2004シーズン 1stステージ 第10節 ジェフ市原
市原が良い試合をした。前半に走らせておけば後半に疲れるかと思ったが、今のレッズは相手を疲れさせるサッカーはできない。個人又は二人で突破を図ろうとするだけ。結局、後半も市原に走り回られる。
2点先制されて嫌な雰囲気だったが、エメが負傷退場してから全員が自分がやらねばという状況に追い込まれたことが結果的に良かったのかもしれない。少なくともロングボールでもいいから又はエメがボールを欲しがったら、迷わずエメに預けようという意識が無くなり、全員が突破する意識を高めた。その意味では、エメがいなくなると混乱していた時期よりは進歩したのではないか。
相手のシュートをバーが跳ね返してくれた時点で勝利を確信したのだが、やはり今のシステムではボランチ陣の肉体的負担は相当のものだと思う。それを山瀬が必死でカバーしている感じ。