2004シーズン  2ndステージ 第13節 名古屋グランパスエイト


 試合前は、「勝てば2ndステージ制覇。ただし、相手は、J最強2トップ。」と思っていた。
 結果は、相手のシュートの精度が上回り敗戦。それでも2位のガンバが横浜に敗れてセカンドステージの優勝が決定。

 審判はコンタクトにきつい審判で、進路妨害などのオブストラクションもしっかりと取ってくれた。そのため、攻撃力があり、ボールポゼッションが長いレッズに有利で、秋田を始めとしてコンタクトで押さえ込む守備を得意とする名古屋に不利という結果になる。しかし、それにより、先制した後、10人になった名古屋は守備意識が高まり、レッズは敗戦色濃厚になってしまう。

 終盤、コーナーキックのときだったか、センターサークル付近にいた暢久を呼んでギドが何事か策を授ける。センターサークルに戻った暢久から聞いた啓太は「本当か」といった表情。
 何事かと思ったら、パワープレー。しかも3バックを全て最前線へ上げるパワープレー。3バックは右に啓太、中央に暢久、左に平川。
 それまで、敗戦ムード濃厚だった頭の中に「いけるかもしれない」という気持ちが芽生えた。結果は駄目だったけど、可能性を感じさせてくれた。ありがとう、ギド。

(2004/11/21記)


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