2004シーズン 2ndステージ 第4節 大分トリニータ(TV)
怖いのは相手監督の能力の高さだけ、という試合。当然のように三都主のサイドを狙ってくる。しかし、試合開始直前にもネネと三都主が二人で打ち合わせていたように、意思疎通は十分。むしろ、初登場のネネは、ボランチとの連携が未だ十分でない感じがした。
得点は、相手のミスがらみと言う面もあるが、試合内容から見て順当勝ちというところ。相手監督が言っていたという「レッズはJ最強」は言葉どおり。闘莉王のヘディングの高さも活きていた。
アルパイが未だ日本の審判のレベルに慣れていない。そろそろ、ワールドレベルではないというところを認識してほしい。特に、何が故意か、という点。10年前の日本の選手の能力が判断のベースになってしまっている日本人審判は、ボールへの反応力を過小評価するために、ワールドクラスでは故意としてハンドになるプレーを故意ではないとしてハンドに取らない。多分、この試合で分かったのではないか。
審判にイエローを貰って怒る闘莉王を山岸が抱きかかえていた。
メンバー的には坪井以外がそろった試合となった。当面、この先発で行くのではないか。ただし、GKは微妙。キックの正確性はやはり都築か。
試合中に倒れたネネは、自分で審判に交替の意思表示をしていた。しかし、そのまましばらくゲームを続けさせられていた。何だったのだろう。