている選手も本当に意味の無い無駄走りに終わり続ければ消耗も早くなるというもの。

 どのような攻撃を仕掛けたいのかさっぱり判らないというのはもはやフォーメーションをいじくって解決する問題ではなく、100%監督のマネジメント能力不足が問われるべき問題です。

 守備がこれまた悲惨。相手にサイドで基点を作られた際の守備ブロックの崩れっぷりは見ていて痛々しいほど。浦和がサイドでボールを持っても、相手の4×2のブロックがどっしり構えているのとは対照的で、浦和の守備にそもそも組織という概念があるのか訝しくなるほど。開幕以来最終ラインはほぼ同じ面子でやっているのに未だに守備が全くといっていいほど組織化されていないというのも監督としての能力を疑われても仕方がない事態です。

〔ブログ「浦和御殿」の「【観戦記】11年第13節:浦和 1−1 新潟」〕

 ま、しょうがない。老害とは、成功は幸運の集積で有るのに、過去の成功を必然と勘違いすることに基づくものだし、マス・メディアが正しいと勘違いして組織経営を行おうとすることの愚劣さは、組織経験・組織感覚の無い国会議員によって既に経験済みだ。今、できることは、スタジアムに通えるうちに直輝が輝くことを、目が黒いうちにプロのクラブ経営が可能な組織になっていることを祈ることのみ。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、CMF啓太、OH柏木、RSHマルシオ、LSH原口、FWエジミウソン、高崎。Sub:加藤、坪井、暢久、堀之内、原、セルヒオ。〔平川、逹也は回復中。直輝は低順位?〕
左からのマルシオのFKをエジミウソンが頭で少し触ってコースを変えて相手GKが触れずにゴールイン(22)→相手のセットプレーで山岸がパンチングして逃れたボールがファーに流れ、折り返されてゴール前で合わされて失点(70)→高崎に替えて原(72)→啓太に替えて暢久(77)


06/05 ○ ナ杯1回1 モ山形 埼スタ 2:0  

 試合開始直後は早いパスとダイレクトプレーの多用で観客を沸かせる。2トップが機能した面もあったが、相手の戦力ダウンに助けられての勝利。
GK加藤、DF高橋、暢久、永田、宇賀神、CMF柏木、啓太、RSHマルシオ、LSH原口、FWエジミウソン、高崎。Sub:山岸、坪井、平川、堀之内、直輝、マゾーラ、逹也。〔マシューは代表〕
ロングフィードに裏へ抜け出た高崎が倒されて得たPKをエジミウソンが決める(45)→柏木を下げてマルシオをCMFとし、RSHに逹也を投入(57)→高崎に替えてワントップとしてマゾーラを投入する(67)→エジミウソンに替えて直輝を2列目のセンターとして4−2−3−1とする(83)→原口が左サイドで、相対するDFが反応できないスピードで右足を振り抜いてサイドネットに突き刺す(89)


06/11 △ Jリ第14節 大宮ア N5ス 2:2  16位(-15)

 2点差を追い付く。4−4−2でのFW逹也がチームに流動性を与える。
GK加藤、DF高橋、暢久、永田、宇賀神、CMF柏木、啓太、RSHマルシオ、LSH原口、FWエジミウソン、高崎。Sub:山岸、マシュー、平川、堀之内、直輝、マゾーラ、逹也。
左サイドで宇賀神がフェイントに引っ掛かってきれいなクロスを挙げられ、暢久の反応が一歩遅れてヘディングを決められて失点(37)→負傷の高崎に替えて逹也を投入(HT)→CKから、暢久がマークしていた相手にきれいなヘディングを決められて失点(53)→PAで競り合っていたマルシオが倒されて得たPKをエジミウソンが決める(56)→暢久に替えて代表の試合から中1日のマシューを投入(66)→啓太に替えてマシューをワントップとして投入し、マルシオをCMFとした4−2−3−1とする(72)→原口がドリブルで左サイドから相手PA内に侵入し、相手に囲まれた状態で倒れながらシュートする(78)


06/15 △ Jリ第15節 サ広島 広島ビ 0:0  16位(-14)

 2位の強豪を相手にブロックを作って守り切るが、得点も無し。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、DH啓太、暢久、OHマルシオ(R)、柏木(C)、逹也(L)、FWエジミウソン。Sub:山岸、坪井、宇賀神、堀之内、直輝、梅崎、マゾーラ。〔高崎は回復中。原口はU22代表〕
柏木に替えて直輝(68)→達也に替えてマゾーラ(76)→エジミウソンに替えて梅崎(90+2)


06/18 × Jリ第16節 清水エ 埼玉ス 1:3  16位(-17)  

 スーパーなFK2発で負ける。
GK加藤、DF高橋、坪井、永田、平川、DH啓太、暢久、OHマルシオ(R)、柏木(C)、逹也(L)、FWエジミウソン。Sub:山岸、宇賀神、堀之内、直輝、梅崎、マゾーラ、原。〔マシューは累積警告で出場停止。高崎は回復中。原口はU22代表〕
スーパーなFKを決められて失点(24)→坪井を下げて暢久をCB、柏木をDHとし、2列目に原を投入(34)〔監督は坪井に握手を求めず、直輝はベンチに戻った坪井を気遣う。〕→原をFWとして4−4−2とする(HT)→啓太を下げてマルシオをDHとし、逹也を右SHに回して左SHにマゾーラを投入(60)→逆襲のアーリークロスからヘディングシュートで失点(64)→達也に替えて梅崎(69)→何度目かのシュートで梅崎が得点(80)→スーパーなFKを決められて失点(86)


06/22 ○ Jリ第17節 ア福岡 埼玉ス 3:0  14位(-14)  

 直輝が今期初スタメンでリンクマンとして活躍。今期未勝利の昇格チーム相手に後半はフィンケ3年目が想像される試合。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF小島、啓太、RSHマルシオ、LSH直輝、FWマゾーラ、逹也。Sub:山岸、宇賀神、暢久、柏木、梅崎、エジミウソン、原。〔高崎は回復中。原口はU22代表〕
啓太がマゾーラへ縦に入れ、マゾーラがマルシオに渡してワンツーで受けようとしたところへ走り込んでボールを受け、相手GKの足下をグラウンダーで丁寧なシュート(53)→負傷?の啓太に替えて暢久(67)→マゾーラに替えてエジミウソン(71)→暢久からパスを受けたエジミウソンが右サイドをドリブルで上がり中を見てクロス、走り込んだマルシオがダイレクトで合わせる(73)→達也に替えて柏木を投入して4−2−3−1(79)→左サイドで直輝のパスを受けた柏木がマーカーとのボールの争奪に勝って中央のエジミウソンへ、エジミウソンがトラップに失敗するも足を伸ばしてシュート(90+3)


06/25 △ Jリ第18節 名古屋 豊田ス 1:1  14位(-16)  

 前半ロスタイムで失点するが、後半ロスタイムで追い付く。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF暢久、啓太、RSHマルシオ、LSH直輝、FW原、逹也。Sub:山岸、宇賀神、小島、柏木、梅崎、マゾーラ、原口。〔エジミウソンは移籍交渉最終段階。高崎は回復中〕
マルシオがヘディングで競り合って脳しんとうで交代し、原口をLSHで投入し、直輝が右へ回る(26)→前半ロスタイムにポスト役に当てての簡単な壁パスからフリーにさせて失点(45+1)→啓太に替えてマゾーラを投入(61)→達也に替えて梅崎を投入(77)→右からのロングクロスが相手のPA内ファウルを誘い、マゾーラがPKを決める(90+8)


07/02 △ Jリ第2節 ガ大阪 埼スタ 1:1  15位(-15)  

 上位チームに先制されるも、追い付き、場内ムードは最高潮で相手を圧倒するも勝ち越せず。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF暢久、啓太、RSHマルシオ、LSH原口、FW原、逹也。Sub:山岸、宇賀神、小島、柏木、直輝、梅崎、マゾーラ。〔エジミウソンはカタールのチームに移籍。高崎は回復中〕
ゴール前でいったんは防ぐも失点(56)→暢久を下げてマルシオをボランチに、2列目に直輝(66)→啓太・原に替えて柏木とマゾーラを投入し、ボランチにマルシオ・柏木、2列目に逹也・直輝・原口でマゾーラのワントップ(76)→右から高橋が挙げた速いクロスをファーから飛び込んできた原口がジャンプしてヘッド(77)


07/06 △ Jリ第3節 モ山形 NDソ 0:0  15位(-17)  

 降格争いで良いところを示せず。マルシオ回復中で直輝を先発させるも機能せず。ポジション流動的なサッカーを試みた直輝に対してか、監督は、「試合の中で、選手たちが自分のポジションを離れてあっちこっち移動してチームがバラバラになって、相手が簡単にディフェンスができてしまったというのがやはり原因ではないかと思います。」とコメントしたようだが、レッズ公式では見当たらない(ネットでは、一度掲出されたが削除して掲出し直されたと指摘されている。)。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF暢久、啓太、RSH直輝、LSH原口、FW原、逹也。Sub:山岸、宇賀神、小島、柏木、梅崎、マゾーラ、高崎。〔マルシオは回復中〕
原に替えて高崎(HT)→達也に替えてマゾーラ(73)→直輝に替えて梅崎(88)


07/13 ○ Jリ第4節 川崎フ 埼スタ 2:0  14位(-17)  

 前半は押されてロングキックを前線へ放り込むだけのサッカー。相手に決定機を数多く与え、相手のシュート精度のおかげで無失点で乗り切った。後半は、前半のフリーランニングと中3日の日程で疲れた相手を押し込む展開。原口の個人技で先制し、セットプレーで追加点。交替で入った直輝がトップ下で使われて生き生きと仕事をする。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、柏木、OH逹也(R)、マルシオ(C)、原口(L)、FW高崎。Sub:山岸、宇賀神、直輝、暢久、原、マゾーラ、セルヒオ。
マルシオに替えて直輝(55)→左サイドで柏木→直輝→原口とパスがつながり、原口のミドルシュートが決まる(57)→達也に替えてセルヒオ(71)→高崎に替えてマゾーラ(78)→柏木の右からのCKをマシューがヘッドでたたきつけ、相手GKが弾いたボールを詰めていた永田が押し込む(79)


07/17 △ Jリ第5節 ジ磐田 エコパ 1:1  14位(-16)  

 アディショナルタイムで与えたPKで追い付かれる。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、柏木、OHセルヒオ(R)、マルシオ(C)、原口(L)、FW高崎。Sub:山岸、宇賀神、暢久、逹也、マゾーラ、ランコ。〔帯同していた直輝が風邪のために欠場〕
右サイドを高橋がドリブルで駆け上がり、その前をマルシオが猛烈に走り込んで出来たスペースに顔を出した柏木にパス、柏木が放ったロングシュートはダイブした相手GKの手でコースが変えられるがゴールイン(27)→高崎に替えてランコ(65)→負傷の原口に替えて逹也(68)→セルヒオに替えて暢久をボランチとして投入し4−3−2−1とする(83)→左サイドを突破され、PA内で縦に切り込んで相手にマシューが接触してPKを取られて失点(90+3)


07/23 ○ Jリ第6節 ヴ甲府 埼スタ 2:0  13位(-16)  

 森さん(元)の追悼試合を、相手より一人少ない状態で80分間戦って勝利。ランコへの期待が膨らんだ試合。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、柏木、OHマルシオ(R)、セルヒオ(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、宇賀神、小島、暢久、直輝、マゾーラ、高崎。〔逹也は回復中〕
ハーフウェイラインのファウルから速いリスタートで抜け出され、PAを飛び出した加藤が交わそうとした相手を引っ掛けてしまい赤紙で退場(12)→セルヒオを下げて4−4−1として山岸を投入(13)→左サイドから攻めてそのまま原口が右サイドへ移動し、最終ラインまで戻ったボールを平川が最前線のランコに速いパスを送り、受けたランコは相手にファウルされながら戻し、主審がアドバンテージを取る中で拾った平川が先を左サイドへ出る柏木にパスしてPA内に走り込み、そこへ柏木から出たボールを相手DFがクリアしようとして平川の足に当ててしまい、ゴールイン(53)→足を攣ったランコを下げて高崎を投入(66)→山岸のゴールキックを相手DFを背中にした高崎が原口へ戻し、左サイドへ進んだ原口が相手に囲まれながら中央の柏木へ出し、柏木がダイレクトで左足ループシュート(73)→足を痛めているマルシオに替えて直輝を投入(83)


07/27 ○ ナ杯1回2 モ山形 NDス 2:1  →2回戦進出  

 第1戦を3:1で勝利しての第2戦。テレビ中継のない試合。
GK山岸、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、CMF啓太、柏木、SH直輝(R?)、セルヒオ(L?)、FWマゾーラ、原。Sub:大谷、濱田、野田、暢久、小島、マルシオ、ランコ。〔加藤は出場停止。逹也、原口は回復中。平川は休養〕
失点(25)→原に替えてマルシオ(HT)→柏木がFKを直接決める(48)→啓太に替えて小島(66)→柏木に替えてランコ(72)→ゴール前で右側のセルヒオから来たマイナスのパスをランコが決める(74)


07/30 ○ Jリ第19節 川崎フ 等々力 1:0  11位(-16)  

 全員が走る流動的なサッカーを志向する相手に試合を支配され、シュートは5対14だが、速攻からのオウンゴールで辛勝。昨年のレッズが相手であるかのような試合。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、柏木、OHマルシオ(R)、直輝(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、宇賀神、暢久、高崎、逹也、セルヒオ、マゾーラ。
後方からのフィードを直輝が前方の柏木に頭でパスし、柏木がランコとともに走り出したマルシオの前方のスペースへ、左足インフロントでロングパス、マルシオが前方へトラップしたボールを相手ディフェンダーが必死にクリアしたボールが相手ゴールぎりぎりに吸い込まれるオウンゴール(10)→マルシオをトップ下とし、直輝に替えて右サイドに逹也を投入(65)→負傷した啓太に替えて暢久を投入(75)→故障上がりの原口をやっとあきらめてセルヒオを右サイドに投入し、逹也を左に回す(89)


08/06 × Jリ第20節 ヴ神戸 埼玉ス 2:3  14位(-17)  

 相手のシュート精度に助けられて負け無しできていたが、ついに力負け。体調管理に失敗したか、全体に体が重く、相手のハイプレスに対して為す術無しでミスも多発。相手は後半も全力で走り、試合終了時には立っていられない者も4,5人。体力を出し切る精神力職責忠実性と守備連携の組織性が上回っていた相手の順当な勝利。  ハーフタイムの選手交代について、記者から「後半開始から2人を替えた意図と、その評価は?」と問われた監督は「少なくとも追いついて、そして勝ちに行くために、マゾーラと田中達也を入れて、前から1対1にして、始めからプレスをかけていくという考え方で、試合が完全にオープンになるような形にしました。自分たちにもチャンスがくるはず、前にランコやマゾーラという攻撃陣の1対1が非常に多くできると思いますが、逆に神戸にもチャンスができる、と。実際、後半戦ってみたらそのとおりになって、両方にたくさんチャンスがあったと思います。」と説明。  前半に守備時の動き方について、サイドライン際で監督と直輝が言い争う場面有り。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、柏木、OH直輝(R)、マルシオ(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、宇賀神、暢久、高崎、逹也、セルヒオ、マゾーラ。
左サイドを切り崩されていったんは防ぐが、ボールがファーで待ち構えていた相手FWに渡って失点(14)→左サイドで平川のトラップミスから失点(19)→直輝・啓太に替えてマゾーラ・逹也を投入し、柏木とマルシオをCMF、ランコ・マゾーラをCFW、右に逹也、左に原口の4−2−4とする(HT)→混戦から逹也が決める(47)→柏木のシュートを相手GKが弾いたボールをマゾーラが決める(77)→相手がPKを決めて失点(90+3)


08/14 ○ Jリ第21節 ア新潟 スワン 3:2  12位(-15)  

 週半ばの国際Aマッチデー後の試合。地球の裏側でフル出場したマシューはベンチ。札幌でU22代表で出場した直輝と高橋は先発。
 前線の選手の献身的な守備で前半は浦和ペース。
 直輝がU22の試合に続いて1得点1アシスト。
GK加藤、DF高橋、暢久、永田、平川、CMF啓太、柏木、OH逹也(R)、直輝(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、宇賀神、マシュー、小島、高崎、セルヒオ、マゾーラ。〔マルシオは出場停止〕
右サイドから原口がドリブルで切れ込み縦に入れたボールを直輝が折り返してワンタッチでゴールへ流し込む(8)→右からのセットプレーで柏木のボールが相手DFに当たってゴールマウスに入るのを相手ゴールキーパーが防いだところを永田がゴールへ流し込む(38)→相手FWと加藤が交錯して与えたPKで失点(54)→右サイドを逹也が突破し、センタリングしたボールを直輝が流し込む(61)→暢久に替えてマシュー(64)・ランコに替えてマゾーラ(65)→負傷の達也に替えてセルヒオ(68)→ハンドで与えたPKで失点(90+4)


08/20 × Jリ第22節 ヴ甲府 国立競 2:3  12位(-17)  

 組織性のない守備を戦術的に攻略された試合のようだ。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、柏木、OH逹也(R)、直輝(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、宇賀神、濱田、小島、マルシオ、セルヒオ、マゾーラ
失点(13)→失点(19)→柏木(23)→失点(43)→直輝に替えてマゾーラ!!(HT)→ランコに替えてセルヒオ(63)→啓太に替えてマルシオ(75)→セルヒオ(83)


08/24 △ Jリ第23節 サ広島 埼玉ス 1:1  12位(-19)  

 決定機は相手の方が多かったが、幸運で引き分けになった試合。途中で足に違和感を感じていた原口を使い続ける指揮官に疑問を感じた試合。ピッチサイドで監督が直輝に何事かを話し、直輝が不満そうだったのが印象的。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF暢久、柏木、OH逹也(R)、直輝(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、宇賀神、濱田、小島、マルシオ、セルヒオ、マゾーラ。〔啓太は回復中〕
ランコが倒れながらキープしたボールを拾った原口がミドルシュート(54)→左サイドのクロスをファーでヘディングシュートされて失点(58)→ランコ・直輝に替えてマゾーラとマルシオ(62)→達也に替えてセルヒオ(76)


08/28 × Jリ第24節 セ大阪 長居陸 1:3  13位(-22)

 幸運に支えられたレッズの04-06の経験〔a 過去の人気選手を監督に据えて観客動員を確保する、b 監督の能力不足を、Jで高い実績を示した有力選手を高額で迎え入れることで補う、c 有力選手のメディア露出を多くして流出可能性を下げる〕をビジネスモデルとして構築した今期の路線の破綻が明確となった試合。これまで、多くの決定機を外す相手に対して少ない決定機を個人能力の高さで補って引き分け又は辛勝に持ち込んできた今期だったが、実力のある相手に通用しないことが明確になった。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF啓太、暢久、SHマルシオ(R)、原口(L)、FWランコ、逹也。Sub:山岸、宇賀神、濱田、小島、高崎、セルヒオ、マゾーラ。〔柏木、直輝は出場停止〕
失点(48)→ランコ・達也に替えて高崎・セルヒオ(60)→暢久に替えて小島(69)→小島のパスから原口のシュート、跳ね返りを高崎が決める(78)→失点(87)→失点(90+1)


09/11 × Jリ第25節 モ山形 埼玉ス 0:1  14位(-25)  

 加藤が3点は防いだおかげで惨敗の形は免れたが、内容的には完敗。選手の迷う事なき動きなどチームの組織力に雲泥の差があり、選手の個人能力の高さで崩壊を防いでいる感じ。
 代表帰りのランコとマシューはベンチ。
 前半途中で右サイドのオフサイドポジションにいた逹也が足を引きづり、自分で×サインを出しているのに、逆サイドのマイボールに気を取られていて、それに気付かないベンチ。替えてランコをトップ下に入れる采配。ランコと高崎にロングパスを当てられても、そのトラップをことごとく奪う相手ディフェンス。試合後に場内を一周した後、ベンチで泣く直輝に対して、直輝コールを送るゴール裏。
 高崎をJ2レベルと評していた監督の眼の確かさを立証した試合。 
GK加藤、DF平川、暢久、永田、宇賀神、CMF啓太、柏木、OHマルシオ(R)、逹也(C)、原口(L)、FW高崎。Sub:山岸、マシュー、野田、小島、直輝、セルヒオ、ランコ。〔高橋は出場停止〕
失点(2)→逹也が負傷でランコを投入し、当初はトップ下、その後4−4−2(21)→高崎に替えてセルヒオ(58)→啓太に替えて直輝(70)


09/14 ○ ナ杯2回1 大宮ア 埼玉ス 2:0  

 GMを解任して最初の試合。直輝、柏木、元気、竣希、小島がスタメンでそろった。
 ペトロヴィッチがポジション固定サッカーを断念したのか、選手が流動的に動くサッカー、フィンケ時代に近いサッカーを展開。柏木のコメント「流動的にやらないと勝てない、点が入らないと思っていたので昨日や試合前に話していた。今日は久しぶりにサッカーをしたという感じがある」が印象的。フィンケ時代と違うのは、原口のシュート精度が上がっていること。
 後半に、コーチングエリアに立っていたペトロが青い紙を取り出して隣の通訳に渡し、通訳(だったか、通訳から受け取った別なスタッフだったか)が走って、ハーフライン近くで水分補給していた柏木に渡し、柏木が紙に書かれていたメモを丁寧に読んでから、小さく丸めてサイドラインの外に放り出した。謎。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF小島、柏木、OHマルシオ(R)、直輝(C)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、宇賀神、暢久、啓太、梅崎、マゾーラ、ランコ。〔逹也は回復中〕
相手PA内でセルヒオが倒されて得たPKをマルシオが決める(52)→センターサークル付近から小島が上げたボールを相手最終ラインの裏で原口が受け、相手DFとの間にセルヒオが入って原口がGKとの1対1を決める(65)→セルヒオに替えてランコ(69)→平川が自ら申し出て宇賀神と交代(71)→直輝に替えて梅崎を右サイドに投入してマルシオをトップ下にする(81)


09/17 × Jリ第26節 清水エ エコパ 0:1  15位(-26)〔16位から+4〕  

 両サイドを除いて荒れたピッチで、ロングボールが多い試合。加藤のスーパーセーブで2点は防いだが、チャンスの数の差が勝敗を分けた。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、平川、CMF小島、啓太、OHマルシオ(R)、柏木(C)、セルヒオ(L)、FWマゾーラ。Sub:山岸、坪井、宇賀神、野田、暢久、梅崎、ランコ。〔原口と直輝は濱田とともにU22。逹也は回復中〕
平川に替えて宇賀神(58)→左サイドでいったんキープされた後にあっさり交わされてゴールライン際まで侵入され、折り返しを決められて失点(63)→小島に替えて梅崎を入れて左サイドに置き、セルヒオを右にしてマルシオをトップ下、柏木をボランチとする(67)→啓太に替えてランコを入れてマゾーラとの2トップとし、柏木、マルシオのダブルボランチとする(72)


09/24 △ Jリ第27節 鹿島ア カシマ 0:0  14位(-25)〔16位から+2〕   

 選手の気迫がピッチにみなぎる試合。ジャッジがディフェンスのボールに行くプレーをファウルとしないために、押され気味のレッズにとってラッキーだった反面、ドリブラーがボールを奪われることが多く、ショートパスが上手な相手にとって有利となる面もあった。結果はスコアレスドロー。
 相手の上手な守備で機能しなかったセルヒオを前半で下げた采配は妥当と思う。小島が足が止まり始めていたのに、梅崎の交代相手を直輝にした采配は疑問。ま、直輝がボールを失っていたのも事実だが。
 柏木のコメントが印象的。「昨日もちょっと選手で集まって、守備の形をどうしていくべきかというのを話し合って、その中でやれたので、全体を通して、鹿島のうまさでやられそうな場面もありましたが、基本的にはブロックを敷いて、ある程度コンパクトな中での試合運びができたと思います。それが出来れば、ある程度自分たちの時間も出てくると思います。ただ、立ち上がりに関しては、もう少し前から行くべきだったかなと思います。次からそういうところを心がけてやっていきたいです。」たしか、監督は逆サイドまで付いていくような徹底マンマークを指示していたはず。
GK加藤、DF高橋、マシュー、永田、宇賀神、CMF小島、柏木、OHマルシオ(R)、直輝(C)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、坪井、野田、暢久、啓太、梅崎、ランコ。〔マゾーラは出場停止。逹也、平川は回復中〕
宇賀神が負傷で野田を投入(14)→イエローを1枚もらっているセルヒオに替えてランコ投入(HT)→直輝に替えて梅崎投入(71)


09/28 ○ ナ杯2回2 大宮ア N5ス 2:1 →2回戦を2連勝で準々決勝進出  

 相手は毎年降格争いをしている専門家。案の定、主力を休ませた布陣。こちらは連戦で疲れが見えている原口を先発出場させる。
GK山岸、DF暢久、マシュー、永田、野田、CMFマルシオ、啓太、OH梅崎(R)、直輝(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:加藤、坪井、濱田、小島、柏木、セルヒオ、マゾーラ。〔逹也、平川、宇賀神、高橋は回復中〕
啓太が右サイドへふんわりとしたパス、受けた直輝が何とか持ちこたえてゴールラインからランコへパス、ランコがインサイドキックで丁寧に決める(6)→直輝がハーフウェイライン付近でボールを奪い、受けた原口がドリブルで前進し、右側を上がっていたランコにパス、ランコが丁寧に決める(23)→第1戦と合わせて4点取られても大丈夫という展開になったので先発を回避すべきだった原口に替えてマゾーラを投入(29)→永田に代えて坪井(HT)→ランコに替えてセルヒオ(61)→失点(73)


10/02 × Jリ第28節 ガ大阪 万博競 0:1  15位(-28)〔16位から+2〕  

 相手のリーグ300勝に貢献。
GK加藤、DF宇賀神、マシュー、永田、野田、CMF小島、柏木、OHマルシオ(R)、直輝(C)、原口(L)、FWランコ。Sub:山岸、濱田、暢久、啓太、梅崎、セルヒオ、原。〔マゾーラは出場停止。逹也、平川、高橋は回復中〕
最終ラインの裏へロングパスを出され、GKとの1対1を決められて失点(28)→前半でイエローをもらっていた両SBのうち次節出場停止の宇賀神を残して野田を下げ、暢久を右SBとし、宇賀神を左へ回す(HT)→小島に替えて梅崎を右サイドに投入し、マルシオをCMFとする(64)→ランコに替えて原を投入(76)


10/05 ○ ナ杯準々決 セ大阪 長居ス 2:1  準決勝進出  

 サイドハーフがポジションチェンジし、セルヒオと柏木が上下動をする魅力的なサッカーを展開。運も味方しての勝利。
GK加藤、DF宇賀神、濱田、永田、野田、CMF啓太、柏木、SH梅崎(R)、直輝(L)、FWランコ、セルヒオ。Sub:山岸、岡本、暢久、小島、青山、高崎、原。〔マシュー、原口は代表。マルシオは出場停止。逹也、平川、高橋は回復中〕
右サイドで相手に取られていたボールを取り返した直輝がサイドからクロスを入れ、ランコが詰める前に相手DFがクリアしたボールがオウンゴールとなる(9)→自陣で争奪戦のボールがフリーの相手にこぼれGKとの1対1を決められて失点(73)→啓太に替えて小島(78)→右サイドから梅崎が上げたクロスをランコがヘディングで決める(84)→ランコに替えて高崎(84)→直輝に替えて青山(90+2)


10/09 ○ ナ杯準決勝 ガ大阪 埼玉ス 2:1  10/29の決勝進出!

 寒くなってきてハードワークが報われる試合になった。特に前半はボールを支配する中でスパらしいサッカーを展開。ようやく、ノールックを多用する柏木のパスを理解するようになった感あり。梅崎がポジションを周囲に合わせることで、右サイドから自由に動くマルシオが生きる形も出来てきた。相手のプレッシャーが弱いため、ミドルレンジでのシュート選択が多く、シュート数は18対9。
 次戦のプレイヤー選択に悩むことになりそうな結果。
GK加藤、DF宇賀神、濱田、永田、野田、CMF啓太、柏木、SHマルシオ(R)、梅崎(L)、FWランコ、セルヒオ。Sub:山岸、岡本、暢久、小島、青山、高崎、原。〔マシュー、原口は代表。直輝は出場停止。逹也、平川、高橋は回復中〕
マルシオが右前のスペースへ出したパスにランクが走り込み、右側を宇賀神がオーバーラップをするのを待つようにキープした後、ゴール前にマルシオが相手DFを引き連れて走り込んだスペースにいたセルヒオへ速い横パス、セルヒオがワントラップしてトゥーキックで放ったシュートを相手GKが弾いたボールを左サイドで待っていた梅崎が丁寧にゴールへパスして先制(21)→左サイドから梅崎が放ったシュートがセルヒオのおなかで軌道が変わって右隅に決まる(38)→練習前に太もも裏に違和感を示していた柏木が退いて小島がイン(72)→前線から相手ボールを追い回していたランコに替えて高崎(82)→啓太に替えて暢久(ナビスコ出場100試合)(89)→自陣ペナルティーアーク付近の混戦から相手シュートが右ポストぎりぎりに決まって失点(90+3)


10/12 ○ E杯2回戦 宮産大 埼玉ス 4:1  3回戦へ進出

 熊本県代表を破った宮崎県代表宮崎産業経営大学を相手に控え選手中心で臨んだ試合。組織性は相手が上だったが、シュート精度の差で勝利。試合後に全周を回って挨拶する相手が印象的。レッズの選手も先に相手の応援団へ挨拶。あとは応援団同士でのエール交換。ウゥの声援が印象的。
 メインスタンドで挨拶した際に涙をぬぐっていた山岸の姿が印象的。
GK山岸、DF岡本、暢久、坪井、平川、CMF小島、青山、SH原(R)、直輝(L)、FW高崎、マゾーラ。Sub:大谷、野田、濱田、宇賀神、野崎、慎也、原口(代表帰り)
失点(遅刻して不明)(10)→マゾーラが左ゴールライン際から無理なシュートを放ってオウンゴール(14)→直輝が落としてマゾーラ(18)→平川に替えて宇賀神(HT)→直輝が落として(55)→直輝に替えて原口(63)→マゾーラに替えて野崎公式戦デビューでCMFで入り小島がFW(69)→青山が足を攣り、FWに上がって小島がCMFに→小島が蹴った右CKが高崎の頭に合う(76)


10/15 × Jリ第29節 大宮ア 埼玉ス 0:1  16位(-30)〔15位から−1〕

 試合開始前に下位チームが勝利して16位になっていた試合。相手が運動量豊富に前線からボールを追い回して、最終ラインの裏を狙うだけの試合になったが、それもままならない展開。典型的な負け試合。
 試合後の選手挨拶時、メインスタンド前に整列した選手を遮るように段幕を掲げる若者4人。退場する選手に声援・激励を送ろうとしていたらしい若者や初老の紳士が抗議すると、後ろから登場するリーダーらしき人物。最近はダフ屋に流れている会社シートもあるし、小遣いも減ったことだし、来年はSSから撤退しよう。
 いったん丸が出た野田を下げた理由は不明。ベンチサイドは慌ただしかった。
 試合後の記者会見で監督は今季限りで退任することを表明したとか。
GK加藤、DF平川、濱田、永田、野田、CMF啓太、柏木、SHマルシオ(R)、梅崎(L)、FWランコ、セルヒオ。Sub:山岸、岡本、マシュー、小島、直輝、原口、マゾーラ。〔宇賀神は出場停止。逹也、高橋は回復中〕
ランコに替えて原口を投入し、何度もうまくいかなかった4−2−3−1として戦力ダウン(66)→負傷の野田に代えて岡本を右SBとし、平川を左へ回す(71)→マルシオに替えて直輝を投入するも中盤省略サッカーが続いて機能せずに守備力ダウン(75)→右サイドを崩されてセンタリングをヘディングで決められて失点(84)


10/20 監督交代
 15日(土)の試合で16位と降格圏入りし、試合後の記者会見でペトロヴィッチ監督は来季は監督を勤めないことを勝手に明言し、6月に来季の続投の口約束も得ていたと発言した。この掟破りに対して、実権の無い社長は監督に注意しただけで済ませ、マスメディアに問われて22日(土)の試合は引き続き指揮を執ってもらうと明言して、チームは16日(日)にJAからの贈呈式を行った後、バーベキュー大会とスタッフの知人によるフラダンスを愉しんだ。しかし、ペトロヴィッチを招聘した人の了解を得ることが出来たためか、はたまた、招聘した人がさすがにJ2降格はまずいと判断したためか、19日(水)にユースの堀監督に打診して20日(木)に監督交代に踏み切った。


10/22 ○ Jリ第30節 横浜M 日産ス 2:1  15位(-30)〔16位から+2〕

 堀新監督の初戦は就任2日後。就任した日と翌日の2日間の練習しただけだが、2008年のユース優勝監督でもあることからウラワの子の特徴をよく把握していた。特筆すべきは坪井を投入した際に、ボール奪取能力と攻撃力に優れた高橋を1列上げたこと。
GK加藤、DF暢久、濱田、永田、平川、DH啓太、CMF柏木、直輝、SH梅崎(R)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、坪井、マシュー、小島、高橋、高崎、マゾーラ。〔逹也、野田、マルシオ、宇賀神は回復中〕
相手ミドルシュートを防ぐもPA内での2度目のシュートも拾われて失点(4)→右サイドからのクロスをファーで受けようとした直輝がジャンプしたときに押されて倒されPKを得て、直輝のPKはいったん防がれたもののこぼれたボールを原口が蹴り込む(50)→右サイドハーフウェイライン付近で得たPKを柏木がすぐ近くの梅崎に出し、梅崎がドリブルで前進して右のセルヒオ、左の原口とで3対2を作り相手の2枚が開きかけたところでミドルシュートを放つ(61)→守備に難のある宇賀神を下げて高橋を右SBで投入して平川を左SBとする(67)→相手が高さのある選手を投入したのに合わせて高崎をワントップで投入し梅崎を下げてセルヒオを入れる(80)→坪井を右SBで投入し、セルヒオを下げて高橋を右SHとする(89)


10/29 × ナビ杯決勝 鹿島ア 国立競 0:1  準優勝

 ナビスコカップ決勝の相手は初の決勝進出2002年、初の優勝2003年と同じ相手。
 相手の連動性が上回り、直輝の退場以後は勝機無し。粘ってPKに持ち込めれば、という展開だったが、延長前半に右サイドを崩されて失点。
GK加藤、DF平川、濱田、永田、宇賀神、DH啓太、CMF柏木、直輝、SH梅崎(R)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、坪井、マシュー、岡本、高橋、小島、ランコ。〔逹也、野田、マルシオは回復中〕
直輝が2枚目のイエローで退場し、4−4−1とする(50)→疲れの見える梅崎に替えて高橋を投入(76)→相手も2枚目のイエローが出て10人になる(80)→疲れの見える啓太に替えて小島を投入(91)→右サイドを破られてクロスを上げられファーでシュートされて失点(105)→疲れの見える暢久に替えて坪井を投入(107)し濱田を上げてパワープレーも実らず


11/03 × Jリ第31節 ジ磐田 埼玉ス 0:3  15位(-33)〔16位から+2〕  

 120分間、カップを争った試合から中3日が効いたのか、4−1−4−1のアンカーは小島では無理だったのか、直輝の欠場が4−1−4−1では決定的に痛いのか、前からプレッシャーを掛けてくる相手に良いところ無く敗れる。
GK加藤、DF平川、濱田、永田、宇賀神、DH小島、CMF柏木、梅崎、SH高橋(R)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、坪井、マシュー、野田、青山、ランコ、マゾーラ。〔啓太、直輝は出場停止。逹也、マルシオは回復中〕
右からのCKをファーサイドで合わされて失点(12)→速攻を浴びて失点(54)→疲れの見える暢久を下げて平川を右へ回し野田を投入(57)→セルヒオを下げてランコを投入(66)→左サイドの争奪戦から抜け出されて失点(67)→高橋に替えてマゾーラを投入(77)

11/16 ○ E杯3回戦 東京ヴ 埼玉ス 2:1  →4回戦進出  

 U22のために3日後のリーグ戦に出場できない濱田と直輝を使い、リーグ戦に出場する可能性の高い主力級の加藤、永田、啓太、柏木、梅崎、セルヒオと代表帰りのマシューと原口はベンチ入りさせなかった試合で、ユース1人を先発、3人をベンチ入りさせた。  試合はミスが多くて連携が良くないために面白みの無い展開。ここの観戦記が良い。
GK山岸、DF高橋、青山、濱田、暢久、DH小島、CMF矢島慎也、直輝、SH原(R)、マゾーラ(L)、FWランコ。Sub:大谷、西袋裕太、新井純平、岡本、野崎雅也、高橋。〔逹也、野田、マルシオ、宇賀神は回復中。加藤、永田、啓太、柏木、梅崎、セルヒオ、マシュー、原口は休養〕
ランコに替えて高崎(54)→右サイドでボールを受けたが中へ入ってミドルシュート(56)→負傷の青山に替えて西袋を投入(64)→右サイドの争奪戦から抜け出され、中央への渡しでGKとの1対1を決められて失点(64)→高橋に替えて岡本を投入(72)→PA際でマゾーラが得たFKをが決める(86)


11/19 △ Jリ第32節 ベ仙台 埼玉ス 0:0  15位(-35)〔16位から+2〕  

 2ポイント下の降格圏チームが負けた後の試合。得失点差から見て引き分けでも勝ちと同じ意味のある試合で、リーグ最少失点の堅守チーム相手にスコアレスドロー。  ようやく、4−1−4−1が、4−1とインサイドハーフの二人に関しては様になってきた。後は、両サイドハーフの動きが課題。
GK加藤、DF平川、坪井、永田、野田、DH啓太、CMFマルシオ、柏木、SH梅崎(R)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、暢久、マシュー、小島、原、マゾーラ、逹也。〔直輝と濱田はU22代表。宇賀神は回復中〕
セルヒオに替えて逹也(73)→梅崎に変えて原(86)


11/26 ○ Jリ第33節 ア福岡 レ5ス 2:1  15位(-33)  

 降格が決定しているチームのホーム最終戦。失点はきれいな形から。得点機は多く作れたが、得点はラッキーゴールとPK。
GK加藤、DF平川、坪井、永田、野田、DH啓太、CMFマルシオ、柏木、SH梅崎(R)、原口(L)、FWセルヒオ。Sub:山岸、暢久、マシュー、小島、原、マゾーラ、逹也。〔直輝と濱田はU22代表。宇賀神は回復中〕
セルヒオが相手GKとの接触を避けようとして痛み逹也と交代(28)→きれいに繋がれて右サイドを侵入されて失点(32)→平川のアーリークロスを逹也が相手と競ってこぼれたボールを柏木がシュート、枠外へ飛んだが相手に当たってゴールイン(45+2)→柏木が相手の高い最終ラインの裏に出したボールを裏へ抜け出した梅崎が受け、ドリブルでGKと1対1になるがPA内で倒され(相手は10人に)、PKをマルシオが決める(63)→びっこを引いていた逹也に替えて原を投入(86)→柏木に替えて暢久を投入(90+3)


12/03 × Jリ第34節 柏レイ 埼玉ス 1:3  15位  

 力の差を見せつけられて目の前の胴上げを許す。  前半終了間際に機能しない零トップに耐えかねてゴール裏から一樹コールが起こる。
GK加藤、DF平川、坪井、永田、野田、DH啓太、CMFマルシオ、柏木、SH梅崎(R)、原口(L)、CMF直輝。Sub:山岸、暢久、マシュー、濱田、堀之内、原、マゾーラ。〔宇賀神、セルヒオ、逹也は回復中〕
CKから連続でシュートを打たれ、最後は右側から放たれた強いシュートが加藤の左足に当たって失点(29)→CKからのこぼれをオーバーヘッド気味にシュートされて失点(38)→相手のプレスからロングボールが多くなった結果、機能していなかった直輝に替えて原を投入(HT)→右サイドからの平川のクロスを柏木が頭で合わせる(53)→梅崎に替えてマゾーラ(67)→CKからのこぼれをミドルシュートされ加藤がファンブルして失点(76)→啓太に替えて濱田を投入(81)


12/17 ○ E杯4回戦 愛媛F 熊谷陸 3:1  準々決勝進出  

 J2チーム相手とはいえ、セットプレーから2得点、流れから1得点。マルシオが輝きを思い出した試合。
GK山岸、DF平川、坪井、濱田、暢久、DH啓太、CMF直輝、柏木、SHマルシオ(R)、梅崎(L)、FW原。Sub:加藤、野田、マシュー、宇賀神、青山、小島、高崎。〔原口は謹慎中。セルヒオ、逹也は回復中〕
左サイドからのマルシオの無回転FKが、クリアしようとした相手DFの頭でコースが変わって相手GKが反応できずゴール(9)→左コーナーキックをファーで暢久が頭で戻してがシュート、一度は相手GKに当たるが押し込む(38)→梅崎に替えて宇賀神(69)→右サイドで平川がスローインし、マルシオの戻しを受けて中央寄りの啓太へパス、啓太が縦に入れ、原が外へ走りながらダイレクトで前線の宇賀神へ、宇賀神がダイレクトで外から中へ入る柏木へダイレクトで出し、柏木が左足でゴール(77)→直輝に替えて小島を投入し4−2−3−1とする(79)→平川を下げて暢久を右SBとし、左SBに野田を投入(83)→右サイドからのロングクロスをPA内に走り込んだ相手FWに頭で合わせられて失点(90+1)


12/24 × E杯準々決 F東京 熊谷陸 0:1  ベスト8止まり  

 J2を圧倒的な強さで優勝した相手に善戦。  啓太の進化を確認。縦のパスのスピードと正確性、枠内へのシュート力が向上している。
GK加藤、DF平川、坪井、濱田、暢久、DH啓太、CMF直輝、柏木、SHマルシオ(R)、梅崎(L)、FW原。Sub:山岸、野田、永田、宇賀神、青山、小島、高崎。〔原口は謹慎中。セルヒオ、逹也は回復中〕
暢久が自陣PA内の接触プレーで痛んで野田に交代(9)→相手のPAアーク付近の横ドリブルからのシュートを決められて失点(20)→マルシオをDHに下げて4−2−3−1に(HT?)→原に替えて高崎(67)→柏木に替えて宇賀神を左SHに投入(88)





HOME